大瀧潤希

Web小説を批評するよ。

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記事一覧

麻枝准についての深堀(1) 久弥直樹と麻枝准

 どうも、初めましてのかた、大瀧潤希と申します。  今回は、key全体にスポットライトを浴びせるのではなく、麻枝准と久弥直樹の関係性や、彼らがkey設立時に制作した「k…

150〜
割引あり
大瀧潤希
6か月前
1

百合の花は綺麗だった

 私は、女の子が好きだ。  でも、生物学的にも、聖書の中でも、女性は男性と恋愛をするって決まっている。  じゃあ、私がおかしいの?   このおかしさに気付いたのは…

大瀧潤希
7か月前
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初めまして。しがないアマチュア作家、大瀧潤希と申します。

 作家とはなんなんだ。所詮、漫画や小説は偶像じゃないか。現実には叶わない。僕の幼いころのアイデンティティがこれでした。  クリエイティブの、面白さ。そのおかげで…

大瀧潤希
7か月前
1
麻枝准についての深堀(1) 久弥直樹と麻枝准

麻枝准についての深堀(1) 久弥直樹と麻枝准

 どうも、初めましてのかた、大瀧潤希と申します。
 今回は、key全体にスポットライトを浴びせるのではなく、麻枝准と久弥直樹の関係性や、彼らがkey設立時に制作した「kanon」というエロゲーについても絡めながらも語っていこうと思います。

 「俺はずっと久弥君の陰で、ずっとはずれの、シナリオライターとしてゲームを作っていたんですよ」
 key設立25周年のインタビューにそう答えるのは、麻枝准だ。

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百合の花は綺麗だった

百合の花は綺麗だった

 私は、女の子が好きだ。
 でも、生物学的にも、聖書の中でも、女性は男性と恋愛をするって決まっている。
 じゃあ、私がおかしいの? 
 このおかしさに気付いたのは、中学に入ってからだった。
 教室で、いつもの女子のグループが、なにやら盛り上がっていた。
「ねえ、本当にタケル君に告白するの?」
 金髪女子がそう言った。顔は興味深々といったようで、色恋沙汰に夢中なようだ。
 そう声をかけられた、茶髪の

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初めまして。しがないアマチュア作家、大瀧潤希と申します。

初めまして。しがないアマチュア作家、大瀧潤希と申します。

 作家とはなんなんだ。所詮、漫画や小説は偶像じゃないか。現実には叶わない。僕の幼いころのアイデンティティがこれでした。
 クリエイティブの、面白さ。そのおかげで救われる人がいることを、知らなかった過去の自分は、精神的にも漸弱だったのだと思います。
 だが、初めて触れた小説。三秋縋先生の「三日間の幸福」を読んだとき、感涙してしまいました。そのころ中学一年生で、ひどいいじめに遭っていたときでした。「三

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