アラサーOL、会社勤めで友達がめちゃくちゃ増えた話
3月後半にもなった頃だ。卒業シーズンでもある。
そしてもう来週には、次は入社や入学なりの新生活がスタートする時期だ。
私はかれこれ新卒から会社員として企業に属した働き方しかしていないし、フリーランスになりたいみたいな希望も特にない。
そんな私が思う、会社員でよかったことについての話。
諸々会社員であることで恩恵を受けたことはあると思うが、一番は会社勤めでめっちゃ友達が増えたこと、これが会社員でよかったことだと思っている。
スキルとか実績名声みたいなことじゃなくてすみません。そして会社で友達作りすなと思った方にもすみません。
こんな匿名でやってるnoteに名声なんて一つも載っておりませんので悪しからず。
というなんとも社会についてを語りそうな口ぶりで書き始めをしておきながら、私も新卒で働き始めてからまだ10年も経っていない身なのだ。
まだまだ世の社会人としてはあまちゃんの方に違いない。だから新卒社員としてすぐの時の不安感というのは今でも覚えている。
数年前この時期、私も社会人になることに非常に怯えていた。
非常に恵まれて楽しいがたくさんだった大学生活から一転、週5労働の毎日が待ってる。
どんな仕事をするか、やっていけるのか。私なんかが?みたいな。
あれだけ御社に入りたいですとか言ってたのに、いざ入らんとなるとね。入りたくないよね。
何よりも怖かったのは人だ。どんな人がいるか、その人たちと上手くやっていけるか。
言葉で書くよりも遥かに、初めて正社員で企業に属して働くことに対し本当に恐れをなしていた。
どうにかして4月からも気楽に生きる方法が無いかずっと探していた。石油王と結婚して労働が求められない生き方が出来ないか、今すぐ金持ちの犬に生まれ変われないかとかね。
ところがどっこいいざ社会の蓋を開ければ、思っていたよりもなんてことない日常が待っていた。
もちろん、仕事を覚えたり壁にぶち当たったり、色んな人がいる中で生きていくということは大変なことも多いのは多かった。
(大変だった部分、今回は割愛)
ただその大変な思いと一緒に待っていたのは、そこには何年もの付き合いになる人付き合いの種ばかりだったのだ。
利害とかを考えない、普通の友達
友達という表現だが、もうこれはまんま言葉の通り。
一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったり、何か相談ごとを出来る人。一緒にいてなんとなく心強い存在。
会社で出会った関係なんてみたいな考え方をされるかもしれないが、自分的には「利害の一致」とか「人脈」とかそんな利益的な考えはない。
ただ純粋に、同じ時間を過ごしてプラスの気持ちになれるというだけ。
そしてその友達は、20数年自分とは全く関わりのなかったコミュニティに属していることもある。
自分のタイプとは全く異なる、本当に未知の世界から友達がやってくるような感覚だ。
心地よい関係だけを選ぶんじゃなくて、波長がそんなに合わない人もいる。でもどこかしらでその人の良さだったり面白さに気づいていくことができる。
私的にはこれが本当に面白いと思った。ただ一緒の場で働いているということだけが共通点の、全然関わりがなかった人間と仲良くなれるチャンスがごろごろある。
特に新卒で入った会社では個性的な人やアグレッシブな人が多く、自分では体験していないような色んなことを知ることが出来てすごく刺激的な毎日だった。
そしてそんな人々と色々な経験や事象を共有し、お互いの背景なんぞ関係なく仲良くなっていく。何度も言うが、面白いことこの上ない。
正直、こんなことは学生時代には全く想像がついていなかった。
友達なんて社会人になったら出来ないと思ってたし、これから40年以上は孤独に耐えてひとりさみしく仕事をすることも覚悟をしていたからだ。
だから数年前のこの時期、働きたくなさすぎてくさくさしていた自分に声をかけてあげたい。全然楽しい時期が待っているよと。
私は社会人としては駆け出しから一歩出た位にすぎない。特にまだ名声を受けたような出来事もないし、これからもあるかは分からない。でも平凡な私にとっては実績一瞬、付き合い一生。
会社勤めで得られたこの友人関係は、しっかり大切にしていきたいと思う。
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