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No.012 コンゴ民主共和国の柔道熱から見る日本

中村さんのコンゴ民主共和国訪問が終わり、現地メディアも大きな注目を寄せました。この反響は、コンゴ民主共和国における柔道への情熱の深さを如実に物語っています。同時に、日本の柔道が世界中から尊敬を集めている事実を改めて認識させられる出来事となりました。

全て現地メディアのフランス語の記事です↓↓

https://kt.cd/2024/09/10/seminaire-de-judo-pour-renforcer-les-liens-entre-la-rdc-et-le-japon/


コンゴ民主共和国の柔道熱

アフリカ大陸の中心に位置するコンゴ民主共和国。この国で柔道が驚くほどの人気を博していることは、多くの日本人にとって意外かもしれません。現地の人からすると、No.1のサッカーに続くのは柔道とも言えるかもしれないと、
中村さんの訪問を通じて、現地の柔道への熱意が明らかになりました。

コンゴの人々にとって、柔道は単なるスポーツ以上の存在です。それは規律、礼儀、そして自己改善の道を象徴しています。日本発祥のこの武道が、遠く離れたアフリカの地で深く根付いているという事実は、柔道の普遍的な価値を証明しています。

世界から尊敬される日本の柔道

コンゴ民主共和国での反響は、日本の柔道が世界中で高い評価を得ていることの一例に過ぎません。オリンピックをはじめとする国際大会での日本選手の活躍は、技術的な卓越性を示すだけでなく、柔道の精神性をも体現しています。

この尊敬は、単に競技としての強さだけでなく、柔道が内包する哲学や教育的価値にも向けられています。「精力善用」「自他共栄」という柔道の理念は、現代社会においても重要な指針となっています。

アジアの中の日本、世界の中の日本

日本の柔道が世界で尊敬を集めている事実は、アジアの他の国々には簡単に真似できない独特の影響力を日本が持っていることを示しています。これは単に経済力や技術力だけでなく、文化的な深みと普遍的な価値観を世界に提供できる日本の特異性を表しています。

私たち日本人は、このような影響力をもっと誇りに思ってもいいのではないでしょうか。柔道は、日本が世界に誇れる文化の一つに過ぎません。しかし、その影響力の大きさは、日本文化の他の側面にも同様の可能性があることを示唆しています。

日本が世界に誇れるもの

柔道以外にも、日本には世界に誇れるものがたくさんあります。

  1. おもてなしの心:日本のサービス業における細やかな気配りは、世界中で賞賛されています。

  2. 伝統工芸:陶芸、織物、刃物など、何世紀にもわたって磨き上げられた技術は、世界中のアーティストや職人に影響を与えています。

  3. 食文化:和食のユネスコ無形文化遺産登録は、日本の食文化の奥深さと健康性が世界的に認められた証です。

  4. アニメ・マンガ:日本のポップカルチャーは、世界中の若者に影響を与え、クールジャパンの象徴となっています。(帰国の飛行機の中でも見ている方がいました。)

日本には、まだ世界に知られていない、あるいは十分に評価されていない素晴らしい文化や技術が数多く存在しています。

私たち自身の学びの必要性

中村さんのコンゴ民主共和国訪問とその反響は、私たち日本人自身が自国の文化や価値観をより深く学ぶ必要性を示唆しています。往々にして、自国の文化の真の価値は、それが海外でどのように受け入れられ、影響を与えているかを知ることで初めて理解できることがあります。

私たち一人一人が、日本の伝統文化や現代の innovations についてもっと学び、理解を深めることが重要です。それによって、私たちは自国の強みをより効果的に世界に発信し、国際社会における日本の役割をさらに高めることができるのではないでしょうか。

結論

コンゴ民主共和国における柔道の人気は、日本文化の普遍的な魅力と影響力を示す一例です。この事実は、私たち日本人に自信と誇りを与えると同時に、自国の文化や価値観をより深く学ぶ責任も課しています。

世界に誇れる日本の文化や技術は数多くあります。これらを正しく理解し、適切に発信していくことが、これからの日本と世界の関係をさらに豊かなものにしていくでしょう。柔道が示したように、日本には世界を魅了し、そして世界をより良い場所にする力があるのです。
私自身ももっと学んでいかなくてはいけません。

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