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「自分らしく働く」って結構むずかしく

前回「キャリア」っていったい何なのか?的記事を書いてみました。

そのなかで「内的キャリア」=働く意味や意義・やりがい、理由、達成感といった、自分自身にとっての「働くこと・仕事」ということを書いたんですけど、、、

いや、やりがいとか、意義とか、理由とか
ちゃんと明確にするのって、難しくないか??


って書きながら思いました笑。無責任か

いや、マジで難しくないですか?
もちろん明確になっていて、聞かれたときに「私の働く意味や意義は、こうでああで、こうなんです!」と言える人もいると思うんですが、
「働く」って結構複雑怪奇な現象を伴っているじゃないですか。


「好きなことを仕事にする、しない」問題も意外と答えがないし、
やりがいはあった方があったほうがいいけど、なかったら働く意味がないのかというと、そんなこともないし。
もちろん働くには、ちゃんと見合った報酬をもらわないと「やっとれん!」と、何もかも捨ててしまいたくなるだろうし。

海辺にたたずんで「どうしたらいいんだ?」「働くってなんだ?」って悩んだところで答えの出ないまま「お腹すいたし、、帰るか」となる
(これは私のパターン)


そもそも「自分」というものが、さまざまな集合体なんですよね。
気持ちや考え、思考法、そして生きていく中での役割。
人によって見せる顔が変わったり、生きていく場所で違うキャラクターが現れたりする。
それも、ふとした言葉や人と話していることで変化していく。

いろんな経験を積んでいる人ほどそれを感じやすいかもしれません。


「何が自分らしさなんだろう」
そう考えこんでしまって、当てのない自分探しの旅に出てしまうと、
なかなか「現実」と「いま」に帰ってこれない気がします。
※旅は否定しません。旅もなかなか悪くないです。笑


私が思うに、まず、どこに「自分らしさ」を感じるかというと、
それは「体験」しているときにしかないと思っています。

誰かと一緒にいる時、仕事をしている時、成果を出した時、
人から「ありがとう」と言われて、なんだか自分もうれしくなった時。
いい仕事ができて、みんなでハイタッチしたくなるような高揚を味わった時。

そこにきっと「自分」が心地よく感じる「自分らしさ」がある。


だから、頭のなかで「自分らしさ」を探していくより、まず行動をしてみる。
自分の行動のなかにしか「自分らしさ」のカケラは見いだせない。

なにも大きな仕事の必要はなくて、「今」向き合っている仕事に対して、自分がどう感じているのか。
一日の終わりや帰り道に振り返ってみてほしいです。

もちろんノートとかに書いてもいいけど、その時間がなければスマホにちょこっとメモしてみるとかね。


そして「自分らしさ」を大げさに考えすぎないことも大事ですよー
いつまでも「自分らしさ」というふわっとした実体のない、耳心地のよいものに惑わされないようにね。

心配しなくても、バラはきっとあなたの目の前に咲きますから。



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