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腹が立つ原因は相手ではなく自分かもしれない?

こんにちは!株式会社ワンピース コーポレートスタッフ HATAです!
2020年も終わりに近づいており、そろそろ年末年始のスケジュールを考えたいな、と思う今日この頃です。

早速ですが、皆さんはどんな時に腹が立ちますでしょうか?

・部署内のみんなが忙しくしているのに残業せずに帰る人を見たとき
・電車内で大きい声で通話をしている人を見かけたとき

など、様々な場面や人や物事に対して腹が立つことがあるかと思います。
そんな私もこのnoteを書く直前、何かに腹が立っていました。

また、今までの人生を振り返ってみたときに、「こんなことでなんで腹が立ててたんだろう」って、思うことがたくさんあります。

なぜ人は様々なことで腹が立つのだろうか。

腹が立つ理由のうちの1つに「抑圧された欲求」があり、心理学的には「シャドウ」と言います。

抑圧された欲求(シャドウ):
・無意識に我慢していること
・本当はやりたいけど、できない(できなかった)こと

例えば、
・「部署内みんなが忙しくしているのに残業せずに帰る人を見たとき」に腹が立つ場合、「自分も家に帰ってプライベートの時間を過ごしたいのに」と我慢していたり、
・「電車内で大きい声で通話をしている人を見かけたとき」に腹が立つ場合、「自分も電車内で隣の友人と大きな声で話したい」という欲求があるけど小声で会話をしていたり。

ルールやしがらみ、成長過程の中で築かれてきた「抑圧された欲求」。

「自分だってそうしたいのに」

今まで隠れていた「抑圧された欲求」に気づき、そして、満たされていないことに対してだんだんと腹が立ってくるんだと思います。

腹が立つ原因は相手ではなく自分??

先ほどの私が何かに腹が立ったことに関して言えば、
・私自身は4か月の息子と毎日一緒にお風呂を入れて楽しい。
・妻に対しても子育ての疲れを癒すためのお風呂の時間をゆっくり取ってほしい
と思っているのにも関わらず、妻がお風呂に入っている間、何かに腹が立っていました。
何に腹が立っているかわからなかった私に対し、妻が「ゆっくりお風呂入らせてくれてありがとう」と言ってきました。
もしかしたら「妻に腹が立っていたのかも」と心のどこかで思っていた私は、この一言をきっかけに自問自答し、「お風呂にゆっくり入りたい」という心の奥底にあった欲求に気づき、腹が立ったんだろうな、と思います。
つまり、本当は、妻に腹が立ったのではなく、自分の「抑圧された欲求」に気づいたことで腹が立ったのです。

これが自分の欲求だと気づけた際には、
・こういうことしたいんだ
・こう思ってるんだ
など、自分自身の欲求であることを受け入れると、「腹が立つ」ことから徐々に「どうしたいか」という欲求に向き合うことができます。

腹が立った時こそ自分と向き合う

生きていく中で、誰かに対して腹が立つ、ということは少なくはないと思います。
腹が立つこと自体は、大切な感情の1つなので、これからも閉じ込めずにたくさん感じたら良いな、と思います。
そのうえで、腹が立ったときに、
・もしかして自分が我慢してたりすることなのかな
・自分にもそういう欲求があるのかな
と一呼吸おくと、少しだけ怒りが収まるかもしれません。
怒りが収まると、視野が広がり相手の目線に立つことができたり、新しい提案や話をしやすくなります。

自分の本心と向き合うことが、自分を含めた人間関係をより良くし、人生をさらに豊かにしていくものだと思います。

writer:HATA

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