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手水舎の作法を覚えましょう

※2013年に書いた記事です。

先日、伊勢神宮を参拝してきました。遷宮が終わってから初めての伊勢です。土日は混雑するので、平日に参拝しました。平日といっても、私にとっては特別な日です。一年に一度やってくる誕生日なのでした。私は誕生日には両親から永遠と続いているご先祖様へ感謝をする日として、伊勢神宮へ参拝することにしています。

遷宮が終わったばかりの伊勢神宮には、遷宮前の正殿もあり、今なら新しい正殿と共に見ることができます。内宮さんでは普段は見ることができなかった建物の塀の外側をぐるりと歩くことができました。そのまま荒祭宮へ参拝できるように繋がっており便利でしたよ。たぶん、そのため荒祭宮へ参拝される方が多かったのでしょう。いつもの平日だと、私一人しかいなくてゆっくりできる場所が大賑わいでした。

今回参拝して「あれ?」と思ったことがあります。それは団体の参拝者の方たちは、手水舎を使わないことでした。内宮さんではお天気も良いこともあり、五十鈴川で手を洗うようにガイドさんが案内していました。大勢の人たちが一度に五十鈴川の川べりに並ぶ姿も圧巻でした。それと気になったのは、手水舎での作法を知らない人が多いことです。

「右手で柄杓を持って水をすくう→左手を清める→左手に柄杓を持ちかえて右手を清める→右手に柄杓を持ちかえて左手に水をすくって口をすすぐ→左手を清める→柄杓を垂直に持ち、余った水を柄杓の柄に伝わせ、清める」

私も最初は知りませんでしたが、いつの間にか覚えていました。最初に柄杓ですくった水で両手と口をすすぐという機能的な作法なので、一度覚えれば次回からは大丈夫でしょう。禊を簡略化したものだそうですよ。

神宮杉の緑を見ると心が落ち着きますね。緑は癒しの色なのです。

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