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駅前に特設ステージを用意。富山にチャレンジを賞賛する文化を創る!

やったことは、ない。
できるかどうか確信もない。
それでも、意義を感じるからやってみたい。

こういう営みをチャレンジと呼ぶのだとすると、やると決断するのはとても勇気のいることです。

ただでさえそうなのに、これがもし「出る杭は打たれる」ような環境に囲まれていたら、とてもじゃないですが不可能な壁に感じられることでしょう。

チャンレンジャーには、サポーターが必要です。

今、日本はスタートアップをたくさん生み出そうという機運の中にいます。

世界で急速に影響力を失う日本に危機感を持った政府や経団連が、ようやく重い腰を上げたということなのでしょうが、良い流れです。

しかし、今変革しようとしている日本社会の現状は、これまでの長い時間をかけ、変化に対する強い抵抗勢力を生み出してきたようです。


<変化を嫌う日本人??>

令和4年、経産省が発表した「未来人材ビジョン」にはこんなデータが乗っていました。

出典:経産省「未来人材ビジョン」


このデータを信頼するなら、日本は世界に比べ、満足できない日々(エンゲージメントが低い日々)を送りながら、現状を変えるために交渉する気も、居場所を変える気も、学ぶ気もない人が大勢いることになります。

変化を恐れ、現状を維持しようとする文化が強く存在していると言えるのではないでしょうか。

これを読むみなさんも、自分の周りにチャレンジを奨励・賞賛する人たちが少ない、あるいはいないと感じているかもしれません。

これでは、いくら画面の向こうのスターが「チャレンジしろ」と訴えても限界があるとは思いませんか。

さて、変化やチャレンジを恐れるこの国ですが、その中でもさらに面白ベースのある富山県は、最近まで「大学発ベンチャー」の数が8年連続最下位だった地域です(今も40番台)。

県民に富山の県民性を尋ねれば、だいたいが「堅実で保守的」「前に出たがらない」と教えてくれます。

<駅前カラオケで証明>

富山の人たちは、本当に保守的で「前に出たがらない」人たちなのでしょうか?

そんなことはないのかもしれない、と社会実験的なイベントで示してくれたのが面白ベース会員のばんじょー君です。

彼は、昨年のクリスマスイブに富山駅前で「誰でも飛び入りで歌える」路上ライブイベントを企画しました。

歌いたい人は、彼特製の箱に隠れて歌うことができ、コスプレしたばんじょーくんが表に出て口パクで盛り上げてくれます。

イブの夕方に2時間だけ開催したこの路上ライブには、通りすがりの小学生から大学生やおじさままで、男女も半々くらいで10人以上の方が歌を披露してくれました。

これには、僕もばんじょーくんも驚きました。

率直に言って、歌も決して上手い人ばかりではなかったし、ふだんは前に出たがらない人なんだろうなという雰囲気の方が次々前に出て歌ってくれたからです。

下手くそだって、何歳だって、思い切ってチャレンジしてみていいんだという雰囲気さえ形成されていれば、人は自分を表現できるのです!

<チャレンジを賞賛する文化を>

クリスマスのイベントを経て、ばんじょーくんは僕(クダカ)と次なる企画を考えました。

富山(あるいは日本全体)に必要なのは、もっと気軽にチャレンジすることを奨励し、チャレンジすること自体を賞賛する空気感なんじゃないか?

という仮説に基づきつつ、ばんじょーくんの「褒められてぇ。賞賛を浴びてぇ」という個人的な欲求も満たす企画です。

その名も・・・

通りすがりの人にステージ上でかんたんなチャレンジをしてもらい、失敗したらみんなで悔しがり、成功まで応援、成功したらみんなでスタンディングオベーションを贈ろうという内容です。

チャレンジャーは自身が挑む挑戦の成功を、観客は賞賛の音量で100デシベルを目指します。

富山の中心である富山市の、もっとも人通りが多い富山駅前から、チャレンジャーを称賛し応援する気運をつくるんだという祈りを込めて全力で面白がろうと思います。

これまた富山駅前でやりたいと考えているのですが、許可をまだいただいていないので、別の場所になる可能性もありです。

<ノーベル賞級の賞賛をあなたに>

最後に。

イベントの詳細(日時など)決まったら、ばんじょーくんのInstagram・Facebookと久高・面白ベースの各種SNSで告知します。

当日は、ばんじょーくんがボケ倒し、観客をあっため、挑戦しやすい雰囲気を作ってくれると思います。僕も全力でお手伝いさせていただきます。

ですので、ぜひ観客側としてのみでもいいので見届けに来てください。

そしてもし、今回の企画に共感し面白そうだと思って、ほんの少しの勇気を出してステージに上がっていただければ、ノーベル賞級の拍手と歓声をあなたにプレゼントします。

きっと忘れられなないものとなるでしょう。

今度は自分の描いた夢に挑戦し、その末にこんな景色をまたみたいと思えるはずです。


もしこのnoteに投げ銭が入りましたら、バンジョーくんの企画へのチャレンジに寄付させていただきます。

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