Uchida

こち亀好きの弁理士。

Uchida

こち亀好きの弁理士。

マガジン

  • 特許から学ぶお料理

    特許情報を参考にしてお料理を作ってみます。

  • 特許図面図鑑 ~おもしろ図面やなつかし図面を緩く紹介~

    色々な観点から特許や実用新案の図面をゆるく紹介していきます。各記事は知財図鑑(https://chizaizukan.com/)にも掲載されています。

  • #今日の特許×特許図面

    記念日に関連する特許図面を紹介するTweetのまとめです。

  • ご当地「特許製品」の紹介

    都道府県毎に、1件ずつ特許情報&その対応製品を紹介するTweetをペタペタ貼っていきます。

  • 矢口貝才とちざい犬(ふわふわ知財4コマ漫画)

    紙ナプキンに描く、よくわからない?ふわふわ知財4コマ漫画です。 <テーマ> ちざい犬①:出願 or 秘匿 ちざい犬②,③:オープンイノベーション ちざい犬④:知的財産と知的財産権 ちざい犬⑤:参入障壁 ちざい犬⑥:知財権は知的財産を保護する ちざい犬⑦:知財権(特許権)は公開情報 ちざい犬⑧:知財権は知的財産を護れないこともある ちざい犬⑨:知財権の情報をきっかけとした出会い

    • 特許から学ぶお料理

    • 特許図面図鑑 ~おもしろ図面やなつかし図面を緩く紹介~

    • #今日の特許×特許図面

    • ご当地「特許製品」の紹介

    • 矢口貝才とちざい犬(ふわふわ知財4コマ漫画)

    • すべてのマガジンを表示

最近の記事

  • 固定された記事

ロエベの顔Tシャツはロバート秋山さん特許の内容に似ているのか?検証してみた。

これは…!!(左から2番目)多くの人が、ロバート秋山さんの特許を想起したのではないでしょうか。 しかし特許権というものは、「顔付きのTシャツを裏返しにする」といった、漠然とした概念レベルの内容で成立するわけではありません。Tシャツに関して、何かしら限定された内容にて権利が成立しています。 そこで早速、秋山さんが発明者である2件の特許権を眺めながら、上記ロエベのTシャツとの関係について探っていきたいと思います。 特許第6249501号:小道具及び小道具の使用方法J-Pla

    • 特許図面を愛でる04~バウムクーヘン編~

      ※ 本記事はパテントサロン「知財系ライトニングトーク#22 拡張オンライン版 2023 秋」向けに執筆したものです。 パテサロLT(ライトニングトーク)、12連続12回目の参加です。 過去8回は特許料理シリーズ、そして9回目からは「特許図面シリーズ」を開始しました。 特許図面は、発明内容を説明するにあたって役立つもの。おカタい特許文献の中で緩さを醸し出す図面もあり、なかなか味わい深いものです。 第4弾は、バウムクーヘン編。 早速紹介していきます。 1. 「柳月」(

      • 特許図面を愛でる03~人物編~

        ※ 本記事はパテントサロン「知財系ライトニングトーク#21 拡張オンライン版 2023 夏」向けに執筆したものです。 パテサロLT(ライトニングトーク)、11連続11回目の参加です。 過去8回は特許料理シリーズ、そして9回目からは「特許図面シリーズ」を開始しました。 特許図面は、発明内容を説明するにあたって役立つもの。おカタい特許文献の中で緩さを醸し出す図面もあり、なかなか味わい深いものです。 第3弾は、人物編。 早速紹介していきます。 1. 巨大な大根?(特公平

        • 知的財産を吐く~知財がテーマのコンテンツ:川柳~【弁理士の日記念ブログ企画2023】

          本記事は「弁理士の日記念ブログ企画2023」のエントリー記事です。今年のテーマは「知財がテーマのコンテンツ」ということで、知財川柳 について書きました。 5・7・5 の限られた文字数から醸し出される余韻。 奥行きのあるメッセージ。 要点がサクッと表される清々しさ。 川柳にはそんな魅力が溢れているのではないでしょうか。 以下、個人的にお気に入りの作品を紹介していきます。 あるあるですね…!中間処理実務の醍醐味かもしれません。 どういう方かを探るべく、拒絶理由通知に記載

        • 固定された記事

        ロエベの顔Tシャツはロバート秋山さん特許の内容に似ているのか?検証してみた。

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 特許から学ぶお料理
          Uchida
        • 特許図面図鑑 ~おもしろ図面やなつかし図面を緩く紹介~
          Uchida
        • #今日の特許×特許図面
          Uchida
        • ご当地「特許製品」の紹介
          Uchida
        • 矢口貝才とちざい犬(ふわふわ知財4コマ漫画)
          Uchida
        • 〇〇の日と、特許と、特許分類
          Uchida

