新しいマーケ施策を考えるための基本-顧客接点
こんにちは、Arteryex CMOの小野澤です。今回は新しいマーケティング施策を考える時の基本についてご紹介します。
マーケティングをしていると、必ず数値に伸び悩むタイミングやこのままでいいのか、、?という時期が来ます。
にもかかわらず、マーケチームって仕事しているの?金かけてるだけじゃね?という風潮も少なからず出てきてしまう企業もあるかと思います。
でも新しい施策を考えるのって死ぬほど大変。目標達成に向けて今とは別のことを取り組むってほぼ新規事業開発と変わりませんからね。
ということで、今までの経験を踏まえて私が大事にしていた基本の考えを記事にしてみました。
悩むマーケターを救える記事になれば幸いです!それでは見ていきましょう。
新しいマーケティング施策を考える第一歩-ターゲットはどこにいるか?
さて、新規施策を考える上での基本は
「ターゲットユーザーはどこにいる?」
というタッチポイント(顧客接点)から探ることだと思っています。
誰?→どこにいる?→どうやってアプローチする?
という流れですね。少々わかりやすく各セクションを説明してみます。
STEP1 ペルソナを深く考えよう
まずは、誰?ということで、ターゲットペルソナを深く考えましょう。
ペルソナについては、いろいろな方法があるかと思いますが私は「自社にとって優良顧客」の特徴を既存顧客データから導き出す方法を採用しています。
長く使ってくださる方、お金を使うほどソリューションを求めてくださっている方などいろいろな切り口があると思うので、優先度の高いペルソナの解像度をデータを元に出していきましょう。
STEP2 どこでどんな情報を提供できるといいか考えよう
そしてどこにいる?とどうやってアプローチする?を考えていきます。
STEP1のペルソナの生活スタイルや行動などを明確にし、この人はこの時間にOOに行く。ですとか、こういうタイミングで「XX YYYYY」という検索をスマホのGoogle検索で行うなどが「どこにいる?」の回答になります。
ここが明確になってくると、新しい顧客との接点が見えてきます。
自宅で新聞読むなら、新聞や折り込みチラシを通じたタッチポイント
通勤中にラジオを聞くなら、ラジオを通じたタッチポイントやOOH
将棋アプリや麻雀アプリなどをするなら、他社アプリを通じたタッチポイント
などなど。おのずとHOW、すなわちどうやってこの人に当たれるか?が出てきますね。
STEP3 狙いとWHAT/HOWを考える
んで、HOWを更に良いものにしていきます。ここで改めて
何を
どうやって届けるか
を考えていきます。
また、同時にマーケ施策における狙いも今一度考えなおすといいでしょう。
もともと「悪化した数値の改善」や「新しいことにトライしてみよう」など課題ありきでこの話が進んでいるはず。
WHATとHOWも重要ですが、意味のない施策にならないためにも自分たちの目的の共通認識化を図れるといいですね!
しっかりと評価して次につなげよう
これが大事!施策の振り返りを次に活かす。
結構置き去りにされがちですが、マーケにおいて最も重要なのが施策の振り返りと評価。
目的は達成できたか?
なぜその結果だったのか?
他に学びはあったか?
改善策はあるか?
顧客のフィードバックは?
継続的にできそうか?
など、多くの振り返りポイントがありますが、各施策においてしっかりと言語化できていればその先の施策に活かすことができますし何より「次はこれをやってみよう!」という元にもなります。
このナレッジの質がマーケチーム(会社全体)を強くすると思っています。
新施策を考える上で重要な企画立案
ここは今後具体的な記事を書こうと思ってますが、マーケにおいて振り返りが重要=始める前の準備で決まります。
以下の内容くらいは詰めておけるといいでしょう!
ねらい、目的
施策背景、背景から考える解決仮説
だれのどんな課題をどう変えるか?
どんな訴求を行うか
重要な指標は何か?(また、そこまでの中間指標は何か?)
指標をどう見るか
どの程度の数値を狙うか
スケジュールと費用
ですかね。何も見ずにバーッと考えたので、過不足あれば随時アップデートしようと思います。
まとめ
ということで今回は新規施策を出していくのに重要だと思っているポイントをご紹介しました。以下STEPを参考にいい施策を実施していきましょう!
ターゲットの深堀り
どこにいる?どうやって接点を持つ?
狙い・WHAT/HOWを明確に
さて、頑張っていきましょう!
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