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介護やってたら出来なくなった事(うちの介護なお話10)

さて、介護が始まって最初の頃はある程度自立していたので出来なくなる事は少なかったけど介護度か上がっていくと、介護している側の行動がかなり制限されてしまいます。
母ができない事はトイレで紙パンツの上げ下ろしができません、ご飯を自分で作ることができない、お茶を入れることもできない、ベッドからの起き上がりに不安がある、歩くときは歩行器が必要、バランスが悪い、です。

まず、夜のお出かけが出来なくなりました。
友達との飲み会、ライブ参戦、観劇、試写会などのイベント、テーマパークへのお出かけなどは1日まるまるかかるようなお出かけは、まずできなくなりました。
こういったことは積み重なってダメージが大きくなって来るので要注意。

昼の映画に行くのでさえ、昼ごはんの時間を外して夕飯までの間で見られるところを探して急いで移動して急いで帰ってくる。そういう行動範囲になります。

出社ができなくなりました。
ほぼ在宅勤務の会社でしか対応できないのでこれは会社の理解がないと仕事ができなくなります。接客対応などをしている人だとまず職を失います。
即死案件になってしまうので介護度が上がる前に先を見越して対応できるようにするか施設を考えておくほうが得策です。

家族旅行はまずできません。
テーマパークのお出かけと一緒で泊まるのはかなりハードル高いです。
だいぶ前から計画してショートステイをお願いしないと出かけにくいです。

自分の時間がどんどん減る。これは大好きな親だったら耐えられるって思う人も多いと思いますがそれが何年も続いたらどうですか?
深い穴に落ちる前に対応をしておいたほうがいいです。ここは話し合いも大事。ちょっと早いかな?って思うぐらいの勢いで下調べを進めておくほうがいいです。

介護度によって様々なサービスがありますがスポットで1泊してもらえるとかそういうサービスをしているところが無いときがあります。
私の地域ではデイサービスは朝早くても8時のお迎えが限界でした。夜も19時まで預かってもらえるところはほぼ無い状態でした。
ケアマネージャーさんと相談して様々なサービスを駆使してでも自分を大事にすることを忘れないようにすること、すり減って倒れたらそこから家庭が崩壊します。そうならないように自殺しないように悪い方に振り切らないようにガンガン相談する。

私の場合はこういうスタンスで介護やっていくようにしています。
それでも、そろそろ施設に入ってもらったほうが良い感じなのであっちこっちから資料送ってもらっているところです。

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