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Fyume-未来の家族-LongRoofに見た未来の家族の形

どうもきょちゃんです。
僕が23歳の時に初めて作った空間が古民家を改装したシェアハウスのFyumeで、僕はここで新しい未来の家族の形を示していこうと思いました。



■始まりの前の話

経緯としては、22歳の時に大学では学べない学びを得れるコミュニティを運営するサービスを、Memotime合同会社を立ち上げてやっていたのですが学生からお金をもらうビジネスモデルの限界を感じ会社を潰して、そのあと学生からお金をもらうモデルではなく、企業からお金をもらうto Bモデルに切り替えるために企業とインターンシップ開発をしていました。

その時に一緒にやっていた3人のメンバーがいて打ち合わせなどで毎回集まるのも大変だし名古屋に住みたいよね。ってところからシェアハウスをやることを決めました。


■始まりの話
その時やり方を教えてもらうために伺ったのがLongRoofという亀島駅近くにある古民家シェアハウス。僕はそこでどうやってシェアハウスを作ったか話を聞こうと思っていました。

しかしそこで僕は衝撃を受けました。
実は僕は20歳の時に一軒家に一人暮らしをしていたので名大生の子が立ち上げた会社で一緒に自分が住んでいるところをシェアハウスにしよう!という計画をしていたのでシェアハウスについてある程度知見はあったのですが、その時の僕のイメージが「同じ空間に価値観がある同世代の人たちが集まる住空間」くらいにしか思っていなかったんですね。


でもLongroofは僕もシェアハウスの常識を大きく覆しました。
僕はそこで家族を見ました。


そこには外人もいるし、ニートもいるし、ミュージシャンがいるし、バイセクシャルいるし、年代もバラバラだし、趣味もバラバラだし、むしろ共通項少なすぎ!

でもめっちゃみんな優しくて、一緒に歌うたったり、銭湯行ったり、天気がいい日は外でご飯食べたり。

なんだか心がとても暖かくなったんですよね。
何か懐かしい感覚。

そこでふと僕は気づいたんですね。
「あ、これって家族みたいな感じだな。」って。


うちの家庭はとっても仲が悪いので(同じ空間にいても僕を経由して会話したりします。笑)家族の温かさみたいなものって感じれる時ってあまりないのですが、そんなうちの家庭でも仲が良かった時期もあってなんだかその時の雰囲気を感じたんですよね。

その時に僕は「どっちが本当に家族なんだろうか?」と考えるようになりました。


そう考えた時に、結婚もしてないし、血も繋がってないけど、お互いを思いやり、支え合い、理解しあえる関係こそ本当の家族なんじゃないか?と思うようになりました。

だから僕は今はまだこの形は社会的に家族と認められていないけど、いつかくる未来でこれも新しい家族のあり方と認められる日が来て欲しいし、そんな未来にしたい。

そう思ったので僕らがこれから作るシェアハウスでは「いつかくる未来の家族の新しい形を社会に提案する。」という想いを込めて、Feature Home、略してFyume(フューム)という名前にしました。


■Fyumeという名前について
Feature Homeを略すと本当はFeameとかになると思いますがなぜFyumeなんですか?と聞かれることがよくあります。

これには2つの意味が込められていまして、まず一つ目が創業メンバーのことを忘れたくなかったということ。


きっとシェアハウスの性質上、人の入れ替わりがあるから創業時期のメンバーはいなくなるということは予想していました。

そんな中で創業時期のメンバーのことやその時の気持ちを忘れてしまうことに侘しさを感じていたんですね。そこで僕らは創業メンバーのイニシャルをシェアハウスの名前に入れることにしました。

Fujita、Yamaguchi、Uchigashima


だからフュームはFyumeになりました。
おかげで僕はこのFyumeの説明をする時に毎回創業メンバーたちのことをお忘れずに思い出すことができるようになっています。

そしてここには僕の夢が込められています。
家族が家族のような状態で居られなかった僕の家庭環境のなかで、家族のようなつながりを持つというのは僕の夢なのです。


そんなFujitaのyumeがこのシェアハウスには込められているという意味もこの言葉には込められています。トリプルミーニングですね。


■探し始めて2時間で物件が見つかる。
LongRoofに遊びに行った初日に物件探しに行ったのですが、物件自体は探し始めて2時間で見つかりました。笑

僕も探すのが初めてだったので後にわかったことですが2時間で見つかるなんて奇跡に近いです。それでもこうして物件が見つかったことは何か運命的なものを感じました。

よくどうやってそんないい物件を見つけたんですか?
と言われるんですが、街中でおばあちゃんたちに話しかけまくってたらリアルバズが起きたんですね。笑

街中のおばあちゃんたちが集まってきて気づいたら物件紹介してくれるおじいちゃんが出てきて、その日に大家さん紹介してもらって住むことになりました。


ご縁とは不思議なものだなと痛感させられます。


■最後に
こうして、僕は無事23歳の時に古民家シェアハウスFyumeを立ち上げることができました。
しかし、その中では幸先良い始まりと裏腹に大変なことがたくさんありました。。。

それはまた後日書いていきたいなと思います。


ありがとうございます!引き続き頑張ります!