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年に一度の「大祭」 5月は当社の例祭月!

5月は当社の例祭月! 

風薫る清々しい季節の中、当社では、一年に一度の大祭を5月の第3週末、19-21日に当社の「大祭」が執り行われます。

一年に一度の大きな祭りの機会。
今年は4年ぶりの「本祭ほんまつり」!

神幸祭しんこうさいの年ということで露店も戻り、賑々しく神社の大神輿の渡御とぎょが執り行われます。

5月19日(金)宵宮
5月20日(土)大祭式
5月21日(日)神幸祭(午後1時 発御式~4時半 宮入)



◆「神様」と「人」と「地域」の絆を結ぶ祭り

祭りは神様と人と地域を結び、絆を深めるものでもあります。

当社の氏子地域は入谷・中入谷・坂本・北上野・松が谷という5地区17町会から成ります。

本殿での祭礼は殿内に入ることができる人数に限りがあるので参列は一部の代表に限られますが、様々な工夫を凝らし参列・奉仕の人数を最大化したものが、神様をかついで直に町の隅々までご覧いただくという「神輿での渡御とぎょです。

神社にお鎮まりになっている神様に、神輿へお遷りいただき、氏子の手により地域を渡御とぎょ(巡幸)して神様に人々の活力ある姿と、平素よりお護りをいただいている地域の様子を隅々までご覧いただきます。

3年に1度の本祭では、神社が有する巨大な「本社神輿」の渡御とぎょが行われ、200人からの担ぎ手が神輿を囲み、前後を100人を超える列立てを組んで盛大に執り行います。

神輿の渡御は単に大勢で神輿を舁ぐだけではなく、神酒所の設えやお清めに始まり、子供たちのお囃子の舞台を作り、また多くの担ぎ手を迎え入れる様々な用意や、終わった後の食事の準備まで…と本当に多くの人が関わる、まさに街を挙げての一大行事です。

だからこそ神輿は、そういった人たちの想いまでを背負って、大勢で心を合わせて舁ぐもの。

神様の御神霊おみたまが鎮まった神輿は、直接的にも間接的にもそういった氏子崇敬者の真心に舁がれて氏子地域を練り歩き、町の隅々までご覧いただきます。

地域を挙げて神様に心を呈した祭りを一致団結して執り行い、互いに絆を深めて活力を取り戻し、地域の家々にご神徳をお分かちいただいて心新たに日常を歩むのです。

今年は本祭ほんまつりの年ということで5月21日の日曜日の神幸祭では午後1時より、令和元年以来となる、本社神輿の渡御が行われます。

今年は4年ぶりの各町の神輿や山車の運行や、露店の出店もございますので、是非ご家族でご参加・お参りください。


◆祭りで結び、示すもの

お祭りは、祈りです。

私たちは毎年、多くの方々と力を合わせて神と人、国や地域の安寧を祈ってきました。

神社は、神様の御住まいとなる御神域であり、祈りを通して真摯に向き合うことで元の自分に立ち返り、神様のお導きをいただいて皆が「元気になる場所」です。

一年に一度の大祭に際し、心静かに手を合わせるひとときを

遠方で参拝が難しい方も、神棚を通して、あるいは御守りなどの授与品を通しての『遥拝ようはい』という形でもよろしいかと存じます。

この節目のお祭りに、心からのお祈りとご奉賛を頂ければ幸いです。


◆一年に一度の「大祭」

神社では、毎朝行われる「日供祭にっくさい」をはじめ、年間を通してたくさんの祭りを行っていますが、その中でも年に1度の最も大きく大切なお祭りが「大祭」です。

大祭は、目には見えない神さまへの日ごろの感謝の心と、町と人を育む大切な絆を目に見える形に変え、入谷の町の心を合わせて行う大切な神事。

神様と人と地域を結ぶ大切な役割を持つものです。

祭礼では、一つ一つのお供えから御神前での作法、祭りの設えから祝詞の文章まで様々な形で感謝のまことと畏敬の念を表現します。

大祭という特別な機会での感謝を捧げる表現方法は多岐にわたります。

・神職の仲介のもと氏子17ヶ町及び各奉仕団体の代表が集い、参列する
・神職は正装である正服を着て奉仕をする
・近隣の神社の宮司にもご奉仕をいただいて大きな祭典を執行する
・普段は閉まっている本殿の御扉を開き、神様に広くご覧をいただく

・海川山野の豪華なお供え物を饗する
・特別な威儀物いぎものを設える
・神輿の渡御や特別な歌舞の奉納等、神賑かみにぎわいを行う

上記のほか、神職は特別な祝詞をあげ、氏子の代表も祭詞さいしを奏上して言葉で感謝を表し、祭礼に奏楽や特別な舞を入れる等…

大祭では、それぞれのお社に於いて考えうる最上の方法で神様をもてなし、目には見えない感謝の心を誰もが見える形にお示しして一年に一度の大祭を行っているのです🎵


◆お祭りへの参加について

お祭りへの参加の仕方はさまざまです。

一般の方にも大祭に際しての特別祈祷という形で、この特別なお参りのご案内をさせて頂いておりますので、是非この機会にご昇殿ください。

遠方で参拝が難しい方も、神棚を通して、あるいは御守りなどの授与品を通しての『遥拝』という形でもよろしいかと存じます。

この大祭にお心をお寄せいただき、神様とのつながりを深めることを大切に、共によいお祭りを作り上げられれば幸いです。どうぞ、年に一度の大祭に際しまして、多くのお心を賜りますれば幸いです。


◆大祭特別祈祷

大祭期間中、下記の時間で「大祭特別祈祷」を受け付けております。

一年の皆さま方の安寧とご発展をお祈り申し上げ、大祭特別祈祷札と特別な授与品をお分かち致します。
節目の機会に、ご家族ご一統様、お揃いでのご参拝を心よりお待ち申し上げます。

・受付時間
5月19日(金) 午前10時〜午後3時
5月20日(土) 午前10時〜正午
5月21日(日) 午前10時〜正午

※円滑なご案内を期するため、お電話での事前のご予約(03-382-5514)を  お願いしております。ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。


◆大祭 特別授与品

大祭を記念した特別な授与品を授与所にて頒布しております。
数に限りがございますので、ご了承ください。

巾着(山吹/濃紺) 初穂料1,000円

手拭い(5色) 初穂料1,500円

この節目のお祭りに、心からのお祈りとご奉賛を頂ければ幸いです。


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