小野照崎神社

東京入谷にある、852年創建の「小野照崎神社⛩(おのてるさきじんじゃ)」公式noteで…

小野照崎神社

東京入谷にある、852年創建の「小野照崎神社⛩(おのてるさきじんじゃ)」公式noteです。 こちらでは神社の情報や、生活の中にある日本の文化やこころについて発信していきます😊 ◆毎月更新 ・月替わりの御朱印 ・待ち受け壁紙 http://onoteru.or.jp/

ウィジェット

マガジン

  • 神社と神様

    小野照崎神社の歴史や、御祭神である小野篁卿、御配神である菅原道真公のご遺蹟を紹介した記事をまとめたマガジンです。

  • 秋詣

    来たる秋のはじまりに、移り行く四季を感じながら「秋詣」として心新たにお参りを頂ければ幸いです。 収穫の秋、読書の秋、食欲の秋、行楽の秋、スポーツの秋、などと、秋は多様な呼称がある実り豊かな季節でありますが、大事な収穫感謝の祭礼が行われる季節でもあります。生活の中で馴染みが薄い文化や伝統的な習俗も丁寧に紐解き、お伝えできればと思います。

  • お祭り・催し

    お祭りは、祈りです。 私たちは毎年、多くの方々と力を合わせて、神と人、国や地域の安寧を願ってきました。 ゆっくり、お祭りを感じて、皆さまの心に温かい気持ちが広がりますようにと、小野照崎神社のお祭りや催しをお知らせするマガジンをつくりました。 一人でも多くの方の心に届けば幸いです。

  • 月替わりの御朱印

    毎月、月替わりで替わる小野照崎神社の御朱印をまとめたマガジンです。

  • 夏詣

    来たる下半期のはじまりに、お正月にたてられた夢や目標を振り返り、移り行く四季を感じながら「夏詣」として心新たにお参りを頂ければ幸いです。 祭事や行事が集中する半年の節目、それぞれのご案内や特集・解説をお送りいたします。

  • 8月の「月替わり御朱印」のお知らせ
  • 令和4年5月「小野照崎神社 大祈願祭」
  • 「つぎのお祭りで逢いましょう 〜令和三年 大祭に…

最近の記事

  • 固定された記事

神様のいる生活

春爛漫の季節になりました😊 当社境内でも、八重桜や照手桃など様々な花々が見頃を迎えています…! 当社は4月末まで「さくら詣」の期間🌸 新年度に心新たに、清々しくお参りをいただければと、皆さまのご参拝を特別なご用意にてお待ちしております。 またこの期間、当社ではを桜色の和紙で包んだ特別な“お神札”をお分かちしております。 心新たにお神札を御奉斎いただく機会になればと、お神札をお受けいただいた方に簡易的な“お札立て”とお札のおまつりの仕方を書いた“特別な栞”を併せてお分

    • 芸術の秋に観る ふたりの「書の神」

      暑さも落ち着き、一雨一雨に秋の深まりを感じる季節となりました。 今年は酷暑だったこともあり境内のイチョウが色づくのはもう少し先、黄金色の境内になるのは12月の初旬くらいでしょうか。 ◆「書ノ神」特別御朱印当社、小野照崎神社の御祭神である小野篁卿、御配神としてお祀りをしております菅原道真公は、ともに平安時代に実在した人物であり、「書の神」と称えられるような才能あふれた神様です。 この躍動する「書ノ神」という文字を書き上げるのは、篁卿と道真公。 その力強さと繊細さが共存す

      • 「七五三」神社にお参りに行くとよいのはいつ?

        11月は「むすび」の月。 春に蒔いた種が実を結び、その結果秋の収穫という形であらわれます🌾 11月はそんな秋の収穫に感謝する「新嘗祭」の月ですが、子供の成長に感謝する「七五三」の月でもあります。 七五三の頃は境内に晴れ着のお子様とご家族が多くいらっしゃり、神社に笑顔があふれる季節です😊 ◆子供の成長を節目で感謝する「七五三」「子供は神様からの授かりもの」という言葉がありますが、子供が生まれると、ひと月を過ぎた頃に初宮参りをして、氏神様に無事の出産・生育に対する感謝とご

        • ✨11月の“透かし”御朱印✨

          11月は「むすび」の月。 宮中をはじめ、全国の神社で一年の実りを神様に捧げる「新嘗祭」が行われる月です😊 今年いただいた多くの実りや結びに感謝を捧げる機会とされてください✨ ◆「書ノ神」特別御朱印当社、小野照崎神社の御祭神である小野篁卿、御配神としてお祀りをしております菅原道真公は、ともに平安時代に実在した人物であり、「書ノ神」と称えられるような才能あふれた神様です。 この躍動する「書ノ神」という文字を書き上げるのは、篁卿と道真公。 その力強さと繊細さが共存する美し

