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リノベーションして後悔したこと

今までずっと他人には話をすることなくきた。が、

このブログだけに書くことにした。

その理由はただひとつ!

「私と同じような失敗をしてほしくない!」
少しでも「理想の家」を手に入れてほしい!
と思い、書くことにした。

まだまだ、中古住宅、特に空き家を手に入れる方が増えていくと考えている。

ぜひ、見てもらい役に立てば嬉しい。

フルリノベーションして失敗したこと6つ

1.収納(クローゼット、納戸)が足りなかった
2.部屋が足りなかった
3.玄関パントリーを造らなかったこと(服をかけられる場所など)
4.厚みの薄い断熱材を入れたため、夏暑く冬は寒いことに…。
5.サッシはペアガラス(2重サッシ)
6.外部面に木枠サッシにしたこと

1つずつ説明していきます。

1.収納(クローゼット、納戸)が足りなかった

・各部屋に収納を造ったところ、造らないところがある。
造らなかった部屋の理由は「もし収納足らないとき造ればいい」と考えていた。

しかし実際住んで、物が増えていき、わざわざ物を移動させて収納を造る必要が出てきた。これはなかなか面倒だ。

で、実際に行動に移したことは、移動できるタイプの棚を造ったこと。

【こうすべきだった】

・1部屋に対して必ず1つ収納を造ること。(今の新築では一部屋一つのクローゼットが当然。)

(リファームを考えてる人は、畳1枚分のクローゼットを作るのもあり。私が実際にリフォームしたお客様では、クローゼットを作って欲しいっていう声が多く、喜んでくれています)

・引っ越す前に収納を造ってしまうこと(普通は完成して引っ越すと思うが)

※一番は「モノ」が少ない生活を目指したいところですね。

2.部屋が足りなかった

当初は4人で暮らす予定だった。

しかし引っ越して4年後、5人暮らしになった。

正直、予定外になってしまった。

【こうすべきだった】

・リフォームする前に「何人で住むか確認」すること。
確認したら、これ以上、住む人が増えることがないか確認。

『家に合わせて住む』ではなく『家族の人数に合わせて家を選び、住む。また、人数が減ったら住み替える』

万が一、人数が増えたときは
増築」「大きい部屋に仕切りを作り、2部屋に分ける」
「その家を賃貸にして、自分たちは理想の家に引っ越す」

など、対処方法は色々ある。

3.玄関パントリーをつくらなかったこと(服をかけられる場所)

2024年の現在であれば、新築ならあるであろう玄関パントリー。

私が購入した中古住宅は築45年。
やはり昔ながらの作りで、玄関は狭かった。

リノベーション後も同じサイズで、玄関を造ってしまったため、

それが裏目に出てて、やはり狭くなってしまった。

その分、LDKが広いのだが今考えると、あと畳1枚分、玄関を広くとれば良かったと後悔。

【こうすべきだった】

「物件購入前」「リフォーム前」に、どれだけ生活イメージを膨らますことができるか。が急所になってくると私は考える。

具体的には「月曜日〜日曜日の、朝起きた瞬間から寝るまでの行動を、紙に書き出し想定をする」こと。面倒に感じると思うが、それをやることで「何を、どこに、どれくらい」造るべきか、その必要性が分かってくる。

私が正直思うことは、玄関入ってすぐに
「下駄箱(シューズクロック」
「冬にコートを掛けられるような場所(小スペース」
(趣味によっても異なると思うが)

最低限、これは必須かなと考えている。

風水のことを考えると玄関はキレイにしておきたいところだ。

4.厚みの薄い断熱材を入れたため、夏暑く冬は寒いことに…。

床、壁、天井に断熱材(スタイルフォーム)を入れたのだが、やはり断熱材が薄かったため、夏暑く冬寒いことになってしまった。

【こうすべきだった】

あなたが家を建てるとき、ぜひ『断熱材』には、しっかり投資をしてほしい

「そんなこと言われても予算がない」というのであれば、例えば

1.家のサイズを少しだけ小さくする
2.土地の場所を検討し直す
3.業者を検討し直す

選択肢はたくさんある。

そのくらいしてでも断熱材はケチらず性能が良いものをやってほしい。


5.サッシは複層ガラス(2重サッシ)

2024年現在でも、一般的には複層ガラスが主流だと思うのだが、トリプルガラス(高性能複層ガラス)もある。

トリプルガラス(高性能複層ガラス)は値段も良いが、性能も良い。

と知っていたにもかかわらず、複層ガラスにした。

【こうすべきだった】

これも「断熱材」と同じく、サッシはケチるところではない。

なぜかというと、外部と内部の気温差が大きいときは結露がすごいなる。

トリプルガラス(高性能複層ガラス)は確かに、値段も良いし重い。

ちなみにトリプルガラス(高性能複層ガラス)で、私が実感している点では(良い点)

1.結露しにくい(カビが生えにくい)
2.防音の性能が良い(外の音が、あまり聞こえない)
3.室内の温度を保ちやすい

ちなみに複層ガラスの家に住んでいて、結露で困っている方にお勧めなのが

『内窓』

これをつけて二重窓にすることでトリプルガラス(高性能複層ガラス)に近い状態になると私は感じました。
複層ガラスに内窓設置→トリプルガラスの近い状態(体感)

もちろん、「床、壁、天井に入れた、断熱材の種類によっては
「全然、トリプルガラス(高性能複層ガラス)に近くないじゃん」っていうオチになるかもしれないです。

ここで、もう言ってしまいますが、サッシだけを良くしても意味がなくて、
家全体を総合的に「性能の良い状態にすること」が大事。

この件に関しては、建築士さんと実際に家をたくさん作ってきた大工さんが詳しいと思います。

6.外部面に木枠サッシにしたこと

これは失敗というよりは、検証結果を見たくてやりました。

比較対象は、「複層ガラス」

「そんなことしなくても結果が分かるのでは?」
と言われそうですが、どうしてもやってみたくて。
自分の目で確かめたくて。

結局何を見たかったか、というと「結露」です。

複層ガラスと比べてどのくらい結露するのか。

結果は「結露が凄すぎてガラスの下にタオルを置きっぱなし」にしていました。毎日タオルの交換が必要で、1日交換しないとタオルが黒くなってカビが生えてきました。

絶対同じやり方はしないほうがいいです(超おすすめできません)

【こうすべきだった】

寒暖の差が激しい地域では
「複層ガラス」、理想的には「トリプルガラス(高性能複層ガラス)」
がおすすめです。

「5.サッシは複層ガラス(2重サッシ)」のところでも書きましたが、「複層ガラスでも結露なるし、寒い」という方は『内窓』がおすすめです。

2024年も内窓の補助金が出てるかもしれないので、知り合いのサッシ屋さんや大工さんに相談してみることをおすすめします。

補助金を使うリフォームは人気があり、国の予算がなくなると終了してしまうので、内窓設置を考えている方は、サッシ屋さん、または大工さんに相談してみて。

わざわざここまで読んでいただき、ありがとうございます。

少しでも、あなたのお役に立てれば幸いです。

本当にありがとうございます。

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いつもありがとうございます。

                                                                 ありがとうワールド     及川真吾




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