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アメリカのエンジニアの平均年収は1,000万越え!追いつくには、、、

こんにちは、おもです。

今日はみんな大好きお金についてお話しします。
まずはタイトルの通りアメリカのエンジニアの平均年収は日本円で1,000万円を超えています。

以下、Edgeでの「アメリカ、エンジニア、収入」検索結果

880万円とありますが、この記事が書かれたのは2021年1月なので、今年のアメリカのハイパーインフレと超円安が起こる前です。
当時は1ドル=110円くらいですから、ドル換算で8万ドルとなります。

ずっとインフレが続いているアメリカで1年半以上も収入が上がらないなんてことはないはずですが、仮にそのまま8万ドルだったとしても、今の為替レート(1ドル=148円)で計算すると11,840,000円になります。

つまり年収1184万です。これが「平均」ですからね、、シリコンバレーのスーパーエンジニアは果たしていくら稼いでいるのやら。。

同じ記事で日本のエンジニアの平均年収が598万円とあるので、もはや日本でアメリカより稼ぐのはあきらめるしかないですね。

しかし、なぜ同じ職業でこんなに差が出ているのでしょうか?

これは色々な原因が考えられます。ざっと上げただけでも、、
・GAFAMなどの世界的IT企業がアメリカにある
・ITベンチャーが新規テクノロジーで求人にお金をかけている
・雇用条件や社会保障が日本と違う
・物価が高すぎるため給与を増やさざるを得ない
・そもそもエンジニアの社会的地位が高い
などなど

コレ!とあげられることはないですが、エンジニアに関わらず、総じて日本の給料が低いのには共通の理由があると私は考えています。

それは、「NO」を言わないこと。
日本人はイエスマンと言われたりしますが、仕事でもやりたくないことにNOを言わない人が多いです。これが日本人が稼げない原因の一つだと推測しています。どういうことかというと、、、

経営者は、”どうしてもやらなければいけないのに自分でできないことをお金を払って他人にやってもらう”ために取引を行います。
この時、”より安く”求める結果を出してくれる人を探しています。

この根本的な構造があるため、「とにかく安く」をモットーにしている会社が存在していて、そういった会社が日本人の給料を低くしている元凶だったります。

もちろん、それも売上を確保するための必死な営業方針だと思いますので全否定はしません。
ただ実際に業務を行う人は薄給に苦しむうえに、より「安く安く」とネガティブな競争が起こり、全体的に価格が上がっていきません。

経営者としては、「誰かにやってもらわなきゃいけないけど金額がわからない」という前提で始まっているので、自分のオファーだと誰も引き受けてくれない。という現実を見てはじめて金額設定を上げていきます。

このへんはメルカリと似ていて、、、
私が大事にしてたこのアイテム、3万円でも安いくらいだ。
と思って販売したのに1件の問い合わせもない。調べてみたら他の人5千円で同じものを販売して売れていた。。。いや、でも私のは大事にしてたから状態も良いし。と自分の意見変えず3万円で販売し続けはや2年、他の人は3千円で販売するようになってしまった。。。もう売れない。

メルカリなら最終的に売れなかった。で済みますが、経営者は、「自分の思った金額では誰にも引き受けてもらえなかった。なので納期に間に合わず受注先から契約不履行で訴えられちゃったw」って訳にはいかないので金額を上げてでもやってくれる人を探すはずです。

これを全体的な意識として理解していれば、絶対に安請け合いはしないはずで、国としても健全な緩やかなインフレ(年2%)を実現できているはずです。

いくら会社として安く請けようとしても、実際に働く人に「NO」と言われてしまっては受注できません。
ですから、割に合わない業務には堂々と「NO」を突き付けてください。

私も以前アメリカのエンジニアと一緒に仕事したことがありますが、彼らは決められたこと以外やってくれません。もし「どうしても」となったらExtra chargeが発生することになります。
こんな感覚の差が賃金に表れているのではないかと思っています。

すでに低賃金で働いているあなたも諦めてはいけません。
まわりを見渡した時に、業務メンバーが次々辞めていくような環境だったとしたら、そこは問題がある現場です。
人が定着しないのは、辞める人に問題があるのではなく、その職場に問題があります。

あなたの周りがそんな環境だったら一刻も早く逃げてください。
そんな環境で頑張って身体を壊しても、あなただけが損して終わりです。Extra chargeは入りませんよ。

仕事をするうえでとても大切な話なのでまだ書きたいことはあるのですが、長くなったので一旦終わります。

この記事が好評だったら、第二弾として書くかもしれません。

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