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リモートワークで変わる「ソロタイム」の価値


リモートワークで増えた「ひとり」の時間

リモートワークが一般化してから、ひとり(Solo)の時間、「ソロタイム」が大幅に増えた。
朝、お気に入りのコーヒを淹れながら、今日のタスクを考える。
リビングでパソコンを開けばまるでオフィスの一部が家に入り込んだかのような感覚を覚える。そこで、私は黙々と「ソロ会議」を始める。

・今日やることは何?
・何のために?

自分はちゃんと、自分の足で歩いているのか。何をために働くか、今の生き方は自分の描く未来とつながっているのか、それを自問するのが、ソロ会議。それは贅沢なひとときだ。

コロナ前と後のリモートワークの違い

コロナの影響で、在宅勤務が当たり前になった。だが、私はそのずっと前から、その経験を育児制度により積んできた。だが、当時と今を比べると、環境や理解の面で雲泥の差がある。

昔のリモートワークの苦労
以前は、在宅勤務は疑念の目で見られていた。仕事をきちんとしているか、その証拠として、「終了後の成果物提出」が暗黙ルールとして存在した。私は、時に、自宅に監視カメラがついている錯覚を覚えて、上司にどう思われるかを気にして働き、疲弊することも少なくなかった。


今のリモートワークの自由
だが今は?
状況はまるで一変した。“思考”に時間がかかることも認識されたし、成果物は必須要件ではない。管理され過ぎる時代を経て、今は自律が求められる時代になった。

今までの時代が長すぎて、私は上司から、声を掛けられなさ過ぎると、たまに不安を覚えることもある。
だが、この環境を生かしたい。誰しも、心に、自分の人生の「北極星」がある。自分が求める幸せや、未来。

何のために仕事をし、何を求めて生きるのか。
私は見失いそうになる北極星を見つめて、業務に取り掛かることを最近、意識し始めた。

リモートワークのプラス価値

リモートワークは私たちの働き方を変えた。
マイナス面では、コミュニケーション不足やチームワークの減少、仕事とプライベートの境界の曖昧さ、孤独感やモチベーションの低下などがある。

一方、プラスの面は、通勤時間や身支度の削減や、社交ストレスの軽減、集中しやすさや、生産性の向上など、一人ひとりが自分のペースで働き始めて、新しい発見がいい意味であれ、悪い意味であれ、増えているのも事実だ。

私は、プラスの面を見つめることにした。
今日も、渋谷の自宅から外とつながる。

自分の歩き方でいい。無理してつながらなくたっていい。
人にどう思われるかを気にして仕事する自分にサヨナラしよう。
見失いがちな自分の「北極星」を、これからも探し続け、求め続けて、歩んでいきたい。

by桜子



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