日々の習慣で一日をデザインしてみる 「続ける思考」(井上新八著)
継続することができず、いつも時間に追われるような生活をしている。
そのたびに時間術や習慣術、仕事術みたいな本を買ってはふむふむと読み、ちょっと良くなったかなと思ったけど、また同じように時間に追われるというサイクルを繰り返してしまっている。
前回の「完全な現在」を謳うヘッセの幸福論とは真逆である。。
時間術や習慣術、仕事術みたいな本を結構アマゾンでポチっては買い、読んでそうだなふむふむと思って、ちょっと実践してやらなくなって、また時間に追われ、という繰り返し。
そんな調子で、時間術や習慣術、仕事術みたいな本を買っては読みを結構繰り返していた。
が、最近は、自分に対していい加減にしろという気分がまさり、しばらくタバコみたいな買い方は辞めていた(喫煙者ではないが)。
しかし、そうしたところで、時間に追われる生活は変わることもなく、、、この状態(物理的なのか精神的なのかも含めて)をなんとか脱したいという願望で、最近また同じような本を読むようになった。
資本主義の罠にはまっているような気がしなくもないが、今日一日を最高の一日にするために、本を読んでなるほどと思い、実践しようとすることは悪いことではない。
ということで、今回は、noteを拝見し、毎日一日一冊の本を読むというとんでもない習慣のほか多数の習慣を継続している井上新八さんの本を購入したのでご紹介。
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この本のメッセージはシンプルで「とにかく毎日やろう!」というもの。
もうそれはもう間違いないのですが、私が感じたのは、この方は、「続けることそのもの」を「手段」ではなく、「目的」にしているということ。
すなわち、何か目的や目標があってそのために「続ける」のではなく、それはとりあえず脇においておいて、とにかく毎日やろう!といっている。
今までは、割と何のために続けるのかをまず目的をはっきりさせましょうという系統の本が多い気がしたが、本書のように、それは結構どうでも良くてと、「続けることそのもの」を目的にしている系統の本は、あまりなかったような気がする。
そして、著者は毎日続けていることの個数がめちゃくちゃ多い!(上記note参照)。しかし、悲壮感は全くなく、むしろ毎日続けること自体を楽しんでいる。
そうすると、毎日続けていることで少しずつその日一日が形作られていくようである。
つまり著者は、習慣で、その日その一日をデザインしている。
毎日同じことをとにかく続けると何らかの気づきがあらわれる。
そして、毎日同じことを続けることで、結果的に、今日一日を最高の一日にするために、どう一日をデザインしたらいいのか、少しずつ試行錯誤がされていき、より良い一日がデザインされていくように見える。
今日一日を最高の一日にするために、私も毎日続けることを増やして、昨日よりもっと良い一日をデザインできたらいいなと思った、そんな感じです。
というわけで、「今日一日を最高の一日に」
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