【リメイク版】福袋の落とし穴


※この記事は2018年8月4日に公開した物のリメイクです(当時20歳)


大学の講義で色々興味深い事を学んでるんですが
マーケティングの話で顧客満足度と、顧客期待値について自分なりに思った事を書きます


皆さん福袋は買った事あるでしょうか?
よくお正月にそこらじゅうの店が出しますよね

その福袋の顧客期待値顧客満足度ですが
例えば
1万円の福袋に対して顧客は3〜4万円程の商品を期待したとします
しかし実際は2万円分の商品しか入っていませんでした
この時、一見1万円で2万円分の商品を購入出来たのだから顧客は得をしている様に思いますが
顧客の視点から見ると、期待していた額より低い額の商品しか入っておらず、顧客満足度に欠けます

この、顧客が実際に知覚した価値と事前に期待していた期待値が顧客満足度の定義なんですが
ここで1つ疑問に思う事は
『それ、ほんとに欲しかった物なの?』
と言う事

確かに金額面で見れば1万円払って2万円分の買物が出来ているので得をしていますが、果たしてその商品は顧客が求めていた物なのでしょうか?
同様に3〜4万円分の商品が入っていても顧客にとって全く需要のない物だと顧客満足度は低いでしょうし、逆に2万円分でも顧客が本当に求めていた物なら顧客満足度が高いと考えられます

実際、本当に求めている物は福袋ではなくそのまま購入すると思いますが笑

人は払った金額より多い額の商品を手にすると満足感を得るものですが、実際はその商品が必要のない物だったと言う経験はないでしょうか?

1000円で売っているぬいぐるみをクレーンゲームで100円で取れたとして、見た目上では900円得をしていますし満足感もあるでしょう
しかし、このぬいぐるみが全くいらないものだとしたら実際は100円損をしている事になります

自分にとって全く需要の無い、いらない物にお金は払いませんよね?
これが福袋の落とし穴で
現に福袋に入れられる物は在庫処分や売れ行きが悪い物が多いですよね

最近は元々中身がわかっている福袋やお店側が赤字になる様に組まれている福袋ももちろんあるので一概には言えませんが

端的に言うと、1万円払って2万円分の商品を購入出来たとしても、それが売れ残りやいらない物の寄せ集めであなたにとって全く欲しくない物だったら意味がない
と言う事です

上記の場合は元から中身がわかっていれば購入する事はないと思いますしね

そんな感じのお話でした、福袋など中身の見えない商品には注意してください
では





Ω

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