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邪念詩

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ジョニー小野が提唱する、「邪念」のみを創作の源泉とした詩である。 伝えたいものは何もない。しかし邪念により命を吹き込まれた詩は勝手に意味を帯びてくる。
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#歌詞

邪念詩その8「Has It Been White Yet? 」

邪念詩その8「Has It Been White Yet? 」

邪念詩とは
音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」歌詞である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩は、メロディが無くてもモンスターのように生命を得るのだ。

今回の解説
2000年前後のJPOPにおける冬の歌の要素を抽出し構成した。

・基本、言葉はいつも足りない

・基本、想いは募るばかり

・基本、あなたを忘れられない

・基本、あの日は帰ってこない

・基本、雪が全

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邪念詩その7「追憶の螺旋 」

邪念詩その7「追憶の螺旋 」

邪念詩とは
音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」歌詞である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩は、メロディが無くてもモンスターのように生命を得るのだ。

今回の解説
ビジュアル系バンドの闇系要素を抽出し構成した。

西洋系RPGの雰囲気を想定した。

・主な舞台は「森」である。時間帯は夜。

・月の色を描写。空や海の色も描写するとなお良い

・登場人物は少女。あどけな

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邪念詩その6「Dive To Live 」

邪念詩その6「Dive To Live 」

邪念詩とは音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」歌詞である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩は、メロディが無くてもモンスターのように生命を得るのだ。

今回の解説ビジュアル系バンドのメロディアスなロックの要素を抽出し構成した。

特徴として

・何らかの風が吹いている

・何らかのものをまとって、未来に飛び立とうとする

・色褪せたら鮮やかだったり、色彩に言及しがち。

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邪念詩その5「イツモキミト」

邪念詩その5「イツモキミト」

邪念詩とは

音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」歌詞である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩は、メロディが無くてもモンスターのように生命を得るのだ。

今回の解説タイトルは普遍的な日本語をカタカナ表記にする事で、一定の「当たり前の事を独自の視点で切り取っている感」を醸成できる。

女性視点で衣服に関する叙述をする。これは物語の背景を説明するとともに、主人公の浮かれ

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邪念詩その4「坂道と僕、そして君」

邪念詩その4「坂道と僕、そして君」

邪念詩とは音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」詩である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩はモンスターのように生命を得るのだ。

「坂道と僕、そして君」うつむきながら登る坂道
僕はどこへ向かうんだろう

君の面影探す日々
あとどれくらい続くんだろう

悲しみも 喜びも
君が僕に教えてくれた

泣かないよ 泣かないよ
一人で歩くと決めたんだ

零れ落ちた 君の思い出

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邪念詩その3「いつもの空」

邪念詩その3「いつもの空」

邪念詩とは
音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」詩である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩はモンスターのように生命を得る。

「いつもの空」巡り合えば いつも空が
夏の思い出探してた

抱きしめたと 思うたび
君の笑顔が遠くて

切ない場所から逃げようとして
ブランコから飛び降りたけど
胸に残る小さな埃は
まだ大丈夫って呟いたんだ

夢から覚めないように
流れ星から

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邪念詩その2「「Love Emotion」」

邪念詩その2「「Love Emotion」」

邪念詩とは音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」詩である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩はモンスターのように生命を得る。

「Love Emotion」ざわめく街でいつも君は
白いスカートなびかせて

にぎやかなstreet
跳ねる横顔
通り過ぎていく光に
素敵な出来事探してる

Love Emotion 止まらない
Love Emotion 見つめてる
Love

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邪念詩その1「波と手紙」

邪念詩その1「波と手紙」

邪念詩とは音楽好き芸人ジョニー小野が提唱する、「っぽい」詩である。創作意欲の源泉は「邪念」であり、そこから生み出される詩はモンスターのように生命を得る。では、早速第一作を紹介させていただく。

「波と手紙」きっともっとあたしは
あなたに伝えたいことが たくさんあって

でもいつもあたしは
誰かが手を離した 風船みたいになって

群青より深い空に
体ごと吸い込まれちゃえば

もうそんな思いしなくてい

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