安売りは誰も幸せにならない

こんにちは！小野寺幸太郎です！

今日は「値引きはしない」というタイトルで！

自己紹介にも書いたように私は2020年10月まではフィットネスクラブに勤めていました。そこで毎回ジレンマだったのが「値引き」いわゆるダンピングというヤツですね！

フィットネスクラブのチラシと言えば…

「正月太り解消！」とか…

「春から始めるフィットネス！」とか…

「この夏は新しい自分になる！」みたいなあまりピンとこないチラシが多いですね(笑)

それはまだいいのですが、私が毎回嫌だったのが値引きです、、

【入会金0円！事務手数料0円！一ヶ月分会費も0円！のトリプルゼロ！】なんてやっちゃいます(-.-)これは店舗の支配人に権限など無くすべて本社決定ですね。

会社員なので決定には従わなければいけませんが「起業したら絶対にこんなのはやらない」と決めてました。

理由は三つあります。

一つは「シンプルにダサいから」です(笑)

実質「安売りしないと振り向いてもらえない」からですね。男女で言うなら「何でも好きなもの買ってあげるから付き合って！？」と言ってるようなもんです(笑)

また「競合他社が同じことやっているから仕方ないじゃないか！」というのもわかりますが、それは「その他大勢と同じサービスだから」です。

二つ目は「安さに反応するお客さんが来ちゃうから」です。

安さに反応してきたお客さんは簡単にやめてしまいます。当然ですね。安いから来たのであってその安さ、お得感がなくなれば続ける意味もなくなっちゃいます。それがわかっているのでキャンペーンチラシの一番下にちっちゃく「入会後半年間継続することがキャンペン適用の条件です」なんて書いちゃいます。ほとんど詐欺じゃん！と思います(笑)

三つ目が重要で「既存メンバーさんへのサービスが低下するから」です。

私たちが何より大切にすべきはまず「既存のお客様」です。

入会後3ヵ月まで会費半額キャンペン！などすれば入会は恐らく増えるでしょう。しかし…

入会手続きや初回のサポートなどに追われる…

現場の人員が増えるわけではないので負担が増える…

その分既存メンバーさんへのサービスが低下する…

値引きが終わったタイミングでキャンペン入会したお客さんは辞める…

残るのは現場スタッフの疲弊と既存メンバーさんの流出です。

商売の根本が間違っていると思います。

貢献したい！と思う人に来てもらえるような活動や発信をすること

相手（メンバーさん）に全力で、本気で貢献すること

その結果相手が幸せになること

だからこそ幸せになったメンバーさんが新たな人を連れて来てくれる

その結果として利益が付いてくること

コロナ渦が落ち着いたから会員さんが戻ってくる！と楽観しているような企業に先はないと思います。

疲弊しながら、ギリギリ笑顔でいられる程度の給料をもらって働き続けるか？

信念を持ち、能力を身に付けて自分でやるか？

自分の人生を真剣に考えたほうがいいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。