サステナブルファション問題tweetしたら大目玉くらった過去の話
あなたの服の本当のコスト知っていますか？
このセンセーショナルな文言を知っている人はピンとくるだろう。
このとんでもない事実が当時の私の価値観を大きく変えるキッカケになった。そしてそれを感情のままに呟いて怒られた。そんなお話です。
__________________________________________________________
私、アパレル勤務でした。そこで店舗のSNS担当だった私。
(Twitterでの出来事だったのでTwitterに絞って書いてゆきます)
とはいえ、人気ブランドでもなかったし“ブランドの１店舗”として考えてもフォロワーさんは多くなかった小さなアカウント。
毎日更新！呟け！と言われていたので毎日必死になって呟きネタを探したり、写真を撮ったりしていました。
SNS担当者になる前に研修を受けろ！との事でやれ“SNSの伸ばし方”とか“やってはいけないこと”やら“SNSとマーケティング”みたいな研修を散々受けました。
イチ企業として私のたった１つの呟きで炎上なんてしようものならクビも覚悟しなければならないSNS戦国時代。
凄く凄く気を付けていたんですが「毛皮問題」「低コストで洋服をつくることの代償」を知ってしまった私は後先考えずに呟いてしまったんです。
そしてこのアパレルサステナブル問題のツイートが会社にとってあまり良くない方向に微妙にバズってしまったんです。(本当に微妙に)
そして他店のスタッフが私のツイートを見ておりそれを聞いたマネージャーが鬼の形相で乗り込んできました。
この時にツイートも削除。
マネージャーの耳に入るのが早く、炎上することもなく事なきをえたのですが．．．
今、考えればファストファッションと呼ばれるブランドに毛が生えたような価格帯のブランドのアカウントでそんな事を呟くなよ。と当然のように思うのですが当時の私はこの事実を沢山の人に知ってもらいたくてたまらなくなってしまって、まずいかもな。と思いつつツイートしてしまったのです。
それくらい私を奮い立たせるものがありました。
念のためサステナブルとは多分こうゆう事
(ざっくり＆バカの見解なので間違っていたらコメントで教えて下さい)
私の感覚でめっちゃ簡単に表すとあなたたち人間は地球破壊ばっかりしてきたのでいい加減それを辞めましょう。
人間と経済と環境をずっと先まで持続出来るようにしていく行いをしていきましょう。という事と認識しています。
▼私のアホ見解では何だそれは？と思う方もいると思うのでちゃんとしたHP掲載しておきます。
最近、起こった事としてはレジ袋削減のマイバッグ持参運動がサステナブルとかSDGsに関する大きな変化かなと思っています。
んで、サステナブルは騒がれてるし何となく分かったけども、それとアパレル何の関係あるの？と思って過ごしていた訳なのですがアパレルとサステナブル。
切っても切れないくらいに関係していて真実を知った私は呟かずにはいられないくらいに衝撃を受けてしまったのです。
前置きが長くなりましたが私が衝撃を受けたアパレルサステナブル問題を紹介します。
動物問題
人間が着るファーコート、マフラー、小物。
これらを作る為にうさぎさんが生きたまま毛皮を剥がされること。
ダウンコートのダウンやフェザーの原料、鳥さんの羽。
暖かいダウンコートを作るために鳥さんの羽をむしり取ること。
特にうさぎさんの毛皮剥ぎ動画は当時話題になり今も検索すれば出てきます。
サムネでさえも残酷なので参考動画は載せません。
興味のある方は検索してみて下さい。
洋服をつくる過程での環境・人権問題
この動画は2013年の衣服生産工場ダナプラザ崩壊事故で衝撃を受けた監督さんが作ったドキュメンタリー映画の予告動画です。
この予告だけでも充分なインパクトがありますので見た事ない方は見てくれたら嬉しいです。
本編もDVDがあるので興味のある方は是非。
監督さんのインタビュー記事もあったので掲載しておきます。
私は2018年に知ったので崩壊事故から５年、映画公開からは３年も後に知りました。
アパレル関係で働いていたのにこの事実を知ったのは遅かったと思います。
もうね当時、私のワードローブも随分ファストファッションアイテムが幅をきかせていたんです。
私がうんうん悩んでああでもない、こうでもないと散々言って買ったり買わなかったりしている「安くて可愛い服たち」。
その裏側で、こんな事になっていたなんて。
当時、確実に私は加害者の１人なんだと思った。
そして私が自分のワードローブをチェックしたように当時ファストファッションブランドに白羽の矢が立った。
でもそれなら何も考えずに安いもの安い服！となっていた私が責められるべきだ。
そう思ったら居ても立っても居られなくなりサステナブルファッション問題について思わず呟いてしまった過去の私。
企業のアカウントで呟く事ではなかったので確実に当時の私が悪いのですがnoteなら自由に書ける！ありがとう！note！
そして現在、色々な取り組みが行われているようで今はSDGsファッションなる言葉もあった。
私は個人なのでファストファッションブランドのような大きな事は出来ないし、お金が沸いて出てくる訳ではないので今以上に洋服代にかける金額を上げる事は出来ない。
なのでやはり安い服を求めて買い物するだろう。
でもちゃんと知って買うのと何も知らないまま買うのでは絶対に重みが違う。
確実に洋服に対する価値観が変わった。
そして着なくなった洋服は捨てるのではなくリサイクルショップや回収BOXへ持っていく。
“服”に対して出来る事を探してやっていくようになれた。
裁縫が出来る人ならリメイクするのもとっても素敵だと思う。
勿論、洋服以外にも出来ることは沢山ある。
仕事の日はペットボトル飲料から水筒に。
エコバックはいつもバッグに入れておく。
私が出来る小さな事をやっていきたいと思って３年経った。
３年経って３年前にツイートで伝えたかった事を今、noteで発信出来た。
サステナブルやSDGsが当たり前のようになってきた今。
相当今更ながらの記事になってしまったが記事に出来て本当に嬉しい。
読んでくれてありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？