マガジンのカバー画像

子育ての日々

31
子どものいる暮らしを楽しく。読み聞かせのアイデアなどをご紹介します。
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

おかあさんが、おかあさんになった日のこと。

おかあさんが、おかあさんになった日のこと。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が解除したタイミングで、3か月前にはじめての息子を産んだ姪に会いに行ってきました。
生後まもなくの頃会った時より、姪と息子の距離感がぐっと縮まり、強い愛情と信頼の絆が結ばれているように感じました。
ママと子ども、パパと子ども、この間に入り込む余地はありません。

姪の初めての出産と育児を見ていて思い

もっとみる

子どもにとってたいせつなこと。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

今回も本の思い出にからめて大切なことを書こうと思います。

わたしは我が子にたくさんの本を読んできましたが、わたし自身は両親に本を読んでもらった思い出はすくなくて。

読書家の父は自分の書棚を持っていましたが、子どもの本は(覚えているかぎりでは)5冊くらいしか家にありませんでした。
母が読んでくれた唯一の本は「フランダースの犬」。絵が素

もっとみる
泣ける幼年文学とブックガイド。

泣ける幼年文学とブックガイド。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

幼年文学は新しいものがどんどん出版されていますが、絵本に比べると楽しめる時期が短期間なので、なるべく良いものを集中的に読んであげたいものです。
そこで指南役になるブックガイドをご紹介したいと思います。
一例ですが、1990年代私が使っていたのがこちら。

「私たちの選んだ子どもの本」(東京子ども図書館)

「子どもと楽しむはじめての文学

もっとみる
ひとりで読めても、読んでほしいの。

ひとりで読めても、読んでほしいの。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

今日は幼年文学のことをすこし。
子どもが絵本を読んでもらって楽しむ時期から、ひとりで物語を読むようになる過程に〈幼年文学〉という位置づけがあります。
見て聞いて楽しむ〈絵本期〉から、自分で文字を読んで意味をとり、想像しながら味わう〈物語期〉までの途中に〈幼年文学期〉があると思ってください。

絵本は見開きいっぱいに絵があって文字が少なめ

もっとみる
親友のような絵本。

親友のような絵本。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

読み聞かせ活動を始めた頃、図書館通っていて度々目にした光景です。
 子ども 「ママ、この本を借りたい」
 ママ 「あぁ、これはこの前も借りたでしょ? 違う本を選んできて」
この会話を聞くたびに残念だなぁ…と感じていました。

お気に入りの本があるってことは子どもにとってかなり幸せなことなんです。
思い出してみてください。本に限らずコレを

もっとみる