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豆乳スープが絶品! 東京で味わう台湾式朝ごはん「東京豆漿生活」

東京・五反田には、今注目の台湾式朝ごはんの専門店があります。その名も、東京豆漿生活(トウキョウトウジャンセイカツ)。

毎日お店で手作りしているしぼりたての豆乳を使った豆乳スープや、焼き立ての台湾パンがこのお店の名物で、おいしい台湾朝ごはんを求める人たちで毎朝開店前から行列ができています。早起きして、並んでもわざわざ食べに出かけたい、そのおいしさの秘密をご紹介します。

台湾式朝ごはんってどんなもの?

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2019年2月のオープン以来、グルメな人たちの間で注目を集めている台湾式朝ごはん専門店「東京豆漿生活」。JR五反田駅から徒歩約5分のところにあるこじんまりとしたお店ですが、朝8時の開店時間の前から毎日行列ができるほどの人気店です。

読み方は「トウキョウトウジャンセイカツ」です。豆漿(トウジャン)は豆乳の中国語で、その名の通り、毎日しぼりたての豆乳や、豆乳を使った料理がお店の看板メニューになっています。

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入り口にあるのはノスタルジックな雰囲気のかわいらしい看板。台湾をモチーフにしたイラストが描かれています。お客さんは近所の人だけでなく、台湾好きな女性やカップルなどがはるばる遠方から訪れることも多いそうです。

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画像提供/台湾伝統豆花専門店「東京豆花工房」

店主の田邊与志久さんは、神田にある都内初の台湾伝統豆花専門店「東京豆花工房」の店主でもあります。朝ごはんを大切にしている台湾では、外でしっかり食べる食文化があります。日本でも台湾式の朝ごはんを提供したいと思ったのが「東京豆漿生活」をオープンしたきっかけだそうです。

「東京豆漿生活」では、豆漿(トウチアン/豆乳)や豆乳に合う油條(ヨウティアオ/揚げパン)、蛋餅(タンビン/卵焼き)、焼きたての酥餅(スーピン/台湾式パン)など、台湾で日常的に朝ごはんとして食べられている朝食メニューを楽しむことができます。すべてお店で丁寧に手作りしています。

毎朝お店でしぼりたて! こだわりの豆乳が絶品

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店内に入るとまず目につくのが、「豆漿製造室」と書かれたガラス張りの部屋。ここで店主の田邊さんは、厳選された国内産大豆を使って、毎朝豆乳をしぼります。消泡剤不使用、無調整で安心!

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豆乳メニューの種類は全部で7種類あります。豆乳(ホット、アイス)、黒糖豆乳(ホット、アイス)、胡麻豆乳(ホット、アイス)、そして塩気のある温かい豆乳スープ(ホットのみ)です。豆乳はほんのり甘い味で、好みで甘さを調節することもできます。

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なかでも一番人気は、鹹豆漿(シェンドウジャン/豆乳スープ)。干しエビやネギ、大根などの具材を入れ、酢とラー油で味付けすることで豆乳がおぼろ豆腐状になり、豆乳の甘味を感じるやさしい味です。上には油条(揚げパン)がのっています。

皮がサクサク! 焼き立ての台湾パンがずらり

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店内で焼き上げた台湾の伝統的なパンもお店の手作り。ラードを混ぜて焼いているので、サクサクとパイのような食感になっています。種類も甘い物から塩気のあるものまで豊富に揃っていて、どれを食べようか迷ってしまうほど。

ちなみにパンは売り切れ次第終了です。お昼になると売り切れるものもあるので、お目当てのパンがある場合は、開店時間を狙っていくのがおすすめです。

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豆乳スープに合うのは、やはり焼餅(シャオビン)。上には黒ゴマがたっぷりかかっています。焼餅は具材を挟んで食べるのが一般的ですが、そのまま食べてももちろんOK。具材は揚げパンまたは卵焼き、または揚げパン+卵焼きの両方を挟んで食べてもとてもおいしい!

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横から見るとこのような感じです。焼餅の中に揚げパン、パン in パン!?という不思議な組み合わせですが、食感も味も違うので、一緒に食べると新しいハーモニーが生まれます。豆乳スープとも抜群の相性!

具がぎっしり! パンはテイクアウトもおすすめ

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一部のパンは日持ちするので、テイクアウトして自宅で楽しむのもおすすめです。日持ちするパンとしては、黒ゴマの入った胡麻餅、ピーナッツの入った花生餅、小豆の入った紅豆酥餅などの甘いパンがあります。これらは常温で2日程度日持ちするそう。

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上の写真のネギと豚肉の入った葱肉酥餅、ニラと卵の入った韮菜酥餅、大根と春雨が入った春雨蘿蔔絲酥餅など、惣菜系パンは日持ちしないので、テイクアウトしても当日中に食べましょう。

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パンにはぎっしりと具材が詰まっています。試しに切ってみると、そのボリュームに驚きます。たっぷり入った具材は、くどいところは一つもなく、ほんのりとした甘さと素材のおいしさが感じられて、いくつでもぺろりと食べられそうです。

土・祝日は整理券が配布される

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いつも多くのお客さんで賑わう「東京豆漿生活」。列に並ぶのは覚悟したほうがいいですが、テイクアウトのみのお客さんもいたり、朝ごはんを食べたらサッとお店を出る人が多いため、行列の長さの割には待ち時間の長さは気にならないかもしれません。

混雑状況は日によって違いますが、連休明けや雨の強い日は比較的入りやすいそう。また、土曜日と祝日のみ整理券が配られます。呼び出し状況が携帯の画面から確認できるので、列に並ぶ必要がないのが嬉しいですね!

東京豆漿生活の基本情報

住所:〒141-0031 東京都品川区西五反田1-20-3
電話番号:03-6417-0335
営業時間:月~土8:00~14:00
※売り切れ次第終了
定休日:日
アクセス:JR五反田駅から徒歩約5分

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