入院予定、入院したばかりの患者さん向け 病院でやってはいけない事5選
kazuki-ONEMaster(けいゆう)です。
入院を予定されている方や入院したばかりの患者さん、特に大部屋で入院生活となる患者さんに向けて、ついついやってしまいがちな『入院生活でやってはいけない事5選』をお伝えします。
今回は特に、他の患者さんに対しての『やってはいけない事』になります。
「入院予定だけど、トラブルなく退院したい」
「入院生活というものが想像つかない」
という人に参考にしていただける内容です。もちろん、すでに入院中の患者さんでも、参考にしていただけます。
今回の5選は、
・消灯時間を守らない
・通路で大声で電話
・うるさいトレーニング器具
・レジ袋(ビニール袋)での整理整頓
・厚底やヒールが高い不安定なサンダルで歩く
この5つを解説していきます。
今回は、特に大部屋での『やってはいけない』ですが、中には大部屋に限らない事もありますので、トラブルを起こしたくない患者さんは目を通してみてください。
自己紹介です。
私は、急性前骨髄球性白血病の再発で、現在入院中です。期間としては、通常の治療(入院)を半年間行って無事退院。その半年後に再発し、現在は自家移植に向けてさらに8か月程、入院生活を送っています。
それではいきましょう。
入院予定、入院したばかりの患者さん向け 病院でやってはいけない事5選
消灯時間を守らない
消灯時間を過ぎて、テレビ、スマホ、パソコンなどを見て起きているのは自由ですが、ベッドまわりの照明をつけっぱなしにしていると、カーテン越しに光が差し込み迷惑になるので、ベッドまわりの照明は消灯時間には消しましょう。
また、消灯時間を過ぎてからフラフラと出歩く患者さんもいますが、足音だけでもうるさかったりするので、眠れなくても、トイレ以外は基本的にベッドで過ごすようにしましょう。
通路で大声で電話
電話をする場合、病棟の通路やデイルームなどでしなければならないと思いますが、病室が静まり返っているので、普通の声の大きさでも会話の内容が筒抜けなぐらい聞こえます。
テレビ電話などは、受話音量が高いと相手側の声までよく聞こえます。内容が聞こえるというのもありますが、結局は騒音です。
以前、相部屋の患者さんが通路で電話していた時、別の部屋の患者さんに「声のボリュームを下げてもらいたい」と注意されたそうです。
通路ならと思っても、長時間、または毎日のように電話をしていると確実に迷惑になるので、やめましょう。
電話の際、看護師さんに頼めば、空き部屋などを貸してもらえる場合もあります。
うるさいトレーニング器具
特に、あまり程度の良くないハンドグリップやスナップボール(パワーボール)などです。
静まり返った病室で使うと想像以上に音が響いてしまい、他人は不快に感じるものです。
しかし、入院生活を送っていると筋力は低下しますので、トレーニングを行うことについては勧めます。私も、検査などで動けない日以外は欠かさずやってます。
実際に私が使っている、あまり音がしない(静音の)筋トレグッズを紹介した記事を貼っておきます。興味がある方は見てください。
入院中に筋力低下させない便利な筋トレグッズ3選 ストレス解消し快適に!|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/n575d19d512c4
レジ袋(ビニール袋)での整理整頓
これはやってしまいがちです。
もちろん、使ってはいけないということはありませんし、レジ袋(ビニール袋)を使ったほうが良い物・場合はあります。
ただ、頻繁に出し入れする物や持ち物のほとんどをレジ袋(ビニール袋)で管理するとなると、まわりの患者さんはうるさく感じます。
先ほどのトレーニング器具もそうですが、自宅などではあまり気にならない音でも、静まり返った病室で、さらに、まわりは生活感の違う体調の悪い患者さんですので、少しの事でもストレスになります。
レジ袋(ビニール袋)を使うなら、使用頻度の少ない物をまとめるために使うか、すぐに片付けられる物、出し入れできる物に使うのが無難です。
厚底やヒールが高い不安定なサンダルで歩く
歩きづらい靴・歩きづらいサンダルを履いて、一人で転んでケガをする分には自分の責任です(看護師さんは始末書なり報告書でしょう)が、他の患者さんにぶつかる可能性があるのが問題です。
特に、点滴をしている患者さんの抹消のルート、CVポート、CVカテーテルに干渉してしまうのは大問題です。
抗がん剤の投与中にルートを引きちぎって(脱落させて)しまったりすると、抗がん剤が飛び散り、周囲の人が曝露(ばくろ→触った人に急性の中毒症状が発生)する可能性があります。
さらに、投与中の患者さん側としては、点滴(抗がん剤)が漏れると皮膚の壊死など重篤な状態になります。
また、CVカテーテルは縫って固定してますので、それを引っ張ってしまったりすると大出血させることになりますし、さらにカテーテルの差し替えも必要になるかもしれません。
本当に危険なので、靴・サンダルには気を配ってください。
余談ですが、体調不良や全身麻酔でフラついてる患者さんも同様です。
たぶん大丈夫と思って一人で歩くのは、他の患者さんにも危険が生じるので、絶対にやめましょう。
看護師さんが「無理せず呼んでください」と声をかける、言葉の真意を理解するべきです。
いかがでしたか?
ほとんどは『音』についてでした。
まわりの患者さんは生活感が違いますし、そもそも体調も悪くストレスを抱えています。
普通の日常生活であれば気にならないような『音』でも、入院生活・病室内だと気になってしまうものです。
無用なトラブルを避けるには、気を使うべきところです。
また、繰り返しになりますが、最後の『厚底やヒールが高い不安定なサンダルで歩く』については本当に危険です。フラつきがある患者さんも絶対に無理はしないでください。
今回の5選は以上になります。
看護師さんへの差し入れやプレゼントの、やってはいけないもあります
看護師さんにプレゼントしたい患者さん向け【喜ぶプレゼント】差し入れの参考にも|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/n7ab0a5e05139
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入院生活・健康のお守りは、おしゃれにパワーストーン!【不安やストレスを取り除く】|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/n7b6f961dd998
入院生活に便利な静音のアイテムを紹介しています。
入院生活を快適にする 必需品 ベスト5 入院グッズ全般も紹介|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/n09f92487915b
静かに読書ができるアイテムです。入院時に何冊も本を持ち運ぶのは大変なので、荷物の削減としてもおすすめです。
入院中の暇つぶし、学習、差し入れにおすすめ Kindle Kindle Paperwhite Kindle Oasis|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/nc7d5a59c15b4
他の患者さんと会話をするメリットです。
快適な入院生活 会話のメリット5選|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/n2ad2cd938104
看護師さんに対しての『やってはいけない』です。
快適な入院生活 看護師さんに嫌われる患者と好かれる患者①|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/n5104a7fb331b
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