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#19 飛びまち開催報告〜ツアー編〜

こんにちは👣
飛びまち報告記事第2弾の今回は、飛びまち会場を”飛び出して”行った3つの「まちあるきツアー」の様子をお伝えします!
実際に大岡山のまちを歩きながら街のみなさんと話すことで、大岡山についてさまざまな話が飛び出した楽しい時間になったように思います☺️
日にちと場所を変えて開催した3種類のツアーをそれぞれ紹介します✨

東工大ツアー

飛びまち2日目の10/25(火)に開催した「東工大ツアー」🏫
過去に投稿した #11 東工大隠れ名所さんぽ の記事で紹介した隠れ名所を中心に、記事では紹介しなかった隠れ名所や普段は東工大生も入ることのできない場所を巡りました🚶
本記事ではツアーで巡った箇所から2箇所ご紹介します!

マップを片手に6箇所回るツアー
ツアーの様子:実際に地下通路を覗き込むことができました👀

①100年記念館のかまぼこの中

まずはこちら!正門の目の前に位置する100年記念館から半円が飛び出た場所、通称”かまぼこ”の中に入ってきました!

正面に見える100年記念館から飛び出た”かまぼこ”の様子


中に入ると大岡山駅と東急病院が正面に大きく見えて迫力満点でした👀
上から見る大岡山駅はみなさん新鮮なようでした✨

”かまぼこ”の中から見る大岡山駅


曲線状になっている横の壁を見ると、まさに”かまぼこ”の中にいることを実感できてワクワクしました😆普段は教職員のコワーキングスペースとして使用されているこの場所は大岡山を感じられる良い景色で、仕事がいつもより捗りそうな気がします。

右側には湾曲した壁が😳

”かまぼこ”の中からの帰りは螺旋階段をぐるぐると降りながら、”かまぼこ”の下の部分の湾曲を見上げたりと100年記念館の建物の面白さを見学しました。
地下1階と2階の博物館は一般公開もしているのでぜひ足を運んでみてください!

②本館の時計の上

なんと、本館最上階の時計の上にある9階に潜入してきました…!!

矢印で指した場所に❕


普段は学生も教職員も入れない隠された場所。
コンクリートの柱や梁が剥き出しで、廃墟に侵入したようなドキドキを感じました👀

下から見あげた様子は迫力満点


この場所は大岡山の中でも最も標高の高い場所に建つ本館の最上階は大岡山を一望できる絶好のスポット!
東西南北全ての方向に窓があり、富士山やスカイツリー、新宿の高層ビルなど遠くまで綺麗に見渡すことができました✨

四方の窓を覗いて景色を楽しみました☺️

壁には謎の落書き…!?1960年代後半の学生運動の際に書かれたものではないでしょうか。
東工大でも学生運動が行われていたことを初めて知り、驚きました😳
この写真以外にもたくさんの文字が書かれていて、中には過激な言葉もたくさんありました😅

当時のまま残る落書き

紹介した2つの場所以外にも、富士見橋から富士山を眺めることができたり本館の教室で行われていた東工大らしい数学の授業風景を覗いたりと、東工大のいろいろな姿を見れたツアーになったのではないでしょうか。
ツアーガイドをした私も初めての場所に入れたり、改めて東工大の好きな場所を考える機会になったりと、楽しいツアーでした‼️
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

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富士山・水ツアー

飛びまち3日目の10/26(火)に開催した「富士山・水ツアー」💧
水の流れをたどり富士山の見える場所をめぐる、約2時間のまちあきツアーを行いました。

飛びまち会場に集合し、まち模型を見て、これから歩く道のりや地形を確認し、いざ出発!

約4km歩きました!

北口商店街を通り、はじめに清水窪弁財天へ向かいました。
清水窪弁財天については、湧水のことを知らない方も少なくありませんが、ご参加いただいた皆さんには、お近くにお住まいとのことで、この場所のエピソードを教えていただきました🍃

木漏れ日が気持ち良かったです

ここからは、清水窪湧水の流れに沿って清水窪小学校の前を通り、水の音に耳を澄ましたり、側溝の蓋の種類の違いなどを見たりしながら、桜新道へ向かいました。
桜新道を環七の方へ歩いて振り返ると、雪を被った富士山を見ることができました!🗻

広い空の真ん中に見える白い富士山!

