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#【最初の一歩】現状に不満足な自分が変えようとしてみるひとつのこと.

理想と現実のギャップに打ちひしがれる

「悔しいなぁ 何か一つできるようになっても またすぐ目の前に 分厚い壁があるんだ すごい人はもっとずっと先のところで戦っているのに 俺はまだそこに行けない」

出典 : 鬼滅の刃 第66話「黎明に散る」
出典 : 鬼滅の刃 第66話「黎明に散る」
上弦の鬼・猗窩座に成すすべなく煉獄を殺され、自らの無力感を吐露した炭治郎のセリフ。

世間で一大ブームを起こした鬼滅の刃の中で,上記は、わたしが本作で一番好きな台詞。

これから頑張ろうと思えるようなたくさんのポジティブな台詞や、誰しもの胸を打つ言葉に包まれるなかで、なぜこんな重い台詞が好きなの?と疑問に思う方もいるだろうが、わたしがこのセリフを好きな理由は、誰もが抱いたことのある感情に寄り添ってくれるから、である。

向上心とか楽しさとか、そんなの沸かなくて、どうしようもないときって人間誰しもあると思う。いまぶち当たってる壁を打開する策がなくて、どうにかしたいのにどうもできないようなとき。

そんな誰もが一度は感じたことのある「やるせなさ」に、この台詞は寄り添ってくれる、と思う。


理想の状態

こうなりたい、自分は将来こうなりたい、っていう希望は誰にでもあると思う。

お金をこれくらい稼げるビジネスパーソンになりたいとか、子供を不自由なく育ててあげたいとか、将来世界一周旅行に行きたいとか。小さい夢から大きな夢まで。

わたしの場合は、下記の全てが満たされている状態で生きているのが夢であり、理想。

  1. 仕事において、自分のケイパビリティを活かせるような組織に属しており、所属する人たちへ自分自身が貢献できていると感じているような状態。

  2. ブランド物を買うほど豪遊をしたいわけではないが、自分が「良い」「好き」と思う質の良いものを選択できるぐらいには金銭に余裕がある状態。

  3. この人のために生涯を捧げたい、と思えるパートナーと出会い、その人の幸せを願うことができている状態。

上記のように自分の感情や思いを言語化するのは得意。
人生まだまだ先は長いし、今すぐそれが叶うわけではないから、少しずつその理想状態に近づくために選択をしていきたいとは考えつつも、理想と現実のギャップに打ちのめされることって、あるよね。
正直今わたしはその状態。
この半年ぐらい、人生とキャリアについて、燻ってるかも。


苦しさ : 頑張ってるけど、夢と現実のギャップが縮まらない

一年前と比べて、今の自分がなにができるようになっているのか振り返ってみて分からないことが多々ある。あれ?一年前の自分と比較して、わたしなにも変わってなくね?むしろ状況って悪くなってね?と。

燻ってる間に、春先に買った観葉植物がどんどん葉を落として、枝が裸になってしまった。

できることなら最速で夢に近づきたいよ。回り道なんかしたくないよ。

だけど今はその理想を完全に満たせているわけじゃないから、積み上げの時期だと思って苦しいながらも耐えてはいるけれど、目の前に積み重なっている壁が大きすぎるし、理想との乖離状態がありすぎて、目標達成している自分がとても想像できないの。

がんばってるのになかなか報われない。成長実感もない。自分っていまなんでこの状況に立っているんだろう?って、悩む。
うん。苦しい。


他人との比較=御法度

そんな中でも,他の人の状態と、今の自分は比較しないようにしている。
自分の心を守るためでもあるし、なにより幸せの価値観って人それぞれだし、なりたい理想状態も違う。そもそも生きるベクトルが違うから。

でも、比較対象が自分だけだから、苦しいこともあるね。解決策が目の前に転がっているならいいのに、それがないから暗中模索。


現状を脱却したいと思えているだけで、価値がある

今の自分の状態からどうしたら脱却できるだろうかって、理想と今のギャップを省みたら、わかるとおもうの。
そのマイルストーンを引くのって、上手い人たちはどうやって逆算してるんだろう。うーん、真似したい。

(上手い人の真似をしたい、という若干ポジティブなマインドはあるから、まだメンタル的には大丈夫かとはおもう)

すごい人の上にはもっとすごい人がいて、どんどんそれを辿っていくと人類の一番上って誰なんだろうね。神様かな。たぶん神様だよ。

…わたしは、神様を目指しているつもりはないし、そもそもなれるわけないし、間違いなく世間一般の凡人の中の1人だと自覚はできているけれど、少しだけなにかを変えようと思える、幸せを追うことができる人間ではある

宝くじ買って大金がっぽり稼ぎたいとか、ワンチャンスを狙って事業を立ち上げたいとか博打をかけたいとかそういう欲はないんだけど、慎ましく、わたしは幸せのためになにかを選択することができる人間ではある。

あ、いま自分が価値ある人間だって執筆してて思ったら、ちょっと心が晴れた。

夢が目的化すると、今の自分を認められないことってあるよな。
読んでくださってるあなたもそういうことってないでしょうか?
わたしもあなたも、夢を思って考えてる、十分価値ある人間よ。

「悔しいなぁ 何か一つできるようになっても またすぐ目の前に 分厚い壁があるんだ すごい人はもっとずっと先のところで戦っているのに 俺はまだそこに行けない」

自分が先人と同じくらいのレベルに達しているなんて到底思わないけれど、この炭治郎の台詞みたいに「まだそこに行けない」って少なくとも思えるからこそ、現状を変えていきたいというマインドがある、少しだけ上昇志向がある、価値ある人間。

それだけでも十分立派だね。
ギャップを自覚しているだけでも、価値があるじゃんか。


まずは自分のメンタルを大事に

今に不満を抱えたまま急激に一歩踏み出すと疲弊しちゃうからさ、わたしは、ふと「○○してみたい」って思ったことを、一つ実践してみようかな。
わたしはね、ふっと、夜に心を落ち着ける時間を1日のうち15分取って、まずは「自分,がんばった!」って思えるようにしたいな。
あとは、頭を空っぽにできる、ジョギングの時間を朝に取って、頭をスッキリさせたいな。

夢に向かってなにかを行動!ってするのも勿論大事だけど、まずは自分のメンタルから。
悩んでる自分続くのって嫌だし気持ち的にもキツイからさ、まずは精神的に自分が安全な状態でいられるような一歩を、わたしは踏み出してみようかな。

そう思えるだけでも価値あるし、偉いぞ自分。壁がありすぎるし遠すぎるけど、まずはね、一歩踏み出してみよう。

みんなそれぞれ壁があって、夢に到達できていないって感じる人の方が多いと思うけれど、まずは気に病むんじゃなくて、自分の精神安定を大事に生きようね。

わたしはまずそこから行動してみようかな。
そしたら次どうすればいいか、ふと考えられるでしょ!

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