鼠径部の痛みにお悩みの方
股関節の前側、内側などの鼠径部の痛みについて
時々相談を受けます。
先日も男性の方が痛みをどうにしたいとのことで来られました。
・歩くと痛い
・ゴルフのテイクバックで痛い
・股関節を広げたり、抱え込んだりすると痛い
こういった状態に対しては、
股関節への対処だけでは不十分です。
『股関節+全身機能』の改善が重要です!!!
なぜ鼠径部に痛みが出るのか?
鼠径部痛は、様々な原因があり、慢性化しやすい痛みであると
言われています。
痛みを起こす例としては、
・肉離れ
・剥離骨折
・鼠径ヘルニア
などがあります。
逆にこういった原因がなく、
レントゲンなどでも問題がないものもあり、こういった例では
カラダの機能(筋力、柔軟性など)に問題があることが多いです!
このカラダの機能による痛みを
『鼠径部痛症候群』
といいます!
痛みの場所としては、以下の場所に多いです。
実際に肉離れなどのように診断名がつく鼠径部の痛みは
15%ほどと言われており、
ほとんどが診断名がつかない痛みでもあります。
カラダの機能に問題があった場合、
ほったらかしにしているとどんどん悪くなり、
痛みが長引いたり、痛みを繰り返したりしてしまいます!!
先日来られた方も鼠径部痛症候群であり、
ONEBODYではこの痛みに対し、
理学療法士資格を持つトレーナーが対応しています。
なぜ鼠径部痛症候群が起こるのか?
鼠径部痛症候群の方の特徴として、
・体幹、股関節の可動域・筋力が低下している
・股関節の筋力テストで痛みがでる
・以下のテストでの痛みが軽度であること
・歩くときに挙げている側の骨盤が下がる(下の写真の右足側 *痛みは左側)
といったものがあります。
このような要素が積み重なり、痛みにつながってきます。
痛みの改善例
《痛みの経過》
1ヶ月前にゴルフをした後から股関節の前側に痛みが出始めた。
自分でストレッチをやってみたり、
鍼灸院での施術もやってみたが、痛みが改善しない。
普段は歩くときや股関節を開いたりするときに痛みが出る。
今週もゴルフがあり、痛みを軽減させたい。
とのことでした。
《痛みのチェック》
施術や運動に入る前のチェックとして、
・姿勢
・股関節の柔軟性
・体幹の柔軟性
・股関節の筋力
・歩行
などをチェックしていきました。
痛みは、
・歩く時(特に後ろにのけぞるような動きをした時)
・強く踏み込んだ時
・カラダを回した時(ゴルフスイングの形)
《実施した内容》
・体幹エクササイズ(可動域の拡大)
・股関節のエクササイズ(殿部の筋力up)
・お尻の硬さの改善(ピンポイントに痛みに関連する硬結部位を施術)
初回はこれらの内容で、
歩行での痛みはほどんどなくなりました!
最後にセルフケアを指導し、終了しました!
股関節の痛みに悩む方
同様の痛みがある方、
なかなか痛みが改善しない方
は一度ご相談ください!!
痛みを改善し、また楽しい生活を送っていくために
全力でサポートさせていただきます!!
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