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「大切な人から、大切に」 ––両親や家族との休日・休息の時間のために使う臨時補助を支給いたしました。
先日、株式会社オンリーストーリーでは資金調達の実施を発表いたしました。
当社の代表も、その発表に添える形で裏側の心境と今後について書き留めたnoteを公開しました。
読んでいただくとわかるのですが、冒頭はこんな代表のノリツッコミで始まります(笑)
ひと段落したし、資金調達に伴う、今の率直な感想等を、備忘録も兼ねて書こう。。。
早速マーケと採用と開発進めていくぞー。。。
と思いかけたのですが、『ちょっと待ったーーー!』と自分の心の中でツッコミが入りまして。
というのも『この度弊社は〇円の資金調達しました!』というリリースやそれに伴う感想って、あくまで僕ら目線の話だよなーと少し思いまして。
例えば僕達のお客さんにとって何か直接的メリットがあるかというと、そんなこともないわけで。なので順番として、まず大切な人たちへの感謝や、還元等のことを考えたり伝えたりして。
これを読んだ社員の多くは代表の口癖を思い出したのではないかと思います。
「大切な人から、大切に」
時間も、エネルギーも、お金も限りがある中で、「大切な人」と聞いて思い浮かんだ人に対して、身近で、大切な順番から大切に思い、行動で伝えようという意味が込められた言葉です。
あえてこの想いを言葉にしている背景には、新しい価値の創造とスピーディーな成長を求めるベンチャー環境に身を置くと、いつの間にか大切な人や大切なことの存在を忘れてしまう怖さがあります。日頃、自分自身が目標や仕事に向かって一生懸命に取り組めている裏側を想像し、感謝することを忘れてはいけない。オンリーストーリーでは、そう考えられています。
そうした考え方をもとに、先ほどの代表のnoteではオンリーストーリーにとって大切な存在として「ユーザー・会員様」「株主の方々」「社員・メンバー」について触れています。
一方で、ここで触れられていない4つ目の大切な存在があります。
社員・メンバーの「家族」
普段、会社を支えている社員。その裏側には、その社員を支えているご家族がいます。そのご家族に日頃の感謝を伝えるべく、オンリーストーリーでは臨時手当を支給いたしました。
「FAMILY STORY」
家族との時間のために使うことを条件とし、社員に向けて補助・手当を支給いたしました。
GWが明けると、それぞれ思い思いに家族との時間を過ごした様子とコメントが社内SNSにアップされていました。
“いつの間にか、家族4人が集まる機会がなくなっていたことに気づきました。とはいえ、自分から家族が集まる機会を作るのも照れ臭くて、なかなかできずにいました。今回の手当制度があったことで自分から家族へ声をかけるきっかけになり、久しぶりにゆっくりと話すことができました。仕事の話をしていると、母は「立派になったね」と言ってくれて、嬉しかったです。(正社員・20代・男性)”
“一緒に暮らしていて、在宅勤務で家にはいるのですが、家族4人で食卓を囲むのは久しぶりでした。普段はそれぞれが仕事をしていたり予定があったりするため、今回は一緒に時間を作ろうというきっかけになりました。改めて家族と過ごせる時間は有限であることに気づき、今後もこういう制度を社員に向けて作れるよう、人事として日頃の仕事に一層熱心に取り組もうと思いました。(正社員・20代・男性)”
頭ではわかっていてもなかなか行動に移せず、この機会を通して改めて日頃の感謝を伝えることができたメンバーも少なくなかったようで…😌
「大切な人から、大切に」
新型コロナウイルスの感染拡大によって、いつ、どうなるか分からなくない不確実性と不安が増している状況において、より一層心に留めておきたい言葉です。
と、ここまでは当社が支給した臨時手当「FAMILY STORY」について書かせていただきました。こうした取り組みを展開することには、様々なご意見やご感想もあるかと思います。この施策実行の背景では、代表や経営陣も様々な要素を考えていました。その中には、この施策を実行することによるデメリットや不安、懸念も含まれていました。
それでも代表が決断をした背景には、オンリーストーリーが大切にしてきた経営方針がありました。
この2つは、オンリーストーリーが作りたい会社像と世界観です。当社では、この2つが循環を生む経営を目指しています。
関わる1人1人の夢、目標、思い描く暮らし、実現したい成長…などのオンリーストーリー(その人の物語)を実現することが、信頼される強さと応援される良さを併せ持つ理想の会社「つよ・いい会社[※]」を作ることに繋がる。
信頼される強さと応援される良さを併せ持つ理想の会社「つよ・いい会社」を作ることに繋がることが、関わる1人1人の夢、目標、思い描く暮らし、実現したい成長…などのオンリーストーリー(その人の物語)の実現に繋がる。
この方針をもとにして考え、今回の新しい取り組みが1人1人のオンリーストーリーにいい影響を及ぼし、その結果会社も共に良くなることを信じ、代表は決断をしました。
[※]「つよ・いい会社」に関しては、以下の代表のnoteもご覧ください。
振り返ると、初めての緊急事態宣言を受けてリモート体制を導入しはじめた2020年も、目指す会社像・世界観を目指して様々な取り組みを行っていました。
これからもオンリーストーリーは、目指すべき会社像と世界観の実現を目指し、社内外に取り組みを展開してまいります。
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