チョムスキーとの対話 10戦いすんで夜は更けて
会場を出るときに、ビュッフェの食事がまだ残っているのが目に止まった。そういえば夫の食事もろくに用意しないまま家を飛び出してきたんだっけ。残りものは捨てられるから、おみやげにちょっと頂いていこう。
ウェイターの人が片付けを始めているから、急いで紙皿に食べ物を積み上げる。皿が手のひらサイズなので、山盛りにしても大した量ではない。これ以上乗せたらこぼれるというところで別の皿でふたをして、落とさないようにそろそろと待ち合わせ場所の駐車場に向かう。夕方チョムスキーと話をしたのと同