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移住定住コンシェルジュのコラム(11月編)〜移住相談で受けた移住準備について、12月イベント情報など

みなさん、こんにちは!移住定住コンシェルジュの後藤です。尾道の景色は今月のうちにかなり秋づき、冬めいてもきました。「温暖な瀬戸内」とはいえ、実は朝晩は寒かったりします(この文章を打っている時点で、夜の最低気温は3℃となっています)。もしこれから尾道にお越しの際は、あたたかい服もお持ちくださいね!

さて今月のコラムでは、11月にあった移住相談でのこと、尾道市移住体験ツアーの振り返り、12月のイベント情報をご紹介します。

11月にあった移住相談での2つのこと

①「移住相談」で特に多かった質問は…

移住定住コンシェルジュのメインの業務として「移住相談」がありますが、この1か月でも特に多かったのが下記の質問。

  • みなさんはいつ頃から移住準備されていますか?(When)

  • みなさんは何から移住準備されていますか?(Which)

確かにみなさん、いつ頃から移住準備をされているんでしょうか。当noteの「移住した人プロファイル」にご協力いただいたみなさんの事情を見ると本当に人それぞれですが、半年ほどの方もいれば、数年かけて準備される方もいます。

ただこの「移住準備期間(When)」については、もう1つの質問=「何から移住準備されていますか?(Which)」が密接に関わってくるような気がしています。

移住準備って、大きく分類すると「仕事」と「住まい」を探すことなのかなと思います(この2点がほぼほぼメインとなる相談内容です)。

まず「仕事」について。テレワークの方は社内調整が必要でしょうし、創業する方、転職する方の場合でもそれぞれどうしても準備期間が必要です。

「住まい」についても同様で、住みたい物件が見つかるタイミングは人それぞれで、すぐに決まる方もいれば、なかなか見つからずに時間がかかってしまう方もいます。一旦条件に合う物件を賃貸契約し、移住して暮らしてみてからじっくりと探す方、市内で再移住する方もいます。

なので、移住にかかる準備時間について一概に返答はしづらいのですが、一方でまずは「仕事」「住まい」についての輪郭が見え始めると並行して移住時期が定まっていく、というグラデーションをイメージしていただければいいのかなと思っています。

②お試し移住をされたAさんとの出会い

Aさんは「まずは1か月、尾道での暮らしを体験してみよう」と仕事を一旦辞め、「オノツテビルヂング」に滞在していました。そして1か月滞在した結果、”移住、今じゃないな”と気持ちの整理がついたそうです。

尾道での滞在期間中にAさんは、多くの移住経験者や、自分と同じ立ち位置にいる移住検討者の方々と話をしてきました。また自身が尾道でやってみたかったこと(尾道の風景や人物を撮影すること)にも積極的にトライし、大三島までのサイクリング、海外の方との会話などさまざまな体験をした上で、「自分の地元(関東)でもまだまだやれることがありそうだ」と気付いたのだそうです。

Aさんは20代の方でした。もしかしたら、20代だったから思い切った行動に移せたのかもしれません。でも私から見てもAさんは尾道でとても良い時間を過ごされたなと感じ、ご自身なりの答えを見つけられたことを嬉しく思っています(移住促進とは反するかもしれませんが…笑)

移住を検討される方の状況は本当に様々です。慎重に熟考される方もいれば、スピーディに移住を決められるような方もいます。何が成功という正解はなく、誰もがそれぞれに合った移住(の検討方法)があると改めて感じた11月だったのでした。

※もちろん、オノツテビルヂングなどを活用するお試し移住をした先に、住まいや仕事を見つけて、本格的な移住生活がスタートする方もいらっしゃいます。自分が抱える不安を確かめて解消しながら移住に向かうやり方ができるようになってきているんだなぁと思います。

移住体験ツアーの振り返り

11月10日から12日の3日間、広島県が主催する「尾道市移住体験ツアー」が開催されました。ツアーの様子は以下の記事にまとめています!
「移住体験ツアーってどんなことするんだろう」「次回はぜひ参加してみたいなぁ」という方はもちろん、みなさんぜひご覧ください。

この移住体験ツアーは現状、毎年恒例開催ではありません。しかし2020年にスタートして3年目の開催となり、実際に移住されたツアー参加者もいます。

当然っちゃ当然ですが、現地を一度見てみることはやはり大事で、この移住体験ツアーはその機会のひとつになります。また、現地の方と出会い話す機会ができることも大きな経験になるのではないでしょうか。

広島県では、移住検討の際の片道交通費の補助も行われています(東京都市圏に居住する方に限定されますが)。詳細や各種条件は下記のリンクからご確認いただくか、運営元のひろしま暮らしサポートセンター(広島県)にお問い合わせください。

12月イベントのご紹介

12月2日(土)東京 有楽町交通会館で、イベント「東京からせとうちへつながる! 〜ゼロから学ぶローカルプロジェクトのはじめ方〜」が開催されます!

このイベントは”備後圏域”<福山市、尾道市、府中市、三原市、世羅町、神石高原町、井原市、笠岡市>の企画で、各地域で活躍されるプレイヤーが集まる交流イベントです。備後圏域とは、中国地方のちょうど岡山市~広島市の間に位置するエリアというイメージです。

備後圏域と関わることでどんな活動・事業などができるのか、地域で活動するゲストと一緒に考えるディスカッション(フリートーク)イベントです。移住イベントとは趣が異なりますが、どんなことをしている人がいるか→どんなことができそうかを見つけて、関心を持ってもらえるようなイベントかなと思います。

  • 日時:2023年12月2日(土)17時45分~20時00分

  • 会場:東京交通会館8FセミナールームC・D
    東京都千代田区有楽町2-10-1)またはzoom(オンライン)

  • 参加費:無料

  • 定員:リアル会場 先着40名/オンライン会場 定員なし
    ※オンライン会場は第1部のトークセッションの視聴のみとなります。

  • 申込締切:リアル会場 12月1日(金)17時00分/オンライン会場 当日まで申込可能

詳細、申込みについては以下のウェブサイトをご覧ください。

おわりに

11月のコンシェルジュコラムは以上です!

イベントだけでなく、個別の移住相談はオンライン(Zoom)でも対応しています。ご希望の方はお気軽にWEBフォームからお申し込みくださいね!


・移住相談の申込はこちらのフォームから
・相談窓口「移住定住コンシェルジュ」とは↓

●移住定住コンシェルジュ・執筆:後藤峻(@concierge_goto
●編集:アンドウ(@holiday_cloudy

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