![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128070119/rectangle_large_type_2_ab32d71c18f0a738ea8eaee54f772df5.png?width=800)
歌集『櫻さくらサクラ』(大湯邦代氏)を読む。
歌集『櫻さくらサクラ』(大湯邦代氏)を読みました。
本の紹介
2017年刊行の大湯邦代氏の第六歌集です。
普遍性のある短歌が多いためか、内容が全く古くなくて、読み返しても面白い歌集です。
黒い表紙に櫻の花びらが映える
シックな装丁の一冊です。
五首選
歌集の前半の櫻の連作から一首と、
他に好きな短歌をご紹介します。
生いて櫻大樹は芽吹くなく夕くれないを総身にまとう
オーイ雲よ風よ飛行機よわたしに夢のひとひらなりと
通販の酒名「百年の孤独」「千年の眠り」 ああ長寿国
母さんを独り占めしたっけ深川伊勢屋氷いちごに唇染めて
高窓が開くや素早く屋根へ飛ぶ猫とこの身を取り替え見んか
リンク
↑Amazon
↑出版社公式サイト・コールサック社
最後までお読みいただきありがとうございました。 もっと面白い記事を書けるように日々頑張ります。 次回もお楽しみに!