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美徳のよろめき

三島由紀夫・著  1960年発行(2021年新版発行)

ある人からの勧めで、興味があったので買って読みました。少し難しめで理解するのは大変でした。

この話は不倫の話です。
「節子」という女性がいて、親から決められた人と結婚し、子どもも持っています。しかし、結婚前にかかわった男の人と一回の接吻で、いろいろあり、忘れられない記憶になっているという話です。

主人公である「節子」の身に数多くの困難が起こりますが、それでも、決断し、覚悟を決めていく姿はとても印象的でした。

人生は、選択と決定の連続です。時には、苦しかったり、辛い決定もありますが、それに対する覚悟の持ち方について教えてくれた本だと思います。


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