【右手からデザイン>🙌<左手から科学 | Newrope CEO】おむすびチャンネル配信者インタビュー Vol.42
こんにちは。おむすびチャンネル運営です。
おむすびチャンネルの配信者インタビュー企画、第42弾です!
今回は、「右手からデザイン>🙌<左手から科学 | Newrope CEO」さんをご紹介いたします。
(※)おむすびチャンネルとは、ライブ配信型のデジタル・メンバーシップ・プラットフォームです。配信者には、日本語を学ぶ海外の方、英語で話す海外の方、海外に暮らす日本人の方、海外経験があり今は日本に住む方などなど国際的な方々や、何か特別な技術や知識、経験、バックグラウンドを持つユニークな方々などがいます。通常ライブ配信サービスは無料であることが多いですが、おむすびチャンネルはコミュニティであり月額会費制となっています。(公式サイト、公式ツイッター)
自己紹介
株式会社ニューロープ、CEOの酒井聡です。
ファッション特化のAIを開発して「トレンドの分析データ」や「オンラインでのAI接客機能」などをブランド、商社、メディア、小売などにSaaS提供しています。東洋経済誌の「すごいベンチャー100」にも選出されました。
個人としてはナショナルブランドや美大のデザインワークを手がけたり、柄シャツブランドを運営したり、エンジェル投資をしたりしています。
趣味はアートのコレクション、グラフィックスの制作、生物のスケッチ、カメラ、ファッション、ワイン、食、アニメ。
配信カテゴリーは「ファッション」ですが、デザイン、IT、起業、英語など幅広く投げかけていきたいなと思っています。
チャンネル名は現時点(2022/8/15)で「右手からデザイン>🙌<左手から科学 | Newrope CEO」ですが適宜変えていくと思います!
Twitter: @satoshisakai_
Instagram: @satoshi_sakai
柄シャツブランド
おむすびチャンネルでは普段どのような配信をしていますか?
僕が専門(または得意)としているデザイン、IT、英語、起業などについては学びになる講座形式でお届けしていきます。
個人的に関心が強く、これからさらに掘っていきたいと感じているアート、バイオロジー、ワイン、コミュニティ形成などについては自分なりにインプットを重ねながらも、皆さんと対話するかたちで配信していければと考えています。
おむすびチャンネルの魅力はどんなところですか?
iモードが本格的に普及する以前、2000年ごろのインターネット空間は、当時中高生であった僕にとってとても有意義なものでした。金銭的に裕福であったり、教養があったり、オタクであったりする母集団の中で、僕は大人や才能に溢れた人々とチャットや掲示板で対等にコミュニケーションすることができました。板によりますが当時は2chも例外ではありません。
これを支えていたのが前述の「母集団の質」と「実質的に閉じられたコミュニティ(非不特定多数性)」や「コテハン」文化であったように感じています。
TwitterやInstagramが徹底的に打ちこわした上記の3要素を現代にフィットするかたちで再構築しようというのがおむすびチャンネルなのかなと僕は思っていて、今のところそれはうまくいっているように見えます。そのようなコミュニティ空間に関われることに大きな魅力があります。
なぜ現在の仕事をしようと思ったのですか?
僕は学生のころから小説を書いたり、音楽活動をしたり、デザインワークをしたりしてきました。そしてそれぞれの分野においてトップオブトップを目指す難しさにことごとく直面してきました。それは「才能」と「個人の人生のボラティリティ」の問題に依拠します。「僕は自分の才能を信じるリスクを取れなかった」とも言い換えられます。
一方で僕にはある種の器用さがあります。デザインも、プログラミングも、英語も、自分に必要と感じたものは身につけるための努力をすることができます。
クリエイションとサイエンスの掛け合わせの中で、人類がまだ見ぬフロンティアを開拓することであれば自分にもできるのではないか。そういった「モチベーション」と「自分の適正」の交点に今取り組んでいるファッション×AIがありました。
その仕事の魅力ややりがいについて教えてください。
「ファッション×AI」は、様々なスタートアップが取り組んでは見捨ててきた領域です。ファッション分野の複雑すぎるバリューチェーンやデータの溜めにくさ、業界的な収益性の低さなど複合要因が背景にあります。
そのような中でこのインダストリーにかじりついていくことの意味は2つあります。
1つ目は前述の理由から競合がどんどんいなくなっていき、競争優位性が時間軸の中で勝手に強化されていくことになるという事業領域としての魅力。
2つ目は、自分たちがやらなければこの分野の発展はないかもしれないという、代替不可能性の上に成り立つやりがい。
僕は、うまくいくことが立証された市場の中で、資金調達やチームビルディングをうまくやることで他社を出し抜くというゲームには魅力を感じません。勝てる自信がないことも白状します。
自分がやらないと拓けないかもしれないフロンティアに僕は惹きつけられています。
今後おむすびチャンネルで発信する予定の内容について教えてください。
前述の通り、当面はお役立ちコンテンツを配信していきたいと思っています。コミュニティに貢献しながら、おむすびチャンネルの洗練された母集団である皆さんに認知してもらうことが第一歩です。
傍らで実験もしていきたいと考えています。かつて存在した印象派や白樺派のようなコミュニティ形成に僕は興味を持っています。それはTwitterやInstagramに蔓延する価値観である「広さ」ではなく「深さ」を私自身が追求する上で欠かせないからです。
面倒臭い、観念的な、答えのない議論を、分野を超えて積み重ねていきましょう。
最後に
おむすびチャンネルは誹謗中傷のない素晴らしい世界だと思います。ここからさらに踏み込んで、安心してお互いに反対意見を建設的にぶつけ合える関係を構築していけたら良いなと思います。
そのためにも配信・チャット・掲示板でのやり取りや、公式・非公式のオフ会含めて人間関係を構築して行きましょう。渋谷のオフィスで良ければいつでもワインを常備しています🍷
おむすびチャンネルをみんなで展開させていくのが楽しみです!
「右手からデザイン>🙌<左手から科学 | Newrope CEO」さんのTwitter
運営より
「右手からデザイン>🙌<左手から科学 | Newrope CEO」さんをご紹介いたしました。ご専門分野であるデザイン、IT、英語、起業のみならず、アート、バイオロジー、ワイン、コミュニティ形成にいたるまで、幅広いテーマで配信されています。また、おむすびチャンネルをコミュニティとしての観点で考察していただき、とても興味深く拝読いたしました。おむすびチャンネルは、オンラインとオフラインが融合したコミュニティ形成を目指しています。ぜひこれからも、様々な観点でおむすびチャンネルを楽しんでいただけたら嬉しいです!
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