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こんにちは。
千葉県の大多喜という、千葉県の真ん中あたりにある場所で、一棟貸しの宿をしているOMOSHIROです。
OMOSHIROでは田舎ぐらしを楽しんでもらおうと、OMOSHIRO FARMで野菜を作っています。

畑はじめは、じゃがいも

霜がなくなりはじめる3月の手前。
じゃがいもは、初心者でも簡単に作れる野菜のひとつ。
昨年ご近所さんから教えていただき栽培したらたくさん収穫でき、ゲストの方にもたくさんお料理やお土産など楽しんでいただきました。
今年は、定番の『だんしゃく』と、甘みのある『きたあかり』を作ります。

0:土づくり

じゃがいも用の畑は、あまり肥沃な土地にする必要はないそうです。
ポイントは、
・昨年じゃがいもを植えた場所ではないところに植えること。
・石灰をまぜないこと。
 (牛ふんなどを入れる場合もあるようですが、今回は肥料も入れずに準備しました)

何回かに分けて耕運機をかけて、雑草を取り除いていきます。最後にはバーク堆肥を混ぜてうねうねと耕運機で混ぜ込み、少し土を落ち着かせておきました。バーク堆肥は2週間くらい前に行うといいのだと思いますが、今回は植える3日前に行いました。

1:種芋選び

まずは、種屋さんで種芋を購入。60g以上のものを選びます。

地元の良質な種やさんで購入すると良いです。


すでに少し芽が出ているので、今回は芽かきをせずに植えていきます。

2:種芋をきる

種芋を半分に切ります。切った時に、芽が出ているバランスが均等になるように意識します。

切り方を迷ったら、芽が出やすい場所を手で触って、イメージしてみよう

切ったら、切り口が腐らないように、シリカを切り口にまんべんなくつけて、トントン、と軽くじゃがいもをはたいて余分なシリカを落として、段ボールなどに切り口を上にして置いていき、直射日光の当たらない風通しの良いところにおいて表面を乾燥させます。

シリカを満遍なくつけます
一つの段ボールに2種類入れました。
種類が混ざらないように、1種類には目印に下にチラシをおいて。

3:畝作り

お天気がよく、土がよく乾燥している状態の日に植え付けを行います。
60cm幅の畝を2つ作りました。それぞれの畝の間隔は30cmあけておきます。(後で土よせをするのでこのくらいは間隔が必要になります)
畝の表面をレーキなどで平らにしてから、三角ホーで畝の中心線を引くように15cmのふかさの溝を作っていきます。

畝の中心に線を描くように、何度か三角ホーで溝を作っていきます。
2、3回行き来すると15cmくらいの溝が出来上がります。

4:植え付け

さあ、いよいよ植え付け。先ほど作った溝に、30cm感覚でじゃがいもをおいていきます。切り口は今回下むきにしました。(色々な栽培方法がありますが、オーソドックスなやり方です)
※はじめ切り口を上下逆にしてしまったので(『逆さ植え』という方法です)写真は切り口が上になりますが、後から上下逆にしました。

メジャーを脇において、30cm感覚になるようにおいていきます。

次に、じゃがいもとじゃがいもの間に、肥料をほんの少し、パラパラとおいていきます。

こんな感じで、肥料を間にぱらりと。
肥料は昨年に引き続きこちらを使いました。

三角ホーの後ろで土を斜めにすくい、溝の両脇から優しく土をかけていきます。じゃがいもから10cmくらい土がかぶさるようにします。じゃがいもが伸びてきたら2回くらい土よせをします。

土を優しくかけていきます。


目印も忘れずに。畝にポールを立てて種類を書いておきます。
今度可愛いの作ろう、、。

YouTubeの塚原農園さんのチャンネルなどで、「じゃがいもの育て方」などを参考にしました。
今回一番参考になったのはこちら。
じゃがいも栽培【植え方】家庭菜園でも簡単にできる植え方講座

6月から7月にかけて収穫できるよう頑張ります。ゲストの皆様には、収穫時期にはじゃがいもを収穫して調理いただけます。ぜひ収穫しにいらしてください!

養老渓谷 田舎暮らしを楽しめる一棟貸しの宿 OMOSHIRO

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