見出し画像

アイロンをかけながら

ずっと羽生選手の動画を見ていました。

もともとものすごいファンだったということもないのですが、「SEIMEI」への憧れがものすごく強くあって。
映画「陰陽師」に関してはなんだかいろいろおもうこともあれど、やはりさすが野村萬斎さま。たまらんたまらんと観ていたところに羽生結弦さまの演技。

うちにはテレビがなく、オリンピックの様子も全然リアルタイムでは追ってこなかったのですが、一気にやられましてそのままの勢いで京都まで行ってきたりもしました。
晴明神社に行きたい、この人が観てきた景色を見てみたい。
その気持ちだけを持って。

とかく影響を受けやすい人間なのであれやこれやところころかわっている部分はあれど、やはり『和』や『東洋』という文化や歴史に対して今はとくに関心が高まっています。
着物を着るようになっているのもそう。

おくり化粧の現場で人前に立つ時に、恥じる自分であってはならないとおもうのです。
わたしにとっては毎日の仕事とも言えますが、故人さまにとっても遺された方々にとってももちろんわたし自身にだって一生に一度しかない時間。そんな場に立ち会わせていただいているという緊張感と礼儀、そしておもいやりをいつだって保ち続けていたい。

そう考えた時に原点に立ち返る為にというか、もともと日本人が長い間着続けていた衣装としての着物を着ることで背筋が伸びる感覚、一枚一枚重ねていきながら全体のバランスを俯瞰で観ることなど実践を通して学ぶことが本当に多くあるなと実感しています。

常にベストをもってくる強さ。
それは徹底的に自分と向き合うことから始まっているのではないかとさまざまな記事に目を通す中で考えました。比べることさえおこがましいとはおもいますが、フィールドは違えど第一線で活躍されている方々から学び影響を受けて、わたし自身もさらに精進を重ねていきます。



#おくり化粧
#おくり化粧師
#納棺
#納棺師
#おくりびと
#kaotan
#note
#blog
#コラム
#日記
#さよならのまえに
#陰陽師
#安倍晴明
#SEIMEI
#羽生結弦 選手
#野村萬斎 さま
#フィギュア
#着物
#和服
#和
#東洋


サポートありがとうございます。