枇杷を煮る楽しみ、アレンジも
毎年6月に、父の友人から枇杷が届きます。
今年も立派な枇杷をいただきました。初夏の大好物なので、とても嬉しい瞬間です。枇杷が届くと、まずはコンポートを作るようにしています。少しでも長く楽しめるように、枇杷は種ごと煮て、瓶に詰めて冷蔵庫へ。ヨーグルトやトーストと一緒に食べたり、クリームチーズにも合います。
枇杷の楽しみ① 初夏の五宝茶
梅雨入りで涼しくなるかと思ったら、暑い日が続きます。暑さに慣れないうちに冷房を使って、逆に体が冷えすぎることもありますよね。そんな時に、温かいものを飲みたい気持ちになりました。今回の『五宝』は、枇杷、ブルーベリー、カシューナッツ、くるみ、ドライプルーンです。
くるみは脂質を多く含む食材ですが、注目ポイントはαリノレン酸。『脳のおそうじスープ』という本を読んでから、よく食べるようにします。ですが、少し歯の弱い母にとって、くるみは堅くて食べにくい様子。ハーブティーで煮て水分を含ませ、食べやすくしてみました。
デイサービスから帰ってきた母に出しました。
喜んでくれるかと思いきや、色が気持ち悪いとの、まさかのダメ出し ! 言われて見れば、カシューナッツが変色していました…。赤いハーブティーの色が移ってしまったようです。でも完食してくれました。次は見た目にも気を配ろう。食べる時の印象って大事ですね。
母の大好きなきゅうりの漬物には、刻んだ茗荷と生姜を添えて爽やかに。こちらは嬉しそうに食べていました。
筋トレやバイクトレーニングも、最近は負荷が上がっていて、とても疲れるようです。夕方デイサービスから帰ってくると、お腹が空いた〜暑い〜と言って、すぐにアイスを食べてしまう母。少しは身体に良さそうなものを食べてほしい、と思って用意しました。毎日は難しいけど時々は。
枇杷の楽しみ② 杏仁豆腐風ミルクプリン
種ごと煮た枇杷のコンポートは、たっぷりのシロップとともにミルクプリンにかけて食べると、杏仁豆腐っぽい味になります。この不思議な感じが楽しくて、ついつい作ります。白いプリンにオレンジの枇杷が綺麗なところも気に入っています。
作りやすい分量
・牛乳 480ml
・生クリーム 70ml
・砂糖 大さじ1
・粉ゼラチン 10g
・水 150ml
牛乳を小鍋で温めている間に、ゼラチンをふやかします。温めた牛乳にゼラチンを加えて溶かし、粗熱が取れたら、カップに注いで冷蔵庫へ。分量は適当でも失敗しないのが、ゼリーのいいところ。気楽な気持ちで作れます。
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