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思惟かねのノンジャンル随筆

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私が書いた文章のうち、ジャンル分けができないごった煮の文章を集めたマガジンです。画像はおでんです。
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#アバター

「アバターもVTuberもルッキズムから逃れられない」を考える

「アバターもVTuberもルッキズムから逃れられない」を考える

ルッキズムは、日本語では「外見至上主義」と訳されるます。
大まかにいえば、外見に基づいて行われる様々な差別のことであり、基本的に批判的な文脈で使われる言葉です。

さて、この言葉が先日TLで話題になっていました。

VTuberという、外見を自由に選べるはずの存在についてのこのツイートが、私の周りで少なからず共感を集めていました。こうした違和感を感じていた人は、少なからずいたのだと思います。
しか

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アバターを皆が使う社会での「表現の倫理」を考える:表現の自由と見たくない物を見ない自由

アバターを皆が使う社会での「表現の倫理」を考える:表現の自由と見たくない物を見ない自由

おはようございます、思惟かねです。
普段はVRが人にもたらす無限の自由とその可能性に大いに夢を見ている私ですが、そんな私にとって非常に耳痛いツイートを朝から拝見して考え込んでしまいました。

よーへんさんのツイートを私なりの言葉でまとめると、つまりは外見を始めとして様々なものが現実よりも自由になるVR世界の中で、この表現の自由に対して、見たくないものを見ない自由はどう守られるべきか?ということにな

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