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          【特許情報活用】Excelで主成分分析を行い散布図/バブルチャートを作成してみた~課題×解決策マップを例に~

          *主成分分析の記載について修正しました。(6/28 11:45) 前回(リンク)からの続きです。 特許情報の活用は「 #わたしの習慣 」なので、思いついた内容を共有していきます。 今回は、Excelのアドインツールを活用した「主成分分析」を紹介します。 ↓参考書籍:書籍内、アドインツールの使い方やダウンロード方法が記載されている↓ 次元の削減・・・!(大介?) 次元の削減とは、例えば以下5次元のデータがあったとき、「理系能力」「文系能力」といった新たな2次元の軸へと

          【特許情報活用】Excelで主成分分析を行い散布図/バブルチャートを作成してみた~課題×解決策マップを例に~

          【特許情報活用】JPlatpatとExcelで課題×解決策マップを作ってみた

          特許情報が好きな Uchida です。今回、無料ツールのみで、特許情報に基づく課題×解決策マップを作成してみました。発明発想などに役立つかもしれません。 01 特許情報を集める(ツール:J-PlatPat)まずは対象の母集団を設定。椅子分野についてJ-PlatPatにて検索し、要約を含めたCSVをダウンロード。(上限:500件, 2023年6月17日現在) *母集団作成&CSV出力から3か月経過し、検索式を失念しました。いい加減ですみません。 02 課題・解決策のテキス

          【特許情報活用】JPlatpatとExcelで課題×解決策マップを作ってみた

          特許図面を愛でる02~懐かしい編~

          ※ 本記事はパテントサロン「知財系ライトニングトーク#20 拡張オンライン版 2023 春」向けに執筆したものです。 パテサロLT(ライトニングトーク)、10連続10回目の参加です。 過去8回は特許料理シリーズ、そして9回目からは「特許図面シリーズ」を開始しました。 特許図面は、発明内容を説明するにあたって役立つもの。おカタい特許文献の中で緩さを醸し出す図面もあり、なかなか味わい深いものです。 過去の様々な記事にて紹介した図面を5件紹介していきます。 第2弾は、懐か

          特許図面を愛でる02~懐かしい編~

          伝統織物「博多織」を知財情報から紐解いてみた【地財探訪 No.15】

          本コラムは、地域の財産である「地財」を探訪するものである。全国の「伝統的工芸品(*)」の歴史を紐解きながら、関連する知財権情報と合わせて紹介していく。(知財権:特に、特許権、実用新案権、意匠権、商標権) (*) 伝統的工芸品:経済産業大臣によって指定された計237品目の工芸品(2022年3月18日現在) 例えば特許情報には、明治時代における職人の拘りや後世へ伝えたい想いなどが隠れているかもしれない。本コラムを通じ、百年以上の歴史がある「地財」である伝統的工芸品の新たな魅力

          伝統織物「博多織」を知財情報から紐解いてみた【地財探訪 No.15】

          伝統竹工「丸亀うちわ」を知財情報から探ってみた【地財探訪 No.14】

          本コラムは、地域の財産である「地財」を探訪するものである。全国の「伝統的工芸品(*)」の歴史を紐解きながら、関連する知財権情報と合わせて紹介していく。(知財権:特に、特許権、実用新案権、意匠権、商標権) (*) 伝統的工芸品:経済産業大臣によって指定された計237品目の工芸品(2022年3月18日現在) 例えば特許情報には、明治時代における職人の拘りや後世へ伝えたい想いなどが隠れているかもしれない。本コラムを通じ、百年以上の歴史がある「地財」である伝統的工芸品の新たな魅力

          伝統竹工「丸亀うちわ」を知財情報から探ってみた【地財探訪 No.14】

          伝統弓具「都城大弓」を知財情報から探ってみた【地財探訪 No.13】

          本コラムは、地域の財産である「地財」を探訪するものである。全国の「伝統的工芸品(*)」の歴史を紐解きながら、関連する知財権情報と合わせて紹介していく。(知財権:特に、特許権、実用新案権、意匠権、商標権) (*) 伝統的工芸品:経済産業大臣によって指定された計237品目の工芸品(2022年3月18日現在) 例えば特許情報には、明治時代における職人の拘りや後世へ伝えたい想いなどが隠れているかもしれない。本コラムを通じ、百年以上の歴史がある「地財」である伝統的工芸品の新たな魅力