そして、ぞうさん公園の方へ行き、洗足池を目指して再び水の流れに沿って歩きます。
歩いた道の両側が坂になっており、谷筋を歩いているんだ、と改めて実感し、水が流れていたころの姿を想像しました💭
また、参加してくださった方の中に、「いつもなんとなく心地良いからこの道を歩いていたけど、水が流れていたんだ」と仰っている方もいたのが印象に残っています😌

飛びまちのチラシやパーカに使われたこちらの坂もご紹介🙌

そうしているうちに、洗足池へ到着!
気持ちの良い秋空で、洗足池の水面がキラキラ輝いていました✨
ゆっくり洗足池を散歩しながら勝海舟記念館前へ。実はここからも富士山が見えるのです!突然現れる富士山の姿に、みなさん驚いていました😳
そして、妙福寺の中を奥に進み、水辺の側で癒された後、洗足池を後にしました。

勝海舟も富士山と洗足池を一緒に眺めていたのでしょうか…??

まちあるきも後半戦。
清水窪弁財天から洗足池までは水の流れに沿って下っていったのですが、その分帰り道は坂を登りました👣
最後の目的地は東工大ということで、東工大について話しながら向かいました。

高台に建てられた東工大の敷地やその周辺からは、富士山が見える場所がたくさんあります👀
今回は、南地区の駐車場や、石川神社の入り口の階段、そして、本館前のウッドデッキから、皆さんと富士山を眺め、東工大で解散しました。

東工大の中でも穴場の富士山スポット!?

何気なく歩いている道を水が流れていたり、富士山が見えたり。みんなで歩くからこその楽しさと一緒に、新しい視点でまちを見る楽しさを感じていただけたら嬉しいです。
そして、当日は、富士山を探すのにぴったりな天気で、気持ちよく歩くことができました☀️たっぷり歩くコースでしたが、皆さんとゆっくりお話を楽しみながら歩くことができ、あっという間の2時間でした☺️
本当にありがとうございました!

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大岡山駅ツアー

飛びまち4日目の10/27(木)に開催した「大岡山駅ツアー」🚃
過去に投稿した #05-06 大岡山駅が地上にあった日(前編・後編) の構成を元に大岡山駅が地上にあった時代から地下へ戻るまでの過程を追体験しました。
記事では未公開だった写真を加え、写真が撮られた場所と現在の風景を見比べました👀

この記事ではその一部の様子をダイジェストでお伝えします!

①導入

飛びまち会場に集合し、まずは駅前広場へ移動しました。
導入として、鉄道ができる前の大岡山はどのような場所だったか、そしてどのような経緯で鉄道ができ、現在の大岡山の礎が形作られたかを当時の地図や資料を使い説明しました✍️
100年前の大岡山は農地が多かったという話は、参加者の皆さんも驚いていました😳

駅前広場での説明の様子

②駅南側にて

駅の南側では、地上にあった時代の大岡山駅について説明しました。
参加者の皆さんにはその当時から住んでいた方がおり、地下通路を通ってホームに行っていたことを懐かしんでいました!

また、1950年代に撮られた(推測)未公開画像から、紙芝居屋さんがいたことに一同驚きでした❗️

③駅前広場にて

駅前広場では、昔あった踏切について振り返りました。
線路の間にある小屋で踏切を手動制御していたという話は初耳の方も多かった様子👀

また、当時の様子を知る参加者の方からは、「踏切前の公衆トイレ前は、タクシー待ちのスペースであるという暗黙の了解があり、人がよく並んでいた」という思い出話や、「同公衆トイレ前は夜になると屋台があった」という思い出話が盛り上がり、私自身も知らなかったことで面白かったです😆

(上写真)タクシー列ができていた公衆トイレと東工大旧体育館
(左下写真)北口商店街と踏切
(右写真)同トイレを東側から望む
夜になるとトイレ前に出ていた屋台と思われるもの

④東工大学内

東工大学内では、大岡山駅の地下化工事について振り返りました。
20台以上のクレーンを使い、大井町線を一夜で地下化したという話には皆さん驚愕の様子でした😳

工事の推移(筆者による推察)

また、飛びまち会場に訪れた方から貸していただいた工事の様子の貴重な写真から、工事が進んでいく過程をより詳しく学べました。

貸していただいた貴重な写真の1つ

このツアーでは、昔の写真と今の風景を見比べていきましたが、参加者同士でそこから思い出話が弾む様子がよく見られ、とても良いツアーになったと思います☺️
私自身も知らない話が多く、とても面白かったです🚃
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

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おわりに

ツアーにご参加頂いたみなさん、この記事でツアーを疑似体験してくださったみなさん、本当にありがとうございました❗️
初めてのツアーガイドでしたが、無事に楽しく行うことができました☺️

飛びまち報告記事第3弾は大岡山で活動する地域団体の皆様と協力して開催したイベントを振り返ります。お楽しみに✨

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