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「PERって何?」を読んだ感想

新年1発目はPERに関する本を読んでみました。

感想としては「マクロ、ミクロ双方で経済や企業を見るという視点の大切さは分かった。でもやたら投資信託結構勧めてくるな。」という感じです。

今回は書評というよりも自分の投資に対するスタンスみたいな話になってしまうので本の中身が気になる人は普通にAmazonのレビューとか見た方が良いと思います。笑


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自分も株式投資は1年くらい前からやっていますし、2020年はFX(外国為替証拠金取引)にもチャレンジしてみようと思っています。
投資を始めた当初は投資信託を購入していたのですが、手数料が高いことと自分が投資しているお金がどのような視点でどのように売買されているのか見えにくいという理由で半年未満で辞めてしまいました。

ここ数年でNISAやiDeCoなどを筆頭に大衆に投資を広めようと動きがあるのはとても良いことだと思いますし、実際に自分が投資に興味を持ったきっかけの一つであることは間違いないです。

ただ経済が持続成長するかどうか不明瞭な世の中(特に日本経済は20年くらい停滞気味)で自分が買った株や債券がどのような判断でどのくらい買われているかを個別で見ることが出来ない(公表しているケースも多いのかな?でも詳細は確認している人は少数だと思う)のは、大切なお金を無知のままにリスクに晒していると思っています。

さらに何よりも重要なのは「無知のまま」ということだと思うんですよね。よく「個人投資家が機関投資家を代表とするプロの投資家に唯一勝っているのは時間に縛られないことだ」なんて言われていますが、半分正解で半分誤りだと思います。
休むも相場という格言があるように、時には売買せずに相場を俯瞰することも大事だと思うのでこれはメリットとして挙げられますが、「とりあえず長期保有だ」「初心者は分散投資だ」とかって資産運用には向いてるけど資産形成には不向きじゃないですかね。

(ちなみに自分の解釈では資産運用=インカムゲインが主体、資産形成=キャピタルゲインが主体という考えです。ここは人それぞれ考えがあると思うので個人的な意見だと思ってください。)

経済全体が成長している時なら10年、20年単位で長期保有しても株価が上昇する可能性は高いですが、人口減少、高齢化社会が謳われる日本ではまず厳しいと思います。さらに基軸通貨のドルを持つ米国を持ってしても今後株価が10倍、20倍になることは100年単位とかで見ないと難しいのではないでしょうか。

社会の為に投資するという大義名分はあるとはいえ、皆個人の生活を少しでも豊かにしたいと思うから投資するわけでしょう。個人投資家の資産力なんて機関投資家たちに比べたらミジンコみたいなものです。自分の将来的な資産を1~2倍にすることは出来るかもしれませんが、10倍、100倍にするなんてことは長期保有、分散投資では絶対に成し遂げられないと思います。

僕は30歳で仕事を辞めて専業投資家になって頑張る人(主に起業家)を応援したいという目標を持っているので1~2倍の金額じゃ出来ることが相当に限られてきます。

だから僕はあえて世間が提唱する方向とは逆の「短期保有」「集中投資」で資産を増やしていこうと思うわけです。

株式投資と真剣に向き合って勉強して、なかなかうまくいかなくてまた勉強して、を繰り返している20代なんて世の中にそんなに多くないと思います。だからこそ今のうちにそのアドバンテージ活かしたい。

今日も一生懸命投資の勉強をしようと思います。


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全然まとまりませんでしたが、考えを思うままに記載したので気持ちはスッキリしました。笑

少しでも自分の人生が良い方向を向いていくように頑張ります。

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