        • 固定された記事

        神様のいる生活

        マガジン

        • 神社と神様
          4本
        • 秋詣
          79本
        • お祭り・催し
          0本
        • 月替わりの御朱印
          74本
        • 夏詣
          62本
        • 初詣
          61本

        記事

          天皇が「シラス(知らす・治す)」国 ~最古の歴史書『日本書紀』を読む~

          今回は、日本最古の歴史書である『日本書紀』についてのお話の続きです。 今回は日本最古の歴史書『日本書紀』についてのお話ですが、「『日本書紀』は難しい」というイメージを持つ人は多いかもしれません。 確かに、『日本書紀』を読む際には翻訳や背景の理解が必要で、内容も難解な部分があります。 しかし、『日本書紀』に基づいた昔話や童話も多く存在するため、実際に読んでみるとどこかで聞いたことがあるようななじみ深いお話も多くあります。神話は私たちに身近な存在なのです…✨ では、今回も

          天皇が「シラス(知らす・治す)」国 ~最古の歴史書『日本書紀』を読む~

          最古の歴史書『日本書紀』を知る! 天照大神が授けた“三つのお告げ”

          今回は日本最古の歴史書『日本書紀』についてのお話です✨ 皆さんの中には、‟『日本書紀』は難しい”というイメージを持つ人も多いかもしれません。 確かに、『日本書紀』を読む際には翻訳や背景の理解が必要で、内容も難解な部分が多くあります。 しかし、『日本書紀』に基づいた昔話や童話も多く存在するため、実際に読んでみるとどこかで聞いたことがあるような、なじみ深いお話も多くあります。 また、相撲に結婚・離婚、稲作や皇室など、“様々な物事のはじまり”が描かれている書物でもあり、日本

          最古の歴史書『日本書紀』を知る! 天照大神が授けた“三つのお告げ”

          平安時代の常識を覆す格差婚を実現させた、一通のラブレター💌

          ようやく秋風が心地よく感じられる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 ◆意中の人の父親に? 不可能を可能にした奇跡のラブレター 当社御祭神である小野篁卿がその生涯を送った平安時代のお話。 当時、上級貴族である藤原家の大臣が、身分も低い大学寮の学生を娘婿に迎えることは考えられないことでした。 そんな不可能を「可能」にしたのが、篁卿が送った一通のラブレター。 それも、意中の人の“父親”にあてたラブレターでした。 春夏秋冬、めぐる季節の中で想いを込めた恋文をしたた

          平安時代の常識を覆す格差婚を実現させた、一通のラブレター💌

          【文武芸道】学問と武道、さらに芸術を極められた平安の才人・小野篁

          季節が移り変わり、秋の訪れを感じられる爽やかな季節になりましたね😊 秋は、「スポーツの秋」や「芸術の秋」とも呼ばれる活力に満ちた季節です😊 実際に、マラソンをはじめ多くのスポーツの大会が催されたり、二科展や日展、院展といった日本を代表する展覧会が開催されるのもこの季節です🖌 ◆「文武芸道」特別御朱印学問と武道を同等によく納められ、優れていることを表した「文武両道」という言葉がありますが、今月の「文武芸道」特別御朱印はさらに「芸術」をプラスした「文武芸道」。 “芸術・芸能の

          【文武芸道】学問と武道、さらに芸術を極められた平安の才人・小野篁

          10月17日は「神嘗祭(かんなめさい)」~秋の恵みに感謝を捧げる~

          ようやく秋を感じられるような季節になってきましたね🍂 紅葉はもう少し先ですが、「実りの秋」とも呼ばれるように10月11月は「収穫の月」。神社でも収穫感謝のお祭りが続きます😊 ◆伊勢の神宮と皇居で行われる「神嘗祭」秋は10月の「神嘗祭」、11月の「新嘗祭」と、今年の実りを感謝する国の基となる大事なお祭りが続きます。 10月17日の「神嘗祭」は、皇居の賢所と伊勢の神宮において、今年の初穂を八百万の神々に先駆けて天照大御神に捧げるお祭りです。 神嘗祭では天皇陛下が自らお育て

          10月17日は「神嘗祭(かんなめさい)」~秋の恵みに感謝を捧げる~

          「十三夜」に月を愛でる🌕 日本の気候にぴったりなお月見の風習

          秋が深まり、美しい月が夜空に輝く季節がやってきましたね🌕 お月見といえば十五夜の「中秋の名月」が有名ですが、日本由来のお月見の風習で、「十三夜」があることをご存じでしょうか。 今回はそんな10月15日(令和6年)の「十三夜」、そしてお月見の風習についてのお話です🌕 ◆日本で生まれた「十三夜」🌕お月見といえば、一般的には中秋の名月「十五夜」のイメージが強いと思います。 十五夜は旧暦の8月15日の夜のこと。 「中秋の名月」という名前は旧暦で7月を初秋、8月を中秋、9月を晩

          「十三夜」に月を愛でる🌕 日本の気候にぴったりなお月見の風習

          『百人一首』珠玉の秋の名歌🍂【菅原道真公の秋を詠む】

          急に秋も進み、この間までの夏日が嘘のような気候となりました🍂 今月の「秋奉 -紅葉-」特別御朱印では、当社御配神・菅原道真公が詠まれた百人一首でもおなじみの和歌を記しました。 35歳の若さで学者としての最高の権威・文章博士となった道真公。 日本史上に残る指折りの学者でしたので、尊敬をこめて「菅家」や「菅公」とも呼ばれます。 ◆「このたびは」に込められた秋の情景この歌は、宇多上皇の御幸(上位皇族の外出・旅行)に同行した際に詠まれた一首です。 宇多上皇は道真公の才能を評

          『百人一首』珠玉の秋の名歌🍂【菅原道真公の秋を詠む】

          💕10月の“透かし”特別御朱印💕

          長かった夏もようやく終わりを告げ、ようやく秋を感じられる日も増えてきました…🙂 10月の旧暦名は「神無月」。 字だけを見ると「神様がいない月」ですが、この「無」は「の」と訳されて「神の月」という意味になります🎵 神様と深い関わりを持つ、秋の実りの多き月。 親しくご縁をいただいて、清々しいお参りの機会とされて下さい😊 ◆「恋文」特別御朱印春夏秋冬、めぐる季節の中で想いを込めた恋文をしたためる当社御祭神である小野篁卿。 やがて想いは伝わり、祝言を挙げることとなります…

          💕10月の“透かし”特別御朱印💕

          「その絵は神に至る」 芸術・芸能・画之神(えのかみ) 小野篁

          9月とはいえまだまだ暑い日が続きますが、朝晩は暑さが和らぎ、過ごしやすくなってきたように思います。 これからますます涼しさが増して秋を迎える頃ですが、紅葉を楽しむはもう少し先…🍁 のはずですが、芸術・芸能の神様である小野篁卿が紅葉を描くと、一足お先に青々としたモミジやイチョウはみるみると秋色に彩られます。 奇跡を目にして喜ぶ神社の動物たち✨ 今日は、今月授与されている「画之神」特別御朱印に込められたお話を紹介します♪ ◆「画之神」特別御朱印「芸術芸能の神」として信仰

          「その絵は神に至る」 芸術・芸能・画之神(えのかみ) 小野篁

          【過去の足利学校講話から】『歩いて学ぶ神話の世界』著者に聞く、神話旅の世界

          9月22日、当社境内にて秋季例祭の神賑である『足利学校』と『雅楽の夕べ』が行われます。 今回は、過去の講和の模様をお届けします✨ ◆『足利学校』とは『足利学校』は、御祭神の小野篁卿が日本ではじめての学校として足利学校を創設されたという故事にちなみ、秋季例祭の神賑として文化人を講師に招いた講演という形で催されています。 今回は、國學院大学教授である平藤喜久子先生に「歩いて学ぶ神話の世界」というテーマで神話を通して見る日本をわかりやすくご講義いただきました。 平藤先生は令

          【過去の足利学校講話から】『歩いて学ぶ神話の世界』著者に聞く、神話旅の世界

          令和6年「秋季例祭」のお知らせ

          9月は当社にとって大切な月です。 9月19日は、当社が現在の入谷の地に遷祀された重要な日であり、例年この日に「秋季例祭」が斎行されます🌕 ◆御遷座を寿ぐ秋祭り小野照崎神社は、御祭神である小野篁卿がお隠れになられた仁寿二年(852年)に上野照崎の地(現在の寛永寺 輪王殿付近)に創建されました。 現在の入谷の地に遷祀されたのは、それから約800年後の1629年9月19日のこと。 幕命により江戸城の"鬼門封じ"として、京都の比叡山 延暦寺に倣って東叡山 寛永寺を建立するため

          令和6年「秋季例祭」のお知らせ

          9月は当社境内「三峯神社」の例祭月!~現代に受け継がれる江戸の山岳信仰~

          9月は、当社本殿の左手にある三峯神社の例祭月です。 今月は例祭を祈念し、「三峯」特別御朱印の授与を行います🍂 「三峯」特別御朱印の中央では三峯神社の神様の使い(神使)であるオオカミがお祝いされています🎵 ◆三峯神社と山岳信仰三峯神社の本社は、古事記や日本書紀にも記述がある、神話の舞台にもなっている歴史の深いお社です。 景行天皇の命により東国平定に遣わされたヤマトタケルが、埼玉・秩父にある三峯山の山川が清く美しい様子をご覧になり、国をお生みになられたイザナギ・イザナミの

          9月は当社境内「三峯神社」の例祭月!~現代に受け継がれる江戸の山岳信仰~