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新型感染症禍の基礎疾患患者の迷い

新型感染症禍の基礎疾患患者の迷い


医療現場のなかでも、コロナ感染症患者を受けいれる病院が逼迫してきている

当初から、こうなるであろうことは、ある程度予想できていましたが、

やはり、初期のこの病原性が異なる新型に対して、経済的・政治的な事情も含み、
難しいハンドリングがつづいています

医療現場について、こうした報道のされ方になると、局地的にはかなりの逼迫状況であることがわかります。

自衛隊の人員でICUの経験者は多くはないこと
また、
実際にはエクモや透析の数により
対応できる限界があるため、トリアージが局地的には始まっていく
今あるキャパのなかでやりくりをするスタンスにならざるえないのは、ここまでの対策が重要であること、

そこについてどうであったのか
については、後ほど検証されることになるほどの歴史的な局面でもある

しかし、いろんな意味でオリンピック

この存在が、日本の感染症対策に変数をもたらしている

一定数の感染者が増えることにより、自然免疫を獲得した人を増やす、ということは、莫大な予算を投資したオリンピックを実施するうえでは、国民にとって、高齢者や基礎疾患をもつ方々にとっては避けたいところですが、今の勢いでオリンピックを開催となると、
ワクチンだのみは、未知であり、また、ワクチンについては、経済・政治的な判断も含むスピードで開発がすすんできたため、
ワクチンの人体への影響には残念ながらリスクが残っています。

この対策も、一定数のワクチンによる健康被害が出ることは含まれたデザインになっているため、健康被害へも致し方なしの踏み込んだ取り組みになる(補償費も組んであります)

ワクチン接種により免疫が獲得されるまで待っていたら、オリンピックには間に合いません。

しかし、長くコロナ感染症に対してきた医療現場は、とらまらないgo toに胸を痛めているでしょう
さらに、時期を拡大するという政府のこのタイミングでの発表に、
心がおれかかるかもしれない
現在に貢献する医療者への精神的な苦痛は、現場でイノチを助けるハードワーク以上に、
逆撫でする方針の方が傷つけます

医療現場で、まさに、家族にもあえないままにお亡くなりになられる方々を黙々と見送り、
心をすり減らしながら防御服を何ヶ月も身に纏う看護師の姿が浮かんでまいります。

go toは、感染症をひろげてしまうのは、
そのgotoというキャンペーンによるメッセージ、65歳以上、基礎疾患があるかたは、控え、というメッセージを発する一方で、

若者は動いてというメッセージが含まれる…市中感染は、オリンピックや経済を動かすには致し方ない…

go to
が止まる止まらない
に限らず、この対策をつづけた場合は、
死亡者が増加
非常事態宣言並みの状況になってしまいます。

初動も、現在の判断もどうなっていたか、
オリンピックを是が非でも開催するというコンコルド効果が、
その整合性をどうはかるか…

実際には、基礎疾患がある方々も高齢者の方々も働いているため、
旅行は控えられたとしても、市中感染者が増えていくと、身の危険を感じます。

周りの若者や、基礎疾患がない方々には、理解していただけないような精神的な負担がかかりますが、
こうしたことは、
難病患者の方がおっしゃる「疲れがありまして」
に対して、「みんな疲れているんだよ」というような、見えにくい強い症状としての疲労、易疲労への理解がされにくい、
と似ているようにも感じられてまいります。

免疫に影響がある薬剤を使用している方々のリスク感、

確かに今は、新型感染症に対して、皆がリスクがありますが、
リスク感において、レベルにおいて、周囲との認識、ギャップが生じる傾向がみられています。

人は、抗えない状況になると、学習性無力感となる方々が一定数増加し、
'現実が変わらないから'と
自分の考え方を変えるように適応をはじめる場合があります。

全体の’空気'が出来上がっていくなか、
いかにそうした空気的な雰囲気にのまれないような判断をしていくかにおいて、
個人の就労のハンドリングの舵取りも、
医療的判断
経済的判断
政治的判断
混作するなかコロナの勢いは加速度的な速さ
今の時期の大都市圏でのリスク感は高い
混作し、コンヒューズしますが、
最終的には、イノチをまもる為の行動、
社会が迷走している最中のため、ご自分のイノチをまもる判断は、この状況下では、決してワガママな判断ではないと、私は考えています。



ONE




難病患者の就労支援、就活、働く準備、書類作成、使えるサービスや支援機関、整理の仕方等、難病患者の就活について、当事者の皆様をイメージしながら、元難病患者就職サポーター、リワーク支援、医療現場での支援の体験と実践に基づいて書かせていただいています。