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古酒ワインセミナーVer.2@人生を豊かにするワイン

こんにちは!オーレジャパンです。
UCCコーヒーアカデミーさんにて開催しましたワインセミナー『山のチーズとともにワインとペアリング体験』記事の第二弾をお届けします。

本日の記事では、当日のセミナーでもお伝えしました基本的なワイン知識をお伝えします。


ワイン品種の特徴を五感で感じる

ブドウの品種が世界にどれだけあるかご存じでしょうか?

なんとその数10,000種以上です!
そのうち、ワイン用のブドウは800品種となっています。

食用ブドウとワイン用ブドウの違いは<粒の大きさ>と<果皮の厚さ>にあります。

食用ブドウ:粒が大きく、果皮が薄い
ワイン用ブドウ:粒が小さく、果皮が厚い

よく使用されているワインブドウの品種を並べると以下のようになります。

白ブドウ:シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、リースリング、甲州
黒ブドウ:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラー、ピノ・ノワール

どれも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

よくある誤解として「白ブドウからは白ワインができて、黒ブドウからは赤ワインができる」ということがあります。

白ブドウと黒ブドウ

白ブドウ:果皮は緑色、果実も緑色
黒ブドウ:果皮は青紫色、果実は緑色

皮をむいてしまえば、どちらも緑色なんですね。
なので、白ワインはどちらからも造ることが可能で、赤ワインは黒ブドウから造られることが基本となります。

ちなみに白ブドウを赤ワインのように造ると「オレンジワイン」(オレンジが入っているわけではないですよ!)ができ、黒ブドウから果皮や種をとって果汁のみを熟成させると「ロゼワイン」になります。
※ロゼワインの製法は様々あります

なので、ブドウの色だけでなく、製造方法の中で「果皮」「種」をどのように使用するかがワインの種類の決め手となっています。

当ワイン会・ワインリストのブドウ品種

今回のワイン会では、白ブドウはソーヴィニョン・ブラン、黒ブドウはピノ・ノワールを使用しました。

ソーヴィニョン・ブランの特徴

ソーヴィニョン・ブランは、フランス発祥の優雅で芳醇なワインを生み出す優れたブドウ品種です。
その洗練された風味は、シトラスフルーツの爽やかな香りと繊細なハーブのニュアンスが調和し、口に含むと爽やかでフルーティーな印象が広がります。

独特のミネラル感とバランスが絶妙で、特に白ワインの製造に適しています。
ソーヴィニョン・ブランのブドウは、冷涼な気候で最も良く育ち、世界中のワイナリーで愛されています。

ピノ・ノワールの特徴

ピノ・ノワールは、繊細かつエレガントなワインの代表格で、フランスを中心に広く栽培される赤ワインの代表格です。
その特徴的な風味は、赤いベリー類の香りが溢れ、スパイスや大地のニュアンスと調和します。

軽やかで柔らかなタンニンと酸味が、上品な口当たりを生み出し、長い余韻が楽しめます。
特にブルゴーニュ地方で栽培され、異なる土壌と気候によって多様な表情をみせます。

その繊細な味わいと複雑さから、多くのワイン愛好者に愛され、高い評価を受けています。

まとめ

UCCワインセミナーの記事は以上となります。
このような素敵な場を提供いただきましたUCCコーヒーアカデミー様に、心から御礼申し上げます。

UCCコーヒーアカデミー様では、連日様々なセミナーを開催されています!

もちろんコーヒーに関するセミナーが主ですが、ときどき1Dayでのワインセミナーもありますので、ぜひチェックしてみてください!

皆様のワインライフに、少しでも彩りを添えられたら幸いです。

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