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遠隔「有料」レッスン、「無料」動画にどう対抗?

こんにちは、思考力特訓中の恩田です。

本日は以下を取り上げます。

記事によると、

「新型コロナウイルス禍で習い事サービスの真価が問われている。教室での「密」を避けるニーズが生まれるなかで、各社はオンラインサービスに力を入れるが、ネット上には習い事の無料動画があふれている」

「オンラインの有料レッスンは5%にも満たない。消費者にオンラインの有料レッスンに関心を持ってもらうには、その魅力を高める必要がある」

各種教室・ジムは有料サービスの提供を模索する中、YouTube等には無料動画が溢れている。

ユーザーからすれば無料で済むなら無料で済ませたいですからね。

習い事各社はなかなかマネタイズできない。。

結構、深刻ではないかと予想します。

では、どうすればいいのか?

上記記事から得た気づきを以下に記します。


1.課題解決

動画レッスンを受講するのは自分に何らかの課題がありそれを解決したいから。

記事には「仕事で海外とのやりとりが必須」を理由に有料を選ぶ例が紹介されています。

利用者側の目的意識が明確。

「やらなきゃいけない」「背負っている」系。

この場合は結果が欲しいですから有料は選択肢に入るでしょう。

そうすると利用者に有料サービスを選んでもらうためには

「課題解決できる」

ことが必須。

また、オンラインでやるならオンラインで結果を提供しやすいコンテンツは何かを考える必要もありますね。

記事にも既存のコンテンツをただオンライン化するだけだと獲得は困難とあります。

「オンラインで利用者の課題を解決しやすいコンテンツは何か?」

「それをいかにオンライン用にカスタマイズするか?」

このあたりを考える必要がありそうです。


2.関係性

これも有料を選択する上で重要な要素だと思います。

講師のことが好き、ファン、信頼している。

コンサートやスポーツでも自分がその歌手や選手のファンだったらチケット買って生で見に行きますよね。

学習もこれと同じ。

では、習い事におけるファン化とは?

「講師のレベルが高い」

「講義が楽しい・面白い」

「講師が結果を出している」

「人間味がある」

「受講者がわからないこと・困っていることを的確に把握してそれに合った指導をしてくれる」

などでしょうか。

つまり、

受講生の信用を得る。

受講生を楽しませる、熱狂させる。

こういったことかなと思います。

熱狂してたらお金払っちゃいますよね。


3.個別化

「自分の未熟な演奏を他の生徒や講師に見られるのをプレッシャーに感じていた人は少なくない」

グループレッスンだと自分ができないところを他の人に見られてしまう(恥ずかしい)。

できれば見られたくない。

誰でもこのような気持ちを抱いた経験はあるのではないでしょうか。

そうなると個別対応はうってつけ。
(まさに誰にも見られない)

また、個別対応の方が講師もその方に合った指導ができますので成果も出やすいでしょう。

「不安な気持ちの解消」

「成果を得る」

この2つのニーズを満たす上で個別化は最適です。

さらに別観点から言うと、個別化はオンラインとの親和性が高いとも言えると思います。

利用者・教室双方ともに、時間や場所の制約を受けず自分のペースで学ぶ(教える)ことができるから。

課金の面でも個別対応を選択するということは利用者にお金を払うことにためらいはないでしょうし。

こう見てくると、オンラインをやる上で個別化対応は必須ですね。


以上、

オンライン=課題解決×関係性×個別化

このフレームをどうやって埋めるか?

一つのポイントのような気がします。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。









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