ただ、カッコ悪い大人にはなりたくない
こんにちは!小野寺幸太郎です。
小さい頃、私はウルトラマンや仮面ライダーが好きで、よく両親におもちゃや変身ベルトをせがんでいました(笑)
男の子だったら皆一度はウルトラマンや仮面ライダーに憧れるように、誰もが「カッコよくなりたい!」と思いながら幼少を過ごしてきたと思います。
幼少の頃の「カッコいい」は恐らく皆同じですが、大人になると「カッコいいかどうか?」の判断基準は人それぞれちょっとずつ違ってきますよね。
後輩に食事を奢るのがカッコいいと感じる人もいれば、高級車を乗り回して高い時計を身に付けるのがカッコいいと感じる人もいます。
身体を鍛えてマッチョになるのがカッコいいという人もいれば、会社で評価され役職が上がっていくのがカッコいいという人もいます。
子どもの頃は「カッコいいものは何?」と聞かれると多分即答できたと思いますが(笑)大人になった今は「何がカッコいいのか?」と聞かれると、正直よくわかりません。
ただ「何をカッコ悪いと思うか?」はハッキリしているし「自分はそうなりたくはない」ということです。
会社員を辞め法人設立し、スモールジムを開業して3年目ですが、会社員の当時は自分のことをどうしても「カッコいい」とは思えませんでした。
他人の評価で給料を決められて
あっちに行け、今度はこっちだ、とバンバン転勤させられて
支配人とは名ばかりで、実態は本社から指示されたことをやるだけの雇われ店長
支配人とは名ばかりで、設備の修理に追われている施設管理人
予算や数字を詰められ、事務所にこもって資料作成ばかり
出社してまずやることはデスクに上がっている苦情クレームハガキへの返信
「毎日ストレスに晒され、疲弊しながら、それでも家族のために仕事を頑張るお父さん」なんてタイトルを付ければ多少はカッコよくなるのかもしれませんが、私にはそう思えませんでした。
それらはまだマシなのですが、私にとって最も「カッコ悪かった」のは…
おかしい!とわかりきっていることをやらなければいけない事
です。
詳細は割愛しますが
売上至上主義
顧客軽視
極端な人減らし
ただ会社員である以上はそれに従わなければいけませんね。
それらを内心「おかしいでしょ…」と思いながらも、上にはハイハイペコペコする。
そして居酒屋で愚痴や不平不満を言い合う。
出社してまた指示されたことをやる日々。
これってカッコいいですかね?
多分ほとんどの人がカッコ悪いと思うはずで、でも見ない様に考えない様に蓋をしてるだけです。
ただ「おかしい!」と感じることをあからさまに態度に出すと僕みたいに左遷されちゃうのでお気を付けください(笑)
カッコいいカッコ悪いで括るとちょっと説得性にかけますが、要は「生き様」だと思ってます。
自分はどんな風に生きたいのか?
何を許せなくて、何を守りたいのか?
これらを明確に言語化して、その上で行動を起こすことが、自分の一回しかない人生をより良くしていくんだと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。