置かれた場所で咲かないでください、なんとなくなら
先日、後輩から誘われて、大学時代に所属していた男子バレーボール部の練習に行くことにした。卒業から7年がたち、体はなまりなくりである。正直、バレーボールができるかどうかさえ怪しい。びくびくしながら体育館に足を踏み込んだ。
体育館に入ると、現役の部員たち12、3人が練習に励んでいた。非常に真面目な印象を受けた。裏を返せば自分たちの代に比べて、なんとなく大人しい印象を受けた。体育館に入った瞬間に矢のように飛んでくる挨拶に迎えられるかと思ったが、「誰だろう?」という戸惑いの目線を向