          伝統弓具「都城大弓」を知財情報から探ってみた【地財探訪 No.13】

          特許図面を愛でる01~ジェットコースター編~

          ※ 本記事はパテントサロン「知財系ライトニングトーク#19 拡張オンライン版 2023 冬」向けに執筆したものです。 パテサロLT(ライトニングトーク)、9連続9回目の参加です。過去8回は、権利化されている特許の内容でお料理をするという「特許料理シリーズ」でした。 9回目の今回からは、「特許図面を愛でるシリーズ」を開始するものとします。 特許図面は、発明内容を説明するにあたって役立つもの。おカタい特許文献の中で緩さを醸し出す図面もあり、なかなか味わい深いものです。 こ

          特許図面を愛でる01~ジェットコースター編~

          2022年執筆知財記事振り返り

          各媒体で今年掲載してもらった知財記事について紹介していきます。執筆背景も交えつつ、サラッと。 01 Toreru Mediaまずは2020年5月からお世話になっている「Toreru Media」。今年は現時点で5記事掲載。(通算36記事掲載) 中でも「大変だった」のが、10/25公開のコチラ。 哲学に興味があったので、いずれ書いてみたいと思っていたテーマ。ネット検索し、名言(とされるもの)がやたら多い「ソクラテス」に着目。しかしいずれの名言紹介サイトでも出典が不明。「グ

          2022年執筆知財記事振り返り

          私の学びなおし~弁理士試験~

          R4弁理士試験合格に伴い新たなご縁が増えてきたので、自己紹介も兼ねて書きました。短いです。よろしくお願いします。 01. 2011年7月:知的財産部配属電機メーカー知的財産部に新卒で潜り込む。最初に取り組んだのは、節電中の暗い&暑いオフィスで、先輩が放置した包袋群をキャビネットにせっせとしまうお仕事だった。 02. 2011年10月:LEC 講座申し込みふわふわした新入社員時代に通信講座を申し込むものの、あまり身が入らない。仕事が大変楽しくて勉強する気になれなかった。

          私の学びなおし~弁理士試験~

          伝統組紐「京くみひも」を知財情報から紐解いてみた【地財探訪 No.12】

          本コラムは、地域の財産である「地財」を探訪するものである。全国の「伝統的工芸品(*)」の歴史を紐解きながら、関連する知財権情報と合わせて紹介していく。(知財権:特に、特許権、実用新案権、意匠権、商標権) (*) 伝統的工芸品:経済産業大臣によって指定された計237品目の工芸品(2022年3月18日現在) 例えば特許情報には、明治時代における職人の拘りや後世へ伝えたい想いなどが隠れているかもしれない。本コラムを通じ、百年以上の歴史がある「地財」である伝統的工芸品の新たな魅力

          伝統組紐「京くみひも」を知財情報から紐解いてみた【地財探訪 No.12】

          伝統磁器「伊万里・有田焼」を知財情報から探ってみた【地財探訪 No.11】

          本コラムは、地域の財産である「地財」を探訪するものである。全国の「伝統的工芸品(*)」の歴史を紐解きながら、関連する知財権情報と合わせて紹介していく。(知財権:特に、特許権、実用新案権、意匠権、商標権) (*) 伝統的工芸品:経済産業大臣によって指定された計237品目の工芸品(2022年3月18日現在) 例えば昔に出願された特許等の情報には、職人の拘りや後世へ伝えたい想いなどが隠れているかもしれない。本コラムを通じ、数百年の歴史がある「地財」である伝統的工芸品の新たな魅力

          伝統磁器「伊万里・有田焼」を知財情報から探ってみた【地財探訪 No.11】

          伝統玩具「吹き戻し」を知財文献から紐解いてみた【地財探訪No.10】

          コラム ”地財探訪” は、国指定の「伝統的工芸品(*)」に着目し、その歴史や特徴について知財情報を交えて紹介してきた。 (*) 伝統的工芸品:経済産業大臣によって指定された計237品目の工芸品(2022年3月18日現在) <過去のコラム> 第1弾 青森県「津軽塗」、第2弾 沖縄県「琉球びんがた」、第3弾 秋田県「大館曲げわっぱ」、第4弾 岩手県「南部鉄器」、第5弾 福井県「越前和紙」、第6弾 愛知県「常滑焼」、第7弾 宮城県「雄勝硯」、第8弾 和歌山県「紀州へら竿」、第9

          伝統玩具「吹き戻し」を知財文献から紐解いてみた【地財探訪No.10】