【リメイク版】理不尽を認める事


※この記事は2018年8月31日に公開した物のリメイクです(当時20歳)

突然ですが皆さんは理不尽な体験をした事があるでしょうか
誰でも1度は納得の出来ない理不尽や不平等な体験をした事があると思いますが、実際僕も沢山あります
今日はその理不尽な事への考え方について話します


まず大前提としてこの世の中は平等ではありませんし、とても理不尽に出来ています
みんなが平等なら全員同じ顔で同じ資産を持っているはずです
しかしそうではありませんし、パチンコ屋は景品として現金を出せないので金景品を渡し真隣にある換金所で交換させますし、同じ法律違反でも殺人は重い罪が課せられるのに対し未成年の飲酒喫煙は注意で終わります

踊る大捜査線の名セリフで「事件に大きいも小さいもない!」と言うのがありますがそれなら懲役が一律でなければおかしいですよね、万引きは小さい事件ですし、テロは大きい事件です

この様にそもそもこの世の中は理不尽が溢れていて、それを一人間の私達がどうこう言った所でとても変わるものではありません

じゃあどうすればいいのか

認めるしかありません

逆に言ってしまえば、理不尽を認めずには生きていけないです


会社で自分は悪くないのに怒られた
そんな事よくありますよね、その時に「自分は悪くない!悪いのはこいつだ!」と言い張っていても自分の立場が悪化するだけで自分に利益は何もありません
「責任は自分にはない!そんな理不尽な責任を自分に押し付けられるなら会社をやめる!」と言ってしまえば一見自分の意見が通っている様でスッキリするかも知れません
しかしあなたは明日から無職です、ちなみに僕は無職です

上記の【自分は悪くないのに責任を押し付けられた】場合、目的は会社をやめる事ではありません
会社をやめてしまったら責任を自分のせいにされ会社もやめる、何も悪くない0から2つの損が生まれてしまいます

ではこの場合の目的はなんでしょうか
「会社を続ける事」
これが主要目的ですよね

その為の方法として「謝る」と言う手段を取らなければなりません
しかし「謝る」為には理不尽を認めなければなりません
逆に謝ったと言うことは理不尽を認めたと言う事になります

皆さんは大抵の場合、この状況なら謝る選択肢を取るのではないでしょうか
そしてこの納得し難い理不尽を家族や友人に愚痴ると言う光景をよく目にします

しかしなぜ理不尽に納得出来ないか、それは自分自身が「理不尽」に当てはまっていないからです

皆さんはどう考えるかわかりませんが
例えば
傘を盗まれた時に多くの人は怒りや悲しみを感じると思います
それは自分は傘を買っているのに相手は自分の傘を盗み得していると共に自分に損を与えていると言う不平等さからだと思います
しかし
自分が普段から傘を盗んでいる立場だった場合、上記の出来事はフェアになります

もし僕なら普段は自分が盗んでいる立場なので逆に盗まれたとしてもなんとも思いません
※実際に傘を盗んでいる訳ではありません

もちろん中には普段自分が盗んでいる立場でも自分が盗まれたら怒る!と言う人もいると思いますが、僕はこの様に自分も理不尽や不平等を使う代わりに相手の理不尽や不平等を認めています

端的に言えば
相手が理不尽ならば自分も理不尽になればいい
と言うだけの事です
むしろそれでしか理不尽を認められないと思っています

普段からかなり割り切った考えで生活しているので、日常でイライラしたり感情的になる事は前よりは減りましたが
あまりに感情が無くなりすぎてロボットになるのは嫌なので多少の感情移入はする様にしています
※負けて悔しい、勝って嬉しいの感情は一切ない

他にも書きたい事がまだまだありますがまた次の機会にします
では





Ω

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