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ブログに書けない【最新エロデータ】「コロナとセックスライフ」「セックス不況」「ワンナイトが好きな男の顔の特徴」

というわけで、「ブログには載せられないエロ研究」の2021年11月版です!さっそく見ていきましょうー。


▼コロナでセックスライフが「向上」したカップルの特徴とは?

「パンデミックで性的欲望やセックスライフが向上したカップルの特徴は?」みたいなデータ(R)が出ておりました。

今回のパンデミック・ロックダウンに伴う日常生活の急激な変化によって、メンタルの悪化や運動量の減少といったネガティブな影響は多く報告されていますが、恋愛関係に関しても例外にあらず。ライフスタイルの変化によって、性欲が減退したり、全体的なパートナーとの関係や性的な関係が悪化したって報告は結構多いんですよ。

もっとも、同じ時期に、一部のカップルではむしろ関係性が改善・向上し、性的欲望も増加していたというデータもあって、そこのところ何が原因なの?ってのを調べたというわけです。


具体的には、現在パートナーのいる18~69歳の大人303人(ヘテロが84.5%)を集めて、それぞれ以下のようなポイントをチェック。

■ 新型コロナの流行で生活スタイルがどのくらい変わったか?
■ 新型コロナの感染に対する恐怖や不安はどのくらいか?
■ コロナの流行前後でセックスに対する欲望はどのくらい変化したか?
■ セックスライフはよくなったか?悪くなったか?
■ パートナーと過ごしたいと思う時間は増えたか?減ったか?
■ パートナーに対する愛情や関係の満足度等はどう変わったか?


そのうえで、これらの各要素の関係を分析したところ、以下のようなことがわかりました。

■ 全体的に、生活スタイルの変化に伴って、セックスライフの質が低下していた。一方、全体的な関係の質は向上し、パートナーと過ごしたいと思う時間には変化がなかった

新型コロナの感染に高い恐怖感を感じている人に限り、生活スタイルの変化が性的欲望の向上と関連していた。感染への恐怖心が低い人は、性的欲望レベルに変化はなかった

■ そして、性的欲望の増加は、セックスライフのポジティブな変化やパートナーと過ごしたいと思う時間の増加に関連していた。もっとも、全体的な関係の質への影響はなかった

■ 以上の結果は、パンデミックに起因する不安レベルや、性別、年齢、居住地域、教育レベルといった要素を調整してもなお確認された

だったそう。要するに、「新型コロナの感染を恐れている人は、性的欲望がパンデミック前よりも向上し、それによってセックスライフもいい方向に変わった可能性がある」ということ。


周囲の環境に脅威を感じた時ほど本能的に「子孫を残そう!」と考えるのは生物として当然のことなんで、まあ言われてみればそうかもなーって感じですね。

実際、最近の別の研究を見てみても、

■ パンデミック期間中、約5人に1人は新しい玩具や体位等を試すことで性的な体験の頻度や多様性を増やしていたが、彼らの多くが新型コロナに関して高いストレスを感じていた(R

■ パンデミック前に比べて、パンデミック期間中にはコンドームを使う頻度が全体的に減っていた(R

なんて報告もありまして、コロナに対する恐怖感が一部の人のセックスライフ、ひいてはパートナーとの関係性にポジティブな影響をもたらしている可能性があるわけですね。

また、恐怖感や寂しさのレベルが上がった人がセックスライフに新たな体験を組み入れると、性生活の改善を報告する確率が3倍高くなった、なんてデータもあります。なんで、劇的なライフスタイルの変化に伴う性生活への悪影響に対してはクリエイティブな方法で対処するのがいいかもしれません。


▼【セックス不況】性行為をしない人が激増している件

「近年セックスをしないアメリカ人が急増している!」ってなデータ(R)が出ておりました。これは15~50歳の約9000人を対象にしたNSFGのデータセットを用いたもので、

■ ここ数年でセックスのパートナーがいたか?
■ どのくらいの頻度でセックスをしたか?

ってあたりを調べて全体の傾向をチェックしております。この手の調査でよく使われるGSSっていうデータセットと比較して、NSFGはより詳細な項目までチェックできている点で参考になります。


それでどんなことが分かったかといいますと、

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