悩みは尽きぬよどこまでも。

広島事件で彼はそれはもう、かなり反省したようで、そこから彼なりの「大切にする」を実行してくれている。

◾︎広島事件について
◾︎広島事件について2
◾︎広島事件について3

きっとアドベントカレンダーを送ってくれたのもその1つ。それに寝る前に何故か「今からもう寝ますね」みたいな報告をすることがお互い日課になっているのだが、その延長線で電話をすることも多い。

大体「もう寝るのー？そっか、おやすみー。」でいつも終わるところを、昨日はいつもより早くかけてきて「寝る前に話したいから電話をかけた」と言ってきた。なんだか申し訳ない気持ちも大きいけど、純粋に嬉しい。

「大切にしたいから！」と"僕はちゃんと行動に移してるよ"アピをしてくるところも、まあ可愛らしい。上から目線になってしまうけれど、今までが酷すぎたので、今の彼をちゃんと評価してあげたい。

そんな電話の中で話題はクリスマスの話になった。
昨年も(自分の中で)大きな問題となったクリスマス。
国際恋愛の中で誰もが通る「文化の違い」なのでは無いだろうか。

日本では恋人と、海外では家族と過ごすのがクリスマスだ。
世界的に見ると日本の文化は異例のようだが、しかしなんせ約30年間生きてきた地。しっかりと私の中で、クリスマスを恋人と過ごしたい、という憧れがインプットされている。

実は昨年は、25日当日は一緒に過ごせなかった。
彼は毎週木曜日に私の家に来るので、23日(木)にプレゼントを渡し合い、それで終わった。25日に彼は女友達と会う予定だったが彼女が24日にハイキングに行って、翌日帰ってくるのが遅くなり、彼が凄く怒っていたのを覚えている。

私としてはそれはとても苦い思い出で、それなら私と過ごして欲しかったと言いたかったのに、当時今ほど言いたいことを彼に言うことが出来なかった私は何も言えず、クリスマスは終わったのである。

そんな事があったもんだから、今年は一緒に過ごしたいなあ、なんて思って、以前「今年のクリスマスはどうするの？私は一緒に過ごしたいけど…」と言ったら彼は「多分いける」なんて言ったのに、彼が日本の文化を理解することはなく。友達(全員外国人)でパーティーをするというのだ。

そこには私の中で何度も大問題になった女友達も含まれているし、全員が全員お互いのことを知っている。彼は「女友達と友達に聞いたら、君も参加したかったら来ていいって言ってたよ」なんて言ってきたけど、どうなんだ。

英語もろくに話せない私が、しかも全員がお互いを知ってるパーティーで、1人はじめましてで、1人だけ日本人。アウェイ感すごくない？？？大体、女友達に「来たかったら来てもいい」なんて言われるのもなんか癪だ。

本当はもっとポジティブに考えるべきなんだろうけど、一緒に過ごせると思ってた分だけ、なんだ…みたいな気持ちもあって。我ながら切り替えができず子供である。

いつも引っかかってるのは女友達だ。
もしそこに彼女がいなければきっと飛び込んだ。でも彼女がいるなら話は変わってくる。私が彼女と彼の関係を嫌がってると知っても、彼女はなんにも構いやしないのだ。それ以上に「相性悪いんじゃないの？」なんて言ってくるし、もうなんか、人としてちょっと怖いくらい。

普通ならなんて言いたくはないけど、彼女がいなければどれほど円滑に関係が進んだだろう。彼女に会うのが怖い。

1つ悩みが終われば、1つ悩みが増える。
まだクリスマスまで時間はあるけど、憂鬱な気分になりかけている。