【映画感想】ホステル3 2011

はじめに

　日曜に3を観るつもりでいたが、サッカーをリアルタイムで観戦していたら終了後には流石に観る気にならなかった。
　さて、監督が変わっているがどーなることやら。死霊館シリーズが好きなのだが、こちらも3作目に監督を変更していて、なんか今までの死霊館と違ってあんまりだったんだよなぁ。
　ネタバレ注意です！

映画感想

　おめでとうございます！悪い予感は無事に的中されました。本作は「ホステル」というタイトルを借りただけの全くの別物です！
　正直、非常にがっかりさせられた。ただそもそもの期待値も低かったおかげでダメージは少なかった。
　流石に1と2の舞台で話をさらに膨らませるのは難しいだろうなと思う。そのため舞台をラスベガスに変更するのは良いと思う。世界中でブラッドハウンドの人身売買が行われている感じでやるのだと思ったからだ。
　また、序盤に登場した人物のおかげで今回は仲介人の視点が多い映画になるのかな？と思っていたがそんなこともなかった。
　拷問シーンも皮剥ぎは良かったがそれ以外はチープとしか言えないし、虫に至ってはそういう拷問を求めてない。ホステルを観る理由はグロだろ！と本当になんだかなぁって感じ。そもそも一対一の拷問から会員に向けた拷問ショーとなっているのが違うんだよ！
　ラストシーンも爆破落ち……。からの実は生きてました。そして謎武器での復讐。なにも言うことはない。観てもらえれば僕の気持ちが理解できるだろう。感性は個人によって異なるが、2まで観た方は観ない方がいいと僕は思う。
　本当に「ホステル」の名前だけ借りた映画だ。タイトルが別のものでも成立してしまうんだ。唯一無二性がない映画だった。

おわりに

　ここまで読んでいただきありがとうございます。
　10作品程度の感想を書いてきたけれど、ここにきて初めて批判的な感想を書いている。
　やはりシリーズもので監督を変えるのは悪い文明だ。続編を作れるほど人気が出たら、そりゃネームバリューだけである程度の集客はできるだろう。
　まぁシリーズものは1作目を観てしまったら続きが気になってしまうんだけどね。そんなわけで、「ホステル3」の感想でした。