闘病記その2

結局は後付けに過ぎない。何もかも過ぎ去ってしまう。その時にはただ過ぎ去る時間を感じるのみ。それを認めようとしない悪魔が棲みついている。それなしには私の行動全てに対して肯定ができない悪魔が。
目の前のリンゴは見つめる限りリンゴのままだ。しかし世界は絶えず変化している。私はこれを許すことができない。それに反してドライブという行為はなかなか頼もしい。私の目の前にうつる世界は時間とともに絶えず変化してくれる。私の努力なしに。
全てが退屈だ。なぜなんだ。少年の頃の君はどこへ行った。


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