🍃5月の特別御朱印🍃
この間桜が咲いたと思ったら、あっという間に新緑の季節に。境内では緑が溢れています🌿
今月5月は、一年に一度の当社の大祭月。そして今年令和5年は、神社が有する巨大な「本社神輿」の渡御を行います。
一年に一度の大きな祭りの機会。
この「大祭」に際し、様々な形でご参加・ご参列をいただけるご用意をしております。この節目のお祭りに、心を合わせてお祈りを頂ければ幸いです。
◆5月「大祭」特別御朱印
5月は当社の例祭。
今年は、神社の「本社神輿」が渡御を行う3年に1度の本祭です♪
それぞれの御神輿には御祭神の小野篁公、御配神の菅原道真公がライドオン!
神社の動物たち、下町情緒あふれるお兄さんも元気にお神輿を担ぎます♪
今年はコロナ禍を挟んだ4年振りの本祭に際し、金箔、銀箔に加えて、虹色に輝くレインボー箔という特別な仕様で奉製しました。
肩を寄せてみんなで担ぐ、久しぶりの御神輿!
大祭は年に一度、日ごろの感謝の心を神さまに伝える大切な機会です。
今年の大祭は5月19-21日の3日間で斎行します!
どうぞこの機会に、多くの御心を賜りますれば幸いです。
◆「祭事万端」特別御朱印
5月に行われる「大祭」は、年間を通して多くのお祭りをする神社でも、その名の通り年に一度の最も大きな大切なお祭りです。
御祭神や神社の動物たちは準備万端!
お祭りを安心して行える日が来たら、いつでもご奉仕の準備はできています。
道真公と相棒のウシは木陰で一休み。
今現在を、心を込めてお祭りをして平穏な日々を精一杯楽しむ準備期間 と捉えて、丁寧に御神輿の手入れをする動物たち。
若葉の頃は葉もまだ薄く、太陽光を通しキラキラ輝くさまはまさに緑のシャワーのよう…!
当社でも、春に花を咲かせて目を楽しませてくれた木々が新緑の見頃を迎えています。
この季節の参拝は本当に清々しいですね。
◆「端午の節句」特別御朱印
現在「こどもの日」として祝われている5月5日は、五節句の「端午の節句」にあたります。
「端午の節句」では、鯉のぼりや五月人形などを飾り、ちまきや柏餅などでお祝いし、菖蒲やヨモギで身を清めて子供の健やかな成長と家の繁栄を祈ります。
今回の御朱印のモチーフとなる登龍門というのは、立身出世や成功のための険しい関門。「急流を登りきることができた鯉は飛龍に成る」とされる伝説に由来しています。
5月の晴れやかな空の下、ダイナミックに流れ落ちる滝を、鯉に乗って皆で昇っていきます!
そして、その様子を上空から見守る龍は王者、すなわち「人徳を兼ね備えた立派な人」を指します。
端午の節句につきものの鯉のぼりには、“人生の厳しい試練も乗り越えて立派な人になって欲しい”というあたたかな想いが込められていたんですね🎏
詳細な特集記事もございますので、是非ご覧ください。
◆「遥拝」特別御朱印
何かと落ち着かない世情の中、神社としての本意を伝えるものとして「遥拝」特別御朱印を世界がコロナ禍で覆われた令和2年の5月より授与しております。
「遥拝」は、遠く離れた所から神に祈りを捧げること。直接お参りが難しい場合でも、遠く離れた場所から神社の方向を向いて祈りを捧げて遥拝をすることは、古くから様々な形で行われてきました。
御祭神の小野篁公や御配神の菅原道真公、そして神社の神使たちも胸に手を当て、静かに祈りを捧げています。
御朱印は“神様とのご縁”をつなぐもの。毎月心の拠り所としてお参り頂いている皆さまと、「離れていても『想うこと』、そして『祈ること』で神様との繋がりをお持ちいただくこと」をテーマに奉製をいたしました。
長引く感染症との戦いの中で、これからも様々な環境の変化があろうかと思いますが、不安な気持ちをお持ちの方も多くいらっしゃることと存じます。
参拝が難しい時は、神棚を通して、あるいは御守りなどの授与品を通してという形でもよろしいかと存じます。
大切なのは深く真摯に向き合い、清らかな気持ちに立ち返ること。
このような経験を受けたからこそ、心を静めて手を合わせる時間を大切にしていただき、ご健勝にて心豊かな日々をお過ごしいただきますこと、心よりお祈りを申し上げます。
『遥拝』という形で、神様へと“こころ”を馳せ、手を合わせる時間をお持ちください。
◆元の自分に立ち返る場所
神社は、神様がお住まいになる場所であり、境内は清浄に保たれた御神域です。御神前でのお祈りの前には、いくつもの鳥居や狛犬、注連縄といった結界を超え、手水を取り、体の内側、外側を清めます。
神社は、祈りの場所であり、清まった(気良まった)状態で、神様と誠心誠意、相対し、自分の“こころ”と向き合うことで、元のフラットな自分に立ち返る場所でもあります。
「祈り」は、神様に祈願や感謝を申し上げる行動を通して多くの気付きをもたらし、心豊かな生き方を示す道ともなります。
近年はマンション住まいの方が増えることで土地との結びつきが薄くなり、多くの家庭で神棚が姿を消し、生活の中の「祈りの時間」を持つことが難しい時代となりました。
心身共に健やかに、そして穏やかな心で日々を過ごすことの重要性は以前にも増しているようにも思えます。
どうか1日の中で、“心を静めて手を合わせる時間”をお持ち頂き、自分のこころの声に耳を傾けながら、一日一日を元気に、心豊かにお過ごしを頂きますように。
当社へお参りが難しい時も、どうか人気を避ける配慮の上で地元の氏神様にお参りください。
また笑顔でお会いすることができますこと、心よりお祈りしております。
◆月参りのご案内
「月参り」とは、月に一度ないし二度、特定の神社に参拝することを言います。
御神前で呼吸を整え、背筋を伸ばして手を合わせて、日頃の感謝を申し上げること。また、神様の御前で嘘偽りの無い素直な自分に立ち返り、その月を振り返り気持ちを整え、今後の誓いを立てること。
――こういった「祈り」の積み重ねが、神様と私たちの心の距離を、少しずつ近づけてゆきます。
当社では毎月の「月参りのおしるし」に、日本の美しい季節や文化を感じるあしらいの特別御朱印に加え、毎月の祭事や暦、日本の文化のコラムを掲載した特別なリーフレットを無料でお分かちしております。
神社は「神様」と「自然」と「人」が交わる場所。
御参拝が難しい方も、身近な日常の中で神社や四季を感じられる一助となればと毎月3~6種類の「待ち受け壁紙」をご用意しております。
「御朱印」・「リーフレット」・「待ち受け壁紙」と、当社は芸能・学問・仕事の神様をお祀りする神社ということで、毎月楽しみにお待ちいただけるような内容を目指し、心を込めてお届けしております。
ぜひ一度、ご覧ください。
今月も親しくお参りをいただき、この御祭神と巡る四季の旅を通じて、日々の中で四季の彩りを感じて頂ければ幸いです。
今月は大祭について、「国民の祝日」みどりの日についてなどのコラムを掲載しております。是非ご一読ください📚
◆小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)
東京の下町 入谷にある学問・芸能・仕事の神様をお祀りする神社です。
御祭神は、平安時代有数のマルチアーティストである 小野篁(たかむら)公。文鳥を愛する絵画の神様で、百人一首にも登場したり朝は朝廷に夜は冥界に出勤される多動な神様です。852年⛩創建 、境内には重要文化財の富士塚も🗻
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