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今日は推しに会いたくない。そんな日もある。

私には推しがいる。
それも会いに行けるタイプの推しだ。(三次元。ありがたや。)


推しに関する別の記事は書いているものの筆が進まないので一旦放置している。(ゴッホとヘレーネの関係性に共通する感じの感情であることを下書きにつっこんだまま、はや一か月。)


今日は正直、推しに会いに行けた。
昨日、イカれた脳みそ垂れ流し文章を書き殴った後会いに行ったのだけど
推しの店では(なんかホストみたいな書き方だな、全然ホストではない)
高尚なコラボが実施されていて、推しの推しが店頭に立っていた。

推しが好きなものは好きになりたい。

RM推しのアミがポケモンパンに手を伸ばしたくなるがごとく、
私も推しの推しを知りたくて当たり前に注文したんだけどちょっとそこから何かが崩れた。

推しの推しを知ることは楽しいし尊いしワクワクするんだけど
決して推しの推しを、推しと同じレベルで楽しめるとは限らない。
そのことを失念していた。
(RMがポケモンパンについているシールが好きであろうと、RM推しのアミがポケモンパンのシールそのものを好きになるわけじゃないでしょ?それだった。)
(ナムさんに「いらないからあげる」されるドガースのシールに価値はあるけど、ナムさんフィルターを介さない日本で買うポケモンパンのドガースのシールに価値を見いだすのは結構難しいでしょ?それだった。)

頼んだことになんの間違いもなく、日本で指折りのトップクラスの良いものを体験させて頂いたことは間違いないのだけど
私は”感動のFeeはすべて推しに還元したい”タイプのヲタクなので「美味しい」を味わった後の余韻に後悔が混じっていた。

あ、なんでこの時間にこのチョイスをしたんだろう。
土曜日のこの貴重な時間になんで推しに100%注がなかったんだろう。
余韻に混じる後悔が腹立たしかった。

ただし注文の中に推しの創造物が含まれていたのでそちらはまじいつも通りイカれ狂ってて最高に美味しかった。飛んだ。
土に見立てたチョコってなんやねん最高か。

推しがその表情を察知してか、なんでも用意できるんで言ってくださいねと言ってくれたのだけど…後悔が押し寄せていて全然選べず。

推しのお気に入りのリバイバル商品を特別にテイスティングさせてもらったんだけど、飛んだ。飛んでなお、「うわ、これだよ土曜の夕方に味わいたかった推しの創造物はこれなんだよ。」と後悔が倍増。

追加注文どころではなく悲しくなったので「今日は情報量が多すぎて疲れたので別日に来ます」と行ってその場を去った。


私は推しを愛している。
のだけど、推しの好きなモノまで愛しているかというとそうではない。

あくまで推しの息のかかった創造物までの範囲を愛していてそこに愛と時間とお金をつぎ込みたいだけであり、推しの推しが創造するものにまで心が震えるほどの価値は見いだせなかった。

心がせまいのかなあとも思うけど、別に良い。私の好きは私が決める。
できれば無条件の愛でありたいのだけど、まあいい。20年かけて愛すと決めたので。


ということで本日日曜日も同じコラボが展開されているということで
私は推しだけがいる空間が好きなので行くのをやめた。

平日の朝、出社日があるのでその前にサクッと
推しだけがいる空間で推しが作るものを堪能して推しと推しの創造物という愛おしさを堪能してくる。


まぁでも推しの推しまで愛せると思っていたので、そんなキャパなど私にはないということが認識できてよい学びとなった週末であった。

お疲れさまでした、明日からもがんばりませう